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くるみ

出身・在学高校:
市立札幌開成中等教育学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:

留学中は留学の様子を投稿していたので見てみてください!DM、相談いつでも待ってます!


最終更新日:2025年02月28日 初回執筆日:2025年02月28日

実はニュージーランドは手話が公用語!

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • NZLC Auckland Campus YL English + Activities
  • ニュージーランド
  • オークランド
留学期間:
3週間
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 470,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検2級> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検2級>

留学内容

「ニュージーランドの第三公用語である手話から学ぶ日本のバリアフリー化の可能性」をテーマに、ニュージーランドのオークランドへ3週間飛び立ちました。公用語になっていることから日本と政策や価値観が異なるのではないかと思い、それらを探究しました。そのために留学前は日本で調査活動を行いました。現地では街頭インタビューや図書館で手話の認知度、公用語になった経緯、バリアフリーの充実度などを調査しました。また、聴覚障がいの方が集まるカフェに参加し、実際に手話を日常的に使用している方と交流することができました。留学中は語学学校へ通い、様々な国の生徒から手話についての話を聞きました。

留学の動機

私は将来の夢を叶えるために、自分のスキルの一つとして、より多くの人とコミュニケーションをとりたいと思い手話を独学で勉強し始めました。ニュージーランドでは公用語に手話が制定されているということを知り、このことを探究したいと思うようになりました。また、私の学校では留学に行く人が多く、先輩方の体験談を聞き私も世界に飛び立ちたい!と思い留学を決意しました。

成果

公園やお店で街頭インタビューを行い、約50人の方から回答を頂くことができました。留学前に日本で行った調査と比較し、公用語になっていても手話を知っている割合が高いとは限らないことがわかりました。しかし、駅や船乗り場では手話の案内が大きなビジョンに移されていて、日本との違いも発見しました。カフェへ参加したときには手話で流暢に話す方々を見て、私自身ももっと成長したいと思うきっかけになりました。

ついた力

挑戦する力

留学前はやろうと思っても気持ちだけで実際に行動することは少なかったと思います。しかし、留学を通して自分の探究したいこと、興味のあることについて行動することで多くの知識を得たり素晴らしい経験をすることができると気づきました。留学後は学んだ「挑戦することの大切さ」を活かし、学校のプログラムであるホームステイ受け入れやボランティアに積極的に挑戦しました。

今後の展望

留学で手話について探究したため、今後も手話の勉強を続け、より多くの人とコミュニケーションをとれるようになりたいです。また、大学でも留学に行って自分の興味についてより深く探究したいと考えています。

留学スケジュール

2024年
7月~
2024年
8月

ニュージーランド(オークランド)

平日は語学学校へ行き、午前中は英語の授業、午後はアクティビティがありました。アクティビティの時間では水族館へ行ったり山に登ったり、スケートをしたり、午後の時間が毎日とても楽しみでした。この時間でたくさんの友達を作り、仲を深めることができました。初めての海外で慣れないことも多かったですが、毎日弟と妹と遊ぶことでリフレッシュすることができました。土日は探究活動のために図書館や公園に行きました。主に行った探究活動は街頭インタビューとカフェへの参加です。放課後は語学学校近くの公園やお店に入り、スケッチブックと丸シールを持ってインタビューを行いました。公園では多くの方が積極的に回答をしてくれてとても嬉しかったです。また、図書館で声をかけた方が日本人だったということもありました。カフェは手話を勉強している人と聴覚障がい者が手話を使って交流するという場で、主に政策についてのインタビューを行わせていただきました。このカフェで実際に聴覚障がい者の方が困っていることや障がいがなくても手話を学んでいる方はその理由など多くのことを教えていただきました。

費用詳細

学費:納入総額

277,150 円

住居費:月額

191,310 円

生活費:月額

- 円

項目:航空券

153,000 円

公園で街頭インタビュー
カフェへ参加
語学学校のアクティビティ
費用詳細

学費:納入総額

277,150 円

住居費:月額

191,310 円

生活費:月額

- 円

項目:航空券

153,000 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

ニュージーランドのバスは乗るとき、降りるときに必ず”Hello”や”Thank you”と言います。日本は全員が言うわけではないため、ニュージーランドの全員が運転手に挨拶、感謝する文化がとても素敵だと思いました。また、公園やお店、図書館などインタビューをするときに快く引き受けてくれ、周りの人にも声を掛けてくれるなどとても優しい対応に感動しました。

ニュージーランドのバスから見える景色

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

私はエージェントの方に感謝したいです。留学の計画段階では最初、聴覚障がい者のコミュニティセンターに週3回ほど放課後に訪問しようと考えていました。しかし、未成年者が一人で行くことは良くないと言われてしまい、計画を変更せざるを得なくなりました。そんなとき、エージェントの方がニュージーランド手話を勉強するカフェが開催されるということを見つけてくださり、私の探究活動をコミュニティセンターの代わりにそこで行えることになりました。エージェントの方に提案していただいたおかげで素晴らしい探究活動を行うことができたためとても感謝しています。ありがとうございました!

英語が伝わらなくても勉強できるいい機会!

  • 語学力 : 英語

ホストファミリーと会話するときに、マザーがいつも早口で最初の方は何を言ってるのか聞き取ることができず、自分の英語力に落ち込んでいました。しかし、一緒に生活していくと徐々に聞き取ることができるようになってきてリスニング力の向上を感じました!また、弟や妹はこれを英語でなんて言うの?と聞くと優しくゆっくりまで教えてくれて、とても勉強になりました!飛行機や空港でも英語が分からないと質問されたときに正しく答えられなかったり迷子になってしまったりするため、空港で聞かれそうな英語やスーツケースに入っているものを英語でなんというかなど事前準備をしておくと安心でした。私が日本語を教えたり、ハウスメイトや語学学校の友達が中国語や韓国語を教えてくれたり、英語はもちろん他の言語にも触れることができ、とても楽しかったです!

留学前にやっておけばよかったこと

探究活動で手話でコミュニケーションをとるカフェに参加したのですが、ニュージーランド手話を挨拶程度しか勉強していなかったので思うようにコミュニケーションを取ることができませんでした。そのため、探究活動をするうえで、必要かもしれないということは想定以上のことを準備するべきだったと思います。

留学を勧める・勧めない理由

留学は行く前や行ってる間など、様々な困難がありますが、それ以上の達成感や得られることが多くあります!海外で自分の知らない土地で探究活動を行うことは自分のとても大きな経験になります。海外へ行くこと、公園で探究活動を行うこと、英語で生活することなど初めてのことがたくさんあり、留学中の日々が私にとって全て宝物です。

これから留学へ行く人へのメッセージ

探究活動が思うように進まなかったときなど、留学中に落ち込んでしまうことがありました。そのときに語学学校の友達やトビタテ生などに支えてもらったり、アドバイスをもらったりして試行錯誤しながら課題を乗り越えることができました!困っているときは日本の友達でも家族でも、ホストファミリーでも色んな人を頼ってください!留学は留学中の良かったことも大変なことも全部が思い出になるので毎日を楽しんでください!!