ゆうな

出身・在学高校:
鴎友学園女子高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:


最終更新日:2026年04月27日 初回執筆日:2026年04月27日

イギリスで聾者の情報保障のあり方を学ぶ

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Live Language
  • イギリス
  • グラスゴー
留学期間:
3週間
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 410,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検二級(2154点)> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<ケンブリッジ英検B2(165点)>

留学内容

グラスゴーで語学学校に通いながら、複数の聴覚障がい者支援団体に訪問・取材を行いました。聾学校やNPOなど複数の団体に訪問したのは、探究テーマが「聞こえない、が生む見えない壁をなくす方法を見つける」だったので、できるだけ多くの分野において実施されている支援内容を学びたかったからです。活動を通して、聴覚障がい者への情報保障のあり方や、聞こえない子どもやその家族への支援の内容を調査しました。同じ聴覚障がい者支援と言っても、対象とする世代や支援のあり方は団体ごとに全く異なることを知ることができました。

留学の動機

きっかけは、私が中学一年生から学校の手話講習会で学んできた手話です。音声情報中心の環境では好きなコンテンツも会話も満足に楽しめないという友人の声を聞き、聾者への情報保障の課題を強く意識するようになりました。高校卒業後の進路を考える際、漠然と手話を進路の軸にしたいと考えていたこともあり、大学で専門的なことを学ぶ前に、今の環境をどう変えたいのか明確にしたいと思い、留学を決めました。

成果

スコットランドにおける聴覚障がい者支援の内容の理解を深めることができました。留学前は「教育」に注目していたけれど、探究を通じて街中にある手話案内表示や手話演劇の存在を知り、多くの聴者に手話や聾文化の存在に興味を持ってもらうためには、日常生活の中に、今以上に手話やろう者のための視覚情報を取り入れることが必要だと気付くことができました。

ついた力

恐れず行動する力

留学前の自分は、不安のあまり必要以上に失敗を恐れ、立ち止まることが多くありました。しかし、エージェントを使わない留学だったからこそ、目の前に来たチャンスを逃さないよう必死にもがくうちに、悩んでもまずは行動してみる、ができるようになりました。もちろん計画通りにならなかったことも多々ありましたが、頑張った自分を素直に認められる心の余裕も持ちながら活動できました。

今後の展望

聴者(聞こえる人)が手話や視覚情報を見る機会を増やしたいと考えています。多くの聴者に手話の存在に気づき、興味を持ってもらうためには、今以上に手話やろう者のための視覚情報を取り入れることが必要だと思います。特に、映画や演劇で、舞台手話通訳や字幕などを今以上に取り入れて、手話や聾文化に興味を持つ入り口したいです。大学でも手話を学び続けて、手話でより多くの人と関わっていきたいと思っています。

留学スケジュール

2025年
8月~
2025年
8月

イギリス(グラスゴー)

平日の午前中はグラスゴー中央駅近くにあるLive Languageという語学学校に通っていました。スコットランドに留学する日本人は少ないので、語学学校は最高の英語学習環境でした。学校では、他にも手話に関するアンケート調査も行いました。英語のレベルは生徒によるので、○✕で答えられる質問作りを意識しました。また、語学学校で親しくなったフランス人の姉妹と授業後にお出かけをしたり、お昼ご飯を一緒に食べたことも大事な思い出です。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

先生から貰ったスコットランド限定の炭酸(アイアンブルー)
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

沢山の人に助けてもらった留学でしたが、特にホストファミリーと語学学校の先生方にはとてもお世話になりました。ホストファミリーはお子さんの習い事や学校で日々忙しいにも関わらず、隙間時間に色々な場所に連れて行ってくれました。また、おすすめの観光地や資料館の場所も教えてくださり、グラスゴーを目一杯満喫することができました。お家にあるピザ窯で焼いてくれたピザの美味しさは一生忘れないし、もう一度食べたいです。
語学学校の先生方は、探究活動の相談に沢山のってくれました。訪問したい団体にアポイントを取れないまま始まった留学でしたが、交渉や計画、インタビュー練習などを手伝ってくれた先生方のおかげで、最後までやりきることができました。

映画スパイダーマンの撮影現場
ホストファミリーと語学学校仲間に折り紙の布教

笑いあり、涙あり!留学中にあった、すごいエピソード

私の留学はエージェントなしで決行したこともあり、波乱万丈でした。留学前に訪問許可が得られたのはわずか1団体。留学中も頻繁に連絡をするも、なかなか了承を得られず、このままじゃ帰国できない、と追い詰められていました。そんな精神状態の中迎えた留学最終週に、4団体から突然受入可能のメールをいただきました。今までの準備が報われた嬉しさのあまり、駅前のカフェで号泣しながら母に電話したことも今では笑い話の一つです。

早めの準備が一番大事

  • 事前準備 : 渡航手配(VISA、保険、持ち物など)

「早めの準備」ほど大事なものはないです。VISAやパスポートだけでなく、保険やSim、保護者の同意書や入国のネット申請、クレジットカードの使用練習など見落としやすい細かい準備はきりがないほどあります。トビタテ生は探究活動に追われながら準備をしなければなりません。だからこそ、留学前のTo Do Listの作成や、保護者との情報共有は、早めに済ませるべきだと思います。私自身、留学直前にクレジットカードを再発行しなければならないかも、という事態に見舞われました。結局、問題なく使用できましたが、再発行には数週間かかるので、正直焦りました。何かトラブルが起きても対処できる時間を逆算することが大事だと思います。

留学を勧める・勧めない理由

留学を勧めない理由が思いつきません。紆余曲折ありながらも留学期間を生き抜けた経験は、帰国後の自分にとって大きな自信になります。失敗しても何とかなると思える強いメンタルも、失敗を笑い話として成仏させられるタフさも留学を通して培った力です。

これから留学へ行く人へのメッセージ

助けてくれる人がきっと周りにいるので、恐れずいろいろなことに挑戦してみてください。自分の「やってみたい」に忠実な日々を過ごしていれば、留学は自ずと楽しくて充実したものになるはずです。不安としっかり向き合うことと、その不安を周りに伝えることが、留学の目標達成に不可欠で、今では帰国後の進路選択にとても役立っています。トビタテの「14日あれば別人になれます」という言葉を信じて一歩踏み出してみてください!