留学内容
私は「ウェアラブルデバイス」と「教育」をテーマに、家庭教師AIの実現に向けた研究留学を半年間行いました。私の研究テーマは、眼鏡型デバイスやリストバンド型デバイスを利用して得られる人間の生体データを扱うというものです。日本の研究室で得られた実験データの解析手法を学ぶために、最先端の研究所にインターンシップという形で留学し、最終的には国際会議への論文提出を行いました。
最終更新日:2020年06月05日 初回執筆日:2020年06月05日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC780点> | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC780点> |
私は「ウェアラブルデバイス」と「教育」をテーマに、家庭教師AIの実現に向けた研究留学を半年間行いました。私の研究テーマは、眼鏡型デバイスやリストバンド型デバイスを利用して得られる人間の生体データを扱うというものです。日本の研究室で得られた実験データの解析手法を学ぶために、最先端の研究所にインターンシップという形で留学し、最終的には国際会議への論文提出を行いました。
この研究テーマは前例が少なく、自分の研究を加速度的に推し進める上でも、自分の分野で世界最先端の研究所で一流の研究者の方達と議論することは有意義だと考えました。
留学先の研究所では、トップを走る優秀な学生や社会人の方に囲まれ、刺激を受けました。一流の研究者は、最新の論文のキャッチアップだけでなく、開発(プログラミング)能力も秀でており、スピード感を感じました。特に情報工学の分野の進歩は図り知れず、最先端を走るために必要な力がどれほどであるかが分かりました。
英語論文の執筆力
留学中に初めて、英語で論文を執筆しました。今まで日本語で書かれた原稿をそのまま直訳するだけでは意味が通じない箇所が多々あり、苦戦しました。そんな中、留学先の研究所のメンターの方達に手助けしてもらい、良い概要の書き方、うまい単語の使い方などが身にしみて体得できました。
留学中は修士1回生の後期だったので、留学終了後、就職活動をしました。社会人になってからは、データサイエンスとサービス開発の両方を行い、留学の成果を還元できるように努めるつもりです。
2017年
9月~
2018年
2月
留学開始1週間前まで、住む場所が決まらず、最終的にAirbnbを使ってシェアハウスを始めました。同い年ぐらいのドイツの大学生と最初の1ヶ月だけ同じ家で暮らしましたが、初日に自分の留学先の研究所まで車で道案内してくれたり、買い物や洗濯の仕方を教えてくれるなど、非常に親身に接してくれました。留学開始2ヶ月目からは、残念ながらシェアハウスのオーナーが引越しする都合で家を出なければならなかったのですが、その時には新しい1人暮らし用のアパートも見つかり、何とか住居を確保できました。2ヶ月目から最終月までは1人暮らしでしたが、シェアハウスが楽しかったので、Airbnbで転々と家を探す生活スタイルでも良かったかも、と後になって思いました。
学費:納入総額 20,000 円 |
住居費:月額 80,000 円 |
生活費:月額 40,000 円 |
学費:納入総額 20,000 円 |
住居費:月額 80,000 円 |
生活費:月額 40,000 円 |
<ドイツは祝日にお店も交通機関も止まる!?>
ドイツは日本と違い、休みの日は外ではなく家で家族とまったり過ごす人が多いことも影響してか、日曜日や祝日はお店や交通機関が完全にストップします。留学の最初の祝日、家の冷蔵庫に何も蓄えがなかったので、買い物に出かけたのですが、どこもお店が閉まっており、飢え死にしそうになりました。街を彷徨った挙句、辿り着いたのがガソリンスタンドで、その中の小さなショップは開店していたので事なきを得ました。日本ではこんな事考えられなかったので、日本の良さを実感した出来事の1つです。
<アパートが入居日になっても完成していなかった!>
留学の途中で良いアパートを見つけたので引越しすることにしたのですが、入居日になっても建物が半分しか出来ていませんでした。最初の数ヶ月は、目覚ましのアラームをセットしなくても、工事の音で目を覚ましました。アパートが完成したのは自分が留学を終える頃でした。
ドイツの大学は世界的にも人気で、各国から留学生が訪れます。そのためか、大学内の学生寮は予約でいっぱいで、半年前からキープしておかなければ空きが回ってこない状態です。直前に留学が決まった人は、Airbnbなどの信用できるSNSでシェアハウス先を探すのが一つの手です。中には、詐欺師が留学を開始する前に多額の金額を口座に直接振り込むように行ってくるサイトもあるそうなので、要注意です。
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