留学内容
多くの国際機関が設立されているオランダのユトレヒト大学で国際法を学びました。また国際法を用いた、実際の外交現場を体験するために、在オランダ日本国大使館でのインターンシップに参加しました。
最終更新日:2018年10月04日 初回執筆日:2018年10月04日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | ネイティブレベル | → | 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル |
多くの国際機関が設立されているオランダのユトレヒト大学で国際法を学びました。また国際法を用いた、実際の外交現場を体験するために、在オランダ日本国大使館でのインターンシップに参加しました。
筑波大学では国際法を専攻していて、国際法をより重点的に学びたいと思ったことが留学のきっかけです。オランダは国際法の研究が盛んで、特にユトレヒト大学は国際法とEU法の分野で世界的にも有名な研究教育組織であり、自分の勉強したいことに取り組める最高の環境だと考え選択しました。
自分がこれまで日本で学んできた国際法の知識を、ユトレヒト大学の授業において、さらに深めることができただけではなく、大使館でのインターンシップにおいて、机上ではなく実学としてどのように国際社会で運用されているのか身をもって知ることができました。
忍耐力
授業とインターンシップの両立、また初めての海外一人暮らしだったので色々と思い通りにいかないこともあったけど、これらを乗り越えられた自分にはもう怖いものはないはず(笑)。
将来的に国際的なフィールドで働くことを考えていましたが、特にインターンシップを通じて、さらに高いレベルの言語能力や専門性を身に着ける必要があることを痛感しました。国際情勢は日々刻々と変化するものなので、その変化に対応するためにも、絶えず情報収集を行なわなければなりませんが、外交の最前線に立ち会えたことで、それをより強く実感できました。
2017年
9月~
2018年
6月
これまで筑波大学で培った国際法の知識を、ユトレヒト大学での講義において、さらに深めることができました。授業は一般的な講義形式に加えて、ディスカッションやロールプレイング形式など学生が能動的に参加する授業形態が多かったです。そのため、与えられた資料・文献だけでなく、自ら主体的に調査する必要性があり、授業時間外での予習復習にかなりの時間を割きました。当初ディスカッション等で、専門的な知識を、英語を用いて、他の学生に論理的に説明することに大変苦労しましたが、回を重ねるにつれて、上達したと感じます。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 70,000 円 |
生活費:月額 50,000 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 70,000 円 |
生活費:月額 50,000 円 |
2018年
2月~
2018年
7月
在オランダ日本国大使館化学兵器禁止条約班(CWC班)でのインターンシップでは化学兵器禁止機関(OPCW)の執行理事会や各種協議に出席し、公電用の記録作成などの業務を行いました。私がインターンシップに参加していた時期は、国際的に、シリアでの化学兵器使用問題や英ソールズベリーでの軍用神経剤を用いた暗殺未遂事件をめぐりOPCW内で緊張が高まっていました。OPCWは、締約国が国際社会における恒久的な化学兵器廃棄という共通目標について議論を交わす場ですが、政策的立場が異なる主権国家を背負った外交交渉は必ずしも協調的に行われませんでした。会議によっては、他国の発言に対して、語気を荒げ反論する場面もあり、これまでメディアによる報道を通してしか接することのできなかった、現場のリアルな姿を見られたことは非常に有意義でした。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
項目:交通費 70,000 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
項目:交通費 70,000 円 |
オランダだけではないですが、ヨーロッパといえばやっぱりサッカーです!元々サッカーをずっとやっていたので、息抜きでよくスタジアムに試合を見に行っていました。オランダは実は自転車の保有率が世界第一位なのですが、毎週末家族で地元のスタジアムに自転車を漕いで試合の応援に行っている風景はとてもほのぼのとするものでした。
オランダの住宅事情は、賃貸物件でも、家賃が高騰し、競争率もとても高いです。大学の学生寮に入れなかった自分はそんなことは知らず、のんびりと物件を探していると出発ギリギリまで家が見つからないという状況になってしまいました。オランダに留学したいと考えている方は、早め早めに物件を探しておきましょう(笑)。