留学大図鑑 留学大図鑑

山本大貴

出身・在学高校:
徳島県立城ノ内中等教育学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:


最終更新日:2025年01月09日 初回執筆日:2025年01月09日

サッカー選手育成・イングランドDNA探究

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 徳島県立城ノ内中等教育学校
  • イギリス
  • ロンドン
留学期間:
42日
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 670,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検2級> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

サッカー強豪国イングランドのサッカー選手育成方法やナショナルフィロソフィーの「ENGLAND DNA」を探究し、日本サッカー協会(JFA)が策定した「Japan’s way」への提言を目指しました。
その探究のために、イングランドで数多くのプロサッカー選手を輩出しているサッカーアカデミーの練習現場に私自身が入り、実際に指導ライセンスを有するコーチの指導を受け、コーチと意見交換し、選手からも意見収集をしました。
調査では、英語でスムーズに意思疎通する必要があるため、ホームステイや語学学校を通じて英語力やコミュニケーション能力を向上させました。
帰国後、JFAに「Japan’s way」への提言を行うことができました。

留学の動機

私の夢は、日本サッカーを強くして、日本を感動と活気で盛り上げることです。イングランドではサッカーのナショナルフィロソフィー「ENGLAND DNA」があり、イングランド代表が強い要因の一つと知りました。そこで、イングランドの選手育成方法と「ENGLAND DNA」活用方法を探究し、日本サッカー協会が策定した「Japan’s way」に提言することで、日本サッカーの発展に貢献したいと考えました。

成果

イングランド留学をふまえ、JFAに以下の提言を行うことができました。
①「Japan’s Way」※の認知度UP
②「Japan’s Way」への意見募集
③ 指導者ライセンスの認知度UP
④ JFAのHPで選手育成に役立つコンテンツの充実
※https://www.jfa.jp/japansway/

ついた力

課題やトラブルを解決する力

留学前の準備段階や、イングランドでの留学中、様々な課題やトラブルがありましたが、それらを解決することで、解決力が身につきました。

今後の展望

私はサッカーで、①プレイヤー、②ディレクター(監督、指導者)、③(サッカーカルチャーの)クリエイターとして、国境を越えて活躍する夢を描いています。
まず、「①プレイヤー」として活躍し、次に、「②ディレクター」としてサッカーチームを指導・指揮したいです。そして、「③クリエイター」として「Japan’s way」への提言などを通じて、日本の新たなサッカー文化の創造に貢献していきたいです。

留学スケジュール

2024年
7月~
2024年
8月

イギリス(ロンドン)

イングランド留学中、下記①~④の機関で、それぞれ目的を設定して取り組みました。
① Fab Academy(サッカーアカデミー(寮):2週間):基礎スキル向上
② Kinetic Academy(サッカーアカデミー(ホームステイ):4週間):実戦スキル強化
③ FSCR(個別トレーニング:4週間):フィジカル強化
④ Tti School of English(英語学校:4週間):英語力の強化

イングランド留学中の主な気づきや、取り組みは以下の通りです。

【私自身がサッカーの練習・試合で感じたこと】
• 指導者も選手も意識が高く、積極的にコミュニケーション。
•細かいプレーにも強くこだわり、常にアグレッシブ。

【指導者に調査(5人)】
•「ENGLAND DNA」を選手育成に活用している。
•選手時代からの指導者になることを考えていた。

【選手に調査(27人)】
・サッカーを始めた平均年齢は5歳と早く、プロ志望者が多い。

【「ENGLAND DNA」 策定メンバー(元イングランドサッカー協会)に調査】
•「ENGLAND DNA」は「勝つために何が必要か」を理解し、イングランドの文化と価値観に基づく独自のサッカー哲学を作り上げたいという考え方がベース。
•「ENGLAND DNA」は発展途上であり、進化を続けている。

それ以外にも、サッカースタジアムや博物館を訪れ、イングランドのサッカー文化の歴史や奥深さを感じました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

Kinetic Academyにて
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

とにかく自分から積極的に行動すること

私は、日本サッカーを強くして、日本を感動と活気で盛り上げるという夢を持っています。しかし、その夢に向けて留学したいと考えたとき、具体的にどのような探究テーマとすべきか途方に暮れていました。
そんな中、日本サッカー協会(JFA)にホームページから問い合わせを行ったところ、面談の機会をいただくことができ、「Japan’s way」の策定や、他国のナショナルフィロソフィーについて教えてくださりました。
このとき、とにかく自分から積極的に行動することで道が開けると実感しました。
そこで、留学に先立って、小学校・中学校時代にお世話になった指導者へのインタビューや、徳島県内の高校のサッカー指導者・選手への調査を行いました。
また、イングランドでは、サッカーアカデミーでの練習・試合への参加に加えて、各チームの指導者・選手にインタビュー調査を行ったほか、「ENGLAND DNA」 策定メンバーの一人(元イングランドサッカー協会)にインタビュー調査を行いました。
そして留学後には、日本サッカー協会が策定した「Japan’s way」に提言することもできました。
今回の留学を通じて、とにかく自分から積極的に行動することで、ご縁も得られて次の道が開けてくることを実感しました。これからも、自分から積極的に行動していきます!

JFA夢フィールドにて

食事の大切さ

  • 生活 : 食事

留学中、全身に蕁麻疹が出たことがありました。その原因は、近所のスーパーで買ったお菓子を食べていたことと考えました。そのため、それからはお菓子ではなく、果物を買って食べることにし、健康的な食生活を心がけたところ、蕁麻疹がおさまりました。このことから、健康には食生活が大事だということを実感した。

留学前にやっておけばよかったこと

留学前にやって良かったことは、JFAをはじめとして多くのサッカー関係者のご意見をお聞きしたことです。その結果、自分だけでは気づかなかったことを多く知ることができました。また、学校の先生にも相談することで、より留学目的が明確になりました。
なお、徳島の名所などを入れたオリジナル名刺を準備したところ、コミュニケーションツールとして役立ちました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

トビタテ!留学JAPANは自分で留学プランを作りますので、留学前から多くの学びがありました。また、事前研修や事後研修で会ったメンバーからも多くの刺激を受けました。留学を通して、新たな視野が開けて、解決力や自信がつきました。
是非、多くの学生にトビタテ!へ挑戦し、留学してほしいです。