ませなな

出身・在学高校:
大阪府立箕面高等学校
出身・在学校:
横浜市立大学
出身・在学学部学科:
国際教養学部国際教養科
在籍企業・組織:

インドで、布ナプキンの普及に取り組むNGOでの女性自立支援活動や農村地域でのフィールドワークを経験した後、国連機関(UNAIDS India)でインターンシップを行いました。インド留学や現地での暮らし、NGO・国際機関での活動、グローバルヘルスについて実体験をもとにお話しできます。「インドって実際どう?」「国際協力に興味がある」「国際機関で働いてみたい」など、お気軽にご相談ください。


最終更新日:2026年07月23日 初回執筆日:2026年07月23日

インドで挑む布ナプキンと国際保健

留学テーマ・分野:
海外インターンシップ
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • インド npo法人結び手
  • インド
  • ガヤ・ニューデリー
留学期間:
11か月16日
総費用:
800,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 510,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
ヒンディー語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

留学では、インドで草の根の活動から国際機関までを経験し、グローバルヘルスと国際協力を多角的に学びました。まず、布ナプキンの普及に取り組むNGOで約半年間活動し、農村地域で足踏みミシンを使って自らデザインした布ナプキンの製作を村に住む少女2人に指導しました。女性の健康だけでなく、収入向上や自立支援にも取り組む中で、現場だけでは解決できない制度や政策の課題を実感しました。そこで国連機関(UNAIDS India)でインターンシップを行い、政策立案やパートナーシップ構築など国際協力の実践を学びました。草の根と国際機関の両方を経験したことで、保健課題を多面的に捉える視点を身につけることができました。

留学の動機

もともと南アジアに関心があり、大学で国際協力を学ぶ中で、現場で起きている課題を自分の目で見て学びたいと考え、インド留学を決意しました。女性の健康や教育、就労にも影響する月経の課題に関心を持ち、女性の自立にもつながる布ナプキンの普及に取り組むNGOで活動しました。その後、政策面からもインドの女性やヘルスについて知りたいと思いUNAIDS Indiaでインターンをしました。

成果

・布ナプキン製作を指導し、2人から5人の女性の継続的な収入創出を実現
・3つの農村で月経に関する調査を実施
・布ナプキンの販売促進を実施
・UNAIDS Indiaで会議・イベントの企画運営
・コミュニティ・民間団体との連携・リサーチ
・HIV/AIDS分野で若者との協働・広報
・在インド日本大使館との連携・調整

ついた力

現場を変える行動力

布ナプキンの製作指導や販売促進、農村調査、国連での会議運営やイベント企画など、自ら手を挙げて挑戦を重ねました。立場や環境が異なっても、まず行動し、周囲を巻き込みながら課題解決に取り組む力が身につきました。

今後の展望

インドでの経験を生かし、草の根の現場と政策をつなぐ国際協力に携わりたいと考えています。将来は国際機関や開発機関で、女性や若者を含む誰もが健康に暮らせる社会の実現に貢献したいです。また、日本とインドをはじめとする南アジアとの架け橋となり、グローバルヘルス分野で持続可能な協力を推進していきたいと考えています。

留学スケジュール

2025年
8月~
2025年
12月

インド(ガヤ・デリー)

2025年8月~12月|ビハール州ガヤ(NGO)
布ナプキンの普及に取り組むNGOで活動しました。農村地域で足踏みミシンを使い、自らデザインした布ナプキンの製作をスラムに住む少女2人へ指導し、その活動が5人の女性の継続的な収入創出につながりました。また、3つの農村で月経に関する調査や布ナプキンの販売促進を実施し、女性の健康だけでなく、経済的自立やジェンダー課題について現場から学びました。ゲストハウスで生活し、地域の人々と密接に関わる日々を送りました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

15,000 円

生活費:月額

5,000 円

完成した布ナプキンを干す様子
布ナプキン製作を指導する様子
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

15,000 円

生活費:月額

5,000 円

2026年
1月~
2026年
8月

インド(ニューデリー)

国連機関UNAIDS Indiaで約7か月間インターンシップを行いました。UNAIDS職員や国連機関、政府機関、市民団体、若者ネットワークなど多様なパートナーと連携し、会議やイベントの企画・運営、リサーチ、広報、コミュニティとの調整を担当しました。また、自ら日本大使館との面会を提案・調整し、日本と国連機関の連携強化に向けた意見交換の機会を実現しました。草の根では解決が難しい課題には政策やパートナーシップが不可欠であることを実感し、現場と国際機関の双方の視点から課題を捉える力を身につけました。生活はPG(ペイイング・ゲスト)単身者用下宿で送りインドの都市部での生活を送りました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

50,000 円

生活費:月額

20,000 円

オフィスでの勤務の様子
コミュニティー会議の場での様子
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

50,000 円

生活費:月額

20,000 円

スペシャルエピソード

私の転機

留学中、一番大きな転機になったのは、NGOでの活動から国連機関への挑戦を決意したことです。インドの農村で布ナプキンの普及や女性の自立支援に取り組む中で、医療や保健の重要性を実感する一方、それだけでは課題は解決せず、コミュニティや行政、多様な組織との連携が不可欠であることを痛感しました。「自分にできることは何だろう」と悩む日々の中、トビタテ!留学JAPANを通じてUNAIDS Indiaのインターン募集を知りました。農村を離れることへの葛藤は大きく、一緒に活動してきた女の子たちと別れる決断は簡単ではありませんでした。それでも、背中を押してくれた方々の存在のおかげで挑戦を決意しました。振り返ると、農村での経験も国連での経験もすべてがつながり、現場と国際機関の両方の視点から課題に向き合いたいという今の目標につながっています。

インドタージマハル

現地で学んだインドの安全対策

  • 生活 : 治安・安全

インドでは、安全対策を日常の習慣にすることが大切です。私は現地の友人から教わった「大金は持ち歩かない」「リュックは必ず最後まで閉める」「夜間は一人で移動しない」「配車アプリでは車両番号とOTPを確認する」「人混みではスマートフォンを不用意に出さない」「知らない人から食べ物を受け取らない」といったことを徹底していました。また、リアルタイムで居場所が分かるSNS投稿を避けることや、到着時に家族や友人へ連絡することも安心につながります。必要以上に怖がる必要はありませんが、現地の人が当たり前に行っている安全習慣を取り入れることで、より安心して留学生活を送ることができました。

留学前にやっておけばよかったこと

留学前にやっておけばよかったと感じたのは、お金の準備です。インドではUPIなどのQR決済が主流ですが、外国人は利用を始めるまでに銀行口座の開設や手続きに時間がかかる場合があります。私は現地で準備に苦労したため、日本にいるうちに利用できるクレジットカードやデビットカード、海外送金方法、現地通貨の入手方法などを確認しておけば、到着後の生活がもっとスムーズだったと感じました。

留学を勧める・勧めない理由

私はインド留学を勧めます。インドで多くの日本人から「やりたいことが分からない」「来れば見つかると思っていた」という声を聞きました。しかし、インドは待っているだけで答えが見つかる場所ではありません。自分から飛び込み、人と出会い、行動することで初めて新しい可能性が広がります。多様な価値観や社会課題に触れながら主体的に挑戦したい人にとって、インドは大きく成長できる留学先だと思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

「やりたいことがない」と焦る必要はありません。実は、やりたいことは考えているだけでは見つからず、行動した先で見つかることの方が多いからです。留学は、答えを見つけに行く場所ではなく、自分の世界を広げる場所です。興味が少しでもあるなら、その気持ちを信じて一歩踏み出してみてください。その一歩が、新しい出会いや経験を連れてきて、気づいたら「これをやってみたい」と思える自分に出会えるかもしれません。