留学内容
「多くの人が環境問題に関心を持ち、行動を起こしてもらうにはどうすればよいか」をテーマに、ニュージーランド政府認定のエンバイロスクールという環境教育を行う現地校に行き、同級生やホストファミリーとの意見交換を通して現地の人のどのような意識の持ち方が行動力を高めているのか調査し学んだ。また、実際にペンギンの生態系保護を行う施設へ行き、具体的に保護方法を調査した。
最終更新日:2025年03月07日 初回執筆日:2025年03月07日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | 挨拶など基本的な会話ができるレベル | → | 挨拶など基本的な会話ができるレベル |
「多くの人が環境問題に関心を持ち、行動を起こしてもらうにはどうすればよいか」をテーマに、ニュージーランド政府認定のエンバイロスクールという環境教育を行う現地校に行き、同級生やホストファミリーとの意見交換を通して現地の人のどのような意識の持ち方が行動力を高めているのか調査し学んだ。また、実際にペンギンの生態系保護を行う施設へ行き、具体的に保護方法を調査した。
私は小さい頃からペンギンが大好きで、地球温暖化によりペンギンがすみかを失っていることから環境問題に興味を持ち始め、環境保護団体の主催する里山再生などの企画に参加するようになった。そこで環境保護の企画は多くあるが、人々の意識や参加が少ないという現状を目の当たりにしたことをきっかけに、どのような考えが行動を起こすのかということ興味を持ち知りたいと思った。
テーマに対しては、行動を起こせる人が多いのは学校教育による主体的な学びや地域コミュニティーによる小規模でのボランティア団体がたくさん存在していることが理由ではないかと考えた。この留学では、人生で初めて野生のペンギンに触れあい、自分がずっと夢、目標としてきたことであるペンギンの保護活動を行うことが出来た。
応援の力
私が環境問題を解決したいと思っていることに関心を示してくれたり、応援してくれる人がいたことによって最後までくじけずに頑張って行くことができた。そのため、これから先、何かに取り組み、挫折しそうになった時には周囲の人々が与えてくれる「頑張って」を大切にしながら乗り越えていきたいと感じた。
今回の留学での学びを活かして、生態系の破壊についての現状を知った時からの私の夢である「人類だけではなく動物や植物、地球に存在する全ての生き物が笑顔で暮らせる世界を創ること」を現実にするために、生態系の保護を行う職業に就きたいと考えている。
2024年
7月~
2024年
9月
現地の高校にて環境教育を学んだ。実際に実験などが多く日本のような座学中心の授業ではない主体的な学びが人々の行動力を高めているのではないかと感じた。また、現地の生徒へのアンケートを実施した。このアンケートでニュージーランドの人々の環境に対する意識について調査をした。また、地域の植樹ボランティアに参加したり、保護区へ行って観察を行ったり、町のゴミ箱や家庭ゴミの行方などを質問したり、調べたりすることで自分なりのエコ探究活動を行った。
また、ペンギンコロニーでは、ペンギンの保護を具体的にどのように行っているのかということについて施設の人に教えていただいた。保護方法についてやペンギンに関すること、仕事の意義などについての質問をしたり、自分の夢・やりたいことについて話し、意見交換を行った。また、現地校で行ったものと同じアンケートにも協力していただいた。
滞在先ではいつも、留学の目的についてしっかりと伝えていたため、環境問題についての情報があったら教えてくれたり、地域の植樹体験について学校の先生に教えてもらったり、現地にいた日本から移住している子によくしてもらって、なかなか上手に英語を話すことができないときに通訳をして助けてくれたりしたため、当初思い描いていたようにたくさんのことにチャレンジすることができた。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
留学をしたことで、いろいろな新しい考え方に出会った。日本では全部の教科を勉強するような教育が主流であるけれど、世界では自分の好きを深めていくようなのびのびした教育で、やりたいことを思う存分できる環境があるのだということが衝撃的だった。また、私がホームステイした家では友達やボーイ・ガールフレンドなど人が自由に行き来しているようなオープンな家で、これまでの私の交友関係や人に対する接し方においての考えを改めるきっかけとなった。このようにこれまでの当たり前が、当たり前に壊されていく、しんどくもあり、面白くもある素晴らしい経験をすることが出来た。
私がトビタテ留学japanを使って留学を行った理由が、留学が出来ることの魅力というよりかは、探究活動ができるということの魅力であったため、熱意だけは人一倍の自信があったので合格はしたのですが、語学力が全然ないうえ、人前で英語を話すとなると全然話せないという状況でした。留学前に英会話に通ってはいたのですが、現地に行ったときは全然聞き取れない上に、話すこともまともにできないといった状況でとても苦戦していました。翻訳機を使ったり、ゆっくり話してもらうように頼んだりと、とても迷惑をかけてしまっていました。しかし、私は少しでも多く探究活動を行いたいと考えていたので、たどたどしい英語で、一生懸命、話しをしていたら、その気持ちが伝わっていたようで、環境問題に関する情報を共有してくれたり、たくさんの施設を紹介してくれたりと、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。英語力が本当に不足しているので、本当に知りたいことをもっと深めたり、自分の伝えたいことを発信していくためにはもっと英語を勉強していくべきだったと感じた一方で、結局は、気持ちが一番大切なのだと思う。
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