留学内容
シュツッツガルト大学のデザインスタジオにて設計の活動を行った。ケルン市のケルンメッセ駅の敷地に対して、いかに新しい時代の乗り換え空間を作り出せるかというテーマで設計をチームで行った。建築意匠を専攻している学生3人と土木工学を専攻している学生1人でチームを組み、周辺のリサーチと他の乗り換え駅のリサーチを通して敷地に有効な建築は何かを模索した。まず、ケルン市に実施調査に行き、周辺の高低差の測定と都市計画の調査を行い、スタジオ内で発表を行い生徒同士で都市の問題点や都市計画課の意向を共有した。同時に現代の駅の調査を行い、現代の駅全般における課題と解決策を整理した。その後数ヶ月に渡って設計を行い、都市との関連や乗り換え空間の合理性、様々な法令とのすり合わせ、建築空間の質、工事の方法など様々な点から試行錯誤を行い建築の形を決めて行った。建築の構造や材料、空気環境・暖冷房に関しては専門の先生に何度も相談に行き合理的かつサステイナブルな建築を模索した。