留学大図鑑 留学大図鑑

きよね

出身・在学高校:
清教学園高等学校
出身・在学校:
国際基督教大学
出身・在学学部学科:
教養学部
在籍企業・組織:


最終更新日:2018年10月05日 初回執筆日:2018年10月05日

パフォーミング・アーツプログラム

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ルイススクールオブイングリッシュ パフォーミングアーツプログラム
  • イギリス
  • ロンドン、レディング
留学期間:
3週間
総費用:
440,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」  - 円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<英検準2級> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

現地の語学学校のサマープログラムに参加しました。そのサマープログラムの舞台芸術のコースを選び、午前は英語の授業、午後は舞台芸術の授業を受けていました。また、ロンドンで本場のミュージカルを肌で感じたりと“舞台芸術”に深く触れることが出来た留学でした。

留学の動機

小さい頃から何かを表現することが好きで、中学時代から演劇を始め、ダンスや音楽のレッスンも受けていました。“作品を創る”ということに面白さを感じていました。しかし、高校1年頃から壁にぶつかるようになりました。自分が目指す表現とは何なのか、自分は何を表現したいのか。そんなときにトビタテの存在を知りました。「留学して答えを見つけよう」というのが動機でした。

成果

渡航前に自分が探していた答えを見つけることは出来ませんでした。しかし、自分がその答えに辿り着くためにこれから何をするべきなのか、どういった道を進むべきなのか、ということについて考えることが大事だと気が付くことが出来ました。

ついた力

負けない力

私は渡航当時、全くといっていいほど英語が話せませんでした。それゆえ授業についていくどころかクラスメイトと一緒にものごとに取り組むことにも大変苦労しました。蔑まれたり辛い思いもしましたが、必死になって食らいついていました(笑)どんな環境であっても耐える、誰かは必ず自分の努力を見てくれている、と思い頑張りました。実際、最後には皆認めてくれたのでそれが証拠かな、と思っています。

今後の展望

トビタテを終え、自分にふさわしいと思った大学を選び、そこで現在は学んでいます。今はまさに学生生活~卒業以降のプランを改めて立て直している最中です。具体的なことは未だに確定していませんが、舞台芸術を学問として捉え、学び深めていきたいと思っています。

留学スケジュール

2015年
7月~
2015年
8月

イギリス(ロンドン・レディング)

ルイス・スクール・オブ・イングリッシュで舞台芸術と英語の授業を受けました。寮生活だったため、生活面でも色々苦労しました(笑)騒音だったり、食事が口に合わなかったり…。
学校自体はレディングというロンドンに近い都市だったので近郊の有名な市街地を巡るツアーもしてくれました。世界各国から生徒が来ていましたが、日本人はひとりで本当に不安だらけでした。カザフスタンの生徒たちがとても親しく接してくれたことが忘れられません。授業で覚えていることは、演劇部所属だったため、演技中表情をコロコロ変えたら結構ウケたことかな。
学校を修了後はロンドンに数日滞在してミュージカルを観ました。ウエストエンド、本場ですね。実際に体感しないとわからないこと、ってあるな、と実感しましたね。これからの課題や、やるべきことがたくさん見つかりました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

カザフスタンの生徒たちに折り紙をプレゼントした時
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

カザフスタンの皆かな。何度も帰りたくなったけど、そんなナーバス状態の私を助けてくれたのはカザフスタンから来た皆でした。すごく積極的で困っているときは必ずといっていいほど助けてくれました。日本のアニメや漫画が人気のようでジブリの話で盛り上がったりしたのをとても覚えています(笑)中には日本語の単語が少しわかる(おそらくアニメ・漫画の影響)人もいました。仲良くなった子が休憩時間、漢字の意味を聞いてきたり書くのにトライしている姿が面白かったです(笑)ただ、ここで私はハッと気づきました。というのも、私はカザフスタンという国について何も知らなかったからです。どんな言語を話すのか、世界のどの地域に分類されているのか、全く知りませんでした。大好きな彼らのおかげで私は視野を広げる重要性に気付くことが出来ました。その後、中央アジアの歴史を世界史で学びました。彼らのことを思い浮かべながら授業を聞き、問題を解いたのを覚えています。本当に印象的な人たちでした。

カザフスタンの皆に折り紙をプレゼントした時の写真

頼れるものは頼れ、自分だけでやり遂げようと無理するな

  • 留学先探し : その他教育機関(専門学校など)

留学先選びは本当に重要ですが、同時にかなり難しいものでもあります。
私自身も最初は自力で探していましたが、個人で行うには限界を感じました。というのも、
① 英語がそこまで話せるわけではない(むしろ不安を抱えている)日本人でも受け入れてくれる②舞台芸術を学べる③イギリス というこの三つの要素すべてを満たす留学先機関を探していたからです。
結局、最終的にはBritish Councilに相談して留学先機関を紹介してもらいました。その方が個人で探すよりとても安全だし、保護者の方も安心出来ると思います。本当の本当に困ったときはこういう機関に頼ることはありだと思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

何度も帰りたくなり泣いた日もありましたが、厳しく辛い環境でも耐え抜いた経験は私にとって大きな財産になりました。留学中のたくさんの素敵な出会いにもとても感謝しています。
現在通っている大学を選んだのもこの経験がキッカケです。トビタテ生として留学したことで私の人生は変わりました。皆さんにとっての留学が有意義なものでありますように。渡航と帰国の無事をお祈りしています。留学、楽しんでください!!