留学内容
タイ・マレーシア・フィリピンの約4か月間の留学で、各国の屋台文化を調査しました。「屋台は、オーバーツーリズムによる観光客と地域住民の感情的な分断を和らげるサードプレイス"になりうるか」という問いに、屋台を訪問して観察やアンケートを行いました。その結果、屋台は地域住民の日常に根付きながら、観光客との交流も生み出せる場であると分かりました。
最終更新日:2026年10月20日 初回執筆日:2026年10月20日
語学力:
| 言語 | 留学前 | 留学後 | |
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| 英語 | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<IELTS6.0> | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル |
タイ・マレーシア・フィリピンの約4か月間の留学で、各国の屋台文化を調査しました。「屋台は、オーバーツーリズムによる観光客と地域住民の感情的な分断を和らげるサードプレイス"になりうるか」という問いに、屋台を訪問して観察やアンケートを行いました。その結果、屋台は地域住民の日常に根付きながら、観光客との交流も生み出せる場であると分かりました。
地元・奈良市では、訪日観光客の増加により、地域住民の生活に影響が及んでいると感じていました。そこで、地域住民と観光客が自然に交流できる「屋台文化」に着目しました。屋台を「人と人をつなぐハブ」として活用することで、観光客と地域住民が互いに交流し、双方が楽しめる街づくりにつながるのではないかと考え、その可能性を探るために海外の屋台文化を調査したいと考えました。
各国で屋台の利用者や店主へのアンケート、現地観察を行いました。また、私自身、留学中はほとんどの食事を屋台で済ませていましたが、ガイドブックでは分からない地域の方々の日常や情報に触れることができました。この経験から、屋台文化は食を提供するだけでなく、人と人との交流を生み出し、地域コミュニティを支える社会的な役割を担っていることを学びました。
異なる文化背景を持つ方々と関係を築く力
言語や文化が異なっても、まず自分から話しかけ、相手の故郷やおすすめを聞くのがポイントです。まずは自分から、相手への興味やリスペクトを示すことを心掛けました。アンケート調査を行う際は、あらかじめ複数の言語でアンケートを表示できるようにしておくなど、相手に合わせて伝え方を工夫するようにしました。
異なる文化や価値観を持つ人と交流し、合意形成する力をさらに伸ばしたいです。今後は、さらに視野を広げ、イベントが人々や地域にどのような影響を与えるのかを探究したいと考えています。将来は多様な人々が出会い、心を動かされるイベントを企画して、日本文化を世界に発信できるイベントプロデューサーを目指し、海外大学に進学します。
2025年
10月~
2025年
10月
タイでは大学周辺の屋台を中心に調査し、利用者20人以上と屋台店主へのアンケートを行いました。調査で話しかけた学生と仲良くなり、後日、地元の屋台を案内してもらうこともできました。さらに、空いている日には料理教室に参加し、市場の様子や現地料理について調査しました。地元の方が案内する寺院ツアーにも参加し、屋台文化を食だけで捉えるのではなく、地域の暮らしや宗教との関わりから考えるきっかけにもなりました。
滞在中はアパートの一室を借りて生活し、オーナーからも現地の屋台などを案内してもらいました。最初はタイ語でのコミュニケーションに難しさを感じましたが、アンケートや交流を重ねるうちに、自分から行動することで調査の機会を広げられるようになりました。
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学費:納入総額 87,000 円 |
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住居費:月額 60,000 円 |
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生活費:月額 40,000 円 |
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学費:納入総額 87,000 円 |
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住居費:月額 60,000 円 |
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生活費:月額 40,000 円 |
2025年
11月~
2025年
12月
マレーシアではシェアハウスに滞在しました。タイ滞在時と同様に利用者20人以上と屋台店主へのアンケートを行い、さまざまな屋台を実際に利用しながら、どのような人がどのように利用しているのかを観察しました。
しかし、マレーシアでのアンケートは警戒されて協力してもらうことが難しい場面もありました。どのように話しかけるのが良いのかを考えさせられるきっかけになりました。また、滞在先のオーナーにはとても親切にしていただき、現地の人に人気の朝食屋台へ連れて行ってもらうなど、地元の人だからこそ知っている屋台について知ることができました。
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学費:納入総額 250,000 円 |
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住居費:月額 120,000 円 |
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生活費:月額 80,000 円 |
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学費:納入総額 250,000 円 |
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住居費:月額 120,000 円 |
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生活費:月額 80,000 円 |
2025年
12月~
2026年
1月
フィリピンでは語学学校の寮に滞在し、ほか二か国のときと同様に、利用者20人以上と屋台店主へのアンケートを行いました。さらに、語学学校でのプライベートレッスンの現地民である先生との距離が近い環境を生かし、現地で人気の屋台やおすすめの店について積極的に質問しました。
学校の帰り道にある同じ屋台へ何度も通う中で、店主とも徐々に交流が生まれ、屋台について詳しく話を聞くことができました。また、語学学校の交流プログラムを通じて知り合った現地の大学生とないとマーケットに行くなどして、さらに地元の方々の声を知ることができました。
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学費:納入総額 - 円 |
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住居費:月額 - 円 |
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生活費:月額 30,000 円 |
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項目:語学学校、寮費(食費込み) 260,000 円 |
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学費:納入総額 - 円 |
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住居費:月額 - 円 |
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生活費:月額 30,000 円 |
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項目:語学学校、寮費(食費込み) 260,000 円 |
マレーシア滞在中、現地で開催された日本のコミックマーケットのようなイベントに参加しました。会場では日本のゲームやアニメを楽しむ人が多く、FF7のディレクターによる講演も行われていました。特に驚いたのは、「ゲームを英語と日本語のどちらでプレイするか」という質問に、ほとんどの人が「両方」と答えていたことです。日本の声優についても詳しく知っている人が多く、言語や文化が違っても、同じ作品を好きになり、同じ場所で楽しめることに大きな可能性を感じました。
今回の留学では、屋台が人と人をつなぐ場としてどのような役割を持つのかを調査しました。屋台では食事をきっかけに会話が生まれるように、イベントでは「好き」という共通点をきっかけに、文化や言語の違いを越えた交流が生まれます。私はこの経験から、イベントには人々を自然に集め、互いの文化を知るきっかけをつくる力があると感じました。将来は、このような「人が出会うきっかけ」を自分自身でつくりたいと思うようになりました。
今回の留学は留学先ごとに自分で滞在先を探す必要がありました。しかし、海外で数か月暮らすための家を日本から探すことは簡単ではありません。自分で必要な情報を集め、安全性や利便性を調べて比較し、決断して行動したことで、海外で生活する自信につながりました。
治安…何よりも重要です。口コミだけでなく、現地の知り合いや留学エージェントに滞在しようと思っている場所の治安を聞いてみると良いです。併せて滞在先のセキュリティもチェックしたいところです。
行動範囲へのアクセス…探究活動の範囲だけでなく、病院があるか、都心部にも行きやすいか、空港からの到着時間に向かう手段があるか…などを確認します。
Googleストリートビューで周辺を確認…『駅まで徒歩〇分』などと書かれていても、横断歩道のない4車線道路を強引に渡らないといけない…みたいな場所もあります。また、ストリートビューで見てみたら、「あれ?ちょっと治安悪いかも…」なんてことも…。
設備の確認…エアコン、Wi-Fi、お湯が出るか…などを確認します。アジア圏では『扇風機のみ』『シャワー(水のみ)』なんてこともあります。海外で安全と体調は最優先です。
未成年の宿泊が可能かどうか…必ず事前に問い合わせる必要があります。「予約の時に確認してくれなかった宿泊先が悪い!」なんていう理屈は通りません。私は滞在先には予約前に連絡し、「責任をもって施設を使う。親の承諾書も提出するが、予約可能か?」という旨を伝えました。また、いざというときのために、留学には数枚の予備の承諾書(親のサイン入り)を持参しました。
(民泊サイトの場合)オーナーの人柄、使用言語…口コミの数が多く、様々な国の人から良い評価がついているオーナーは、異文化にも理解があると思われるので、安心材料になります。また、やりとりに齟齬があるとトラブルのもとになります。
屋台でアンケートを依頼する際、最初から協力してもらえるとは限りません。実際にマレーシアでは警戒されることもありました。
もちろんしっかり調査計画を立てていくことは大切ですが、現地での予想外の反応や出会いを自ら作りつつ、活動を修正する柔軟さも大切です。
最初に訪れたタイのチェンマイではまだ要領も得ていなかったため、まずはいくつかの屋台を見て回ることに。すると大学にほど近いクレープの屋台にいつも待機列が出来ていることに気づきました。しかも並んでいるのは歳の近い若者が多く、話しかけやすそうです!。そこで私も列に並びつつ、前後に並ぶお客さんに話しかけてみると、なんと、チェンマイ大学で日本語を専攻している学生さんだそうで、連絡先を交換するほどに仲良くなりました。
また、マレーシアでは滞在先のオーナーに留学の目的を伝えたところ、現地の人に人気の朝食屋台に連れて行ってくださったり、フィリピンでは同じ屋台に何度も通ったところ、最終的に色々と話を伺うことが出来ました。交流の中から、新しい情報をキャッチできることも多く、地元の市場で材料を仕入れている屋台店主もたくさんいると伺い、当初の「屋台」という視点を広げて活動することもできました。
調査を通じて、お互いの交流が自然と始まり、自由に探究活動を広げられるのは、トビタテ留学の醍醐味の一つだと思います。
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