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ナベ

出身・在学高校:
愛知県立時習館高等学校
出身・在学校:
名古屋大学
出身・在学学部学科:
工学部化学生物工学科
在籍企業・組織:

オーストラリアでのインターンや住居の探し方、大学生活等などオーストラリア関連ならアドバイスできます!
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最終更新日:2018年07月13日 初回執筆日:2018年07月13日

鉱業における微生物活用の可能性を探る!

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • アデレード大学
  • オーストラリア
  • アデレード・ブリスベン
留学期間:
11ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,600,000円
  • 大学独自のもの 400,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<IELTS 6.5> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

【目的】
『海底熱水鉱床開発に使える微生物技術を開発するため、鉱業の基礎知識を学ぶと同時に現場への理解を深める。』
高校生の時から海底熱水鉱床開発に興味を持っていたのですが、鉱業工学は所属大学では学べなかったため本場にて学ぶことにしました。

【内容】
交換留学先大学での授業履修及び実習旅行への参加、会社訪問、現地企業でのインターンシップなどを行いました。
また趣味と日本文化発信活動を兼ねて和楽器演奏集団に所属し、依頼を受けて和太鼓の演奏も行っていました。

【結果】
鉱山工学の単位を取得することができ、また鉱山現場に関する知見を得ることができました。
また和太鼓はとにかく楽しい思い出を作ることができました笑。

留学の動機

大学二年時に参加した海外短期研修にて自身の拙い英語でもコミュニケーションが取れることがわかった一方、いろいろと悔いも残ったことから長期留学に挑戦することに決めました。

長期留学をしたい→何しに行こう→海底熱水鉱床開発に興味あるけど鉱業の知識ゼロ→じゃあ学ぼう
という感じで留学テーマや留学先を決めています。

成果

鉱業工学の基礎知識を得たことはもちろんですが、鉱山を訪れ現場への理解を深めることができたことも大きな財産だと思っています。
また、留学を通じて遠慮「しない」力も身につきました。

ついた力

遠慮「しない」力

日本にいたころは勝手に遠慮して頼みごとができなかったり、会いに行くのを断念したりしていました。
しかし、オーストラリアでは自分から動かなければ何事も始まらず、勝手に遠慮してると本当に何もできませんでした。そんな環境だったので次第に(いい意味で)遠慮がなくなり、あたって砕けろの精神で動くようになりました。

今後の展望

留学前は海底熱水鉱床の開発に関わりたいと思っていましたが、留学後は資源そのものに興味を持つようになりました。
そのため、バイオ系の院か資源系の院か、はたまた就職かでいろいろと悩んでいます。

留学スケジュール

2017年
2月~
2017年
12月

オーストラリア(アデレード)

アデレード大学での交換留学を中心に、授業の合間や長期休暇を使って他都市への会社訪問や実習旅行への参加を行っていました。また他都市に行った際には現地にいるトビタテ生に連絡をとって観光案内をしてもらったり、飲みに行ったりしていました。

あと和太鼓演奏が趣味だったので、現地の和楽器演奏集団に所属して和太鼓演奏をしていました。

費用詳細

学費:納入総額

530,000 円

住居費:月額

110,000 円

生活費:月額

30,000 円

項目:旅行費(会社訪問等の滞在費等含む)

500,000 円

アデレード大学のキャンパス
大学の友達とケバブを食べに行った時
鉱山への実習旅行にて
費用詳細

学費:納入総額

530,000 円

住居費:月額

110,000 円

生活費:月額

30,000 円

項目:旅行費(会社訪問等の滞在費等含む)

500,000 円

2017年
12月~
2018年
1月

オーストラリア(ブリスベン)

現地の資源系企業の本社オフィスと炭鉱でインターンシップを行っていました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

30,000 円

生活費:月額

30,000 円

インターン先が運営する炭鉱にて
採掘に使われているドラグラインとの対比
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

30,000 円

生活費:月額

30,000 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

僕にとって、第二の両親(祖父母って言うと怒られるので笑)と言える方々です。
いろいろな偶然が重なって会うことができ、それから半年間ものすごくお世話になりました。
この方々のおかげで和太鼓演奏もできましたし、兄と呼べる人にも出会うことができました。
本当に感謝しています。

州最大のアジア祭にて
和太鼓練習のたびに美味しい日本食を作ってくれた向こうの母

オーストラリアでの家探し

  • 住まい探し : 学生寮

寮は現地に行ってから探すor渡航前に契約する場合も「半年契約」にすることを強くオススメします。
オーストラリアに留学された方は皆さん口を揃えて言っていますが、とにかく寮の家賃は高いです。

資金的な余裕がある場合は問題ないですが、そうでない場合は上記の手段で寮以外のところを探す方が安くなると思います。
なお、僕の場合は「2名部屋、電気代別」で月額11万で、これだけでトビタテの大半が吹っ飛びました......。
ブログに探し方も書いてあるので、時間があれば見てみてください。

僕の入居していた寮です。

自炊すれば安いけど外食すると高いオーストラリア

  • 生活 : 食事

オーストラリアの外食は非常に高く、お昼でさえ店で食べると1000円以上します。
またスーパーでは弁当は売っておらず、サンドイッチは日本のコンビニで300円くらいのものが倍近い値段だったりととにかく高いです。
ただ、野菜や肉は比較的安いため「自炊」すれば安く抑えられます。
特に野菜は~$/kgという量り売りで売られていることが多く、市内の市場ではトマトが4$/kg、にんじんは0.99$/kgで売られていました。

アデレードの台所と呼ばれるCentral Market

留学前にやっておけばよかったこと

英語の勉強はやっておいて損はないと思いますが、しなくても何とかなります。
それよりもどんな部活やサークルがあって、いつ練習しているのかとかを調べておいた方が役立つと思います。

留学を勧める・勧めない理由

僕はオススメします。
理由はいろいろありますが、日本に籠もっているだけではできない経験ができるのが一番の理由です。

これから留学へ行く人へのメッセージ

以前のトビタテポスターで「留学したことを後悔した人に会ったことがない」というのがありましたが、僕も会ったことがないです。
いろいろ大変なこともあるとは思いますが、悔いの無いよう思いっきり楽しんできてください!