留学内容
日本の子どもや若者が貧困に負けず平等に成長できるようなコミュニティーづくりを目指すことを目的に、スウェーデンの恵まれない子どもや移民(マイノリティー)の子どもの成長支援について学びました。具体的には、ストックホルム大学で子どもの権利や教育制度、移民問題に関する授業を履修し、知見を広げました。また現地の図書館や学童を訪問したり、高校でのボランティアを通じていろんな人たちと交流することで現地の社会制度や教育制度の実際を肌で感じることができました。
最終更新日:2020年06月15日 初回執筆日:2020年06月15日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
英語 | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC 950> | → | 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル |
日本の子どもや若者が貧困に負けず平等に成長できるようなコミュニティーづくりを目指すことを目的に、スウェーデンの恵まれない子どもや移民(マイノリティー)の子どもの成長支援について学びました。具体的には、ストックホルム大学で子どもの権利や教育制度、移民問題に関する授業を履修し、知見を広げました。また現地の図書館や学童を訪問したり、高校でのボランティアを通じていろんな人たちと交流することで現地の社会制度や教育制度の実際を肌で感じることができました。
日本の子どもの貧困率が上がっている事実を知り、この課題を解決するヒントを見つけたいと強く考えたことから子どもの子育て支援や教育制度が充実している北欧への留学を志しました。また留学することで自分と日本を客観視し多様な視点を取り入れることで、新しい価値を提供できるようになりたいと思いました。
スウェーデンのコミュニティーを通しての子どもの成長支援の取り組みや、現地の人々の考え方について知ったり、逆に移民問題などの課題にも直面していることも学ぶことができました。自分の目で見て情報収集することの大切さや多くの人とコミュニケーションをとり年齢、人種、性別を限定せず一つの問題を多様な視点からとらえることを意識するようになりました。
踏み出す、多様な視点で考える力
自分のコンフォートゾーンを抜け出すためには踏み出す勇気が必要なときがほとんどでした。踏み出してみると以前ならしなかったことができてしまったりと真の成長が実感できました。また世界中の留学生、施設のスタッフ、子どもたちなど多くの方とコミュニケーションをとる事で多様な視点で考える力も身につきました。
今後はスウェーデンで学んだことを日本の文化にあてはめながら子供の支援に携わっていきたいと思っています。また社会人になってからは、ビジネスを通して子どもが平等に成長できる仕組みやサービスを提供したいです。コミュニティーを通しても進んで働きかけるように努めていきたいです。
2017年
8月~
2018年
6月
前半はスウェーデンの教育制度、子どもの権利、教育論などに関する授業を履修。また、アカデミック英語の授業も履修し、論文やプレゼンテーションで必要なスキルを学び、実践練習しました。後半は移民・難民の教育支援、ジェンダー、多国籍社会の現状、民俗学などを学びさまざまな側面からスウェーデン社会についての理解を深めました。授業では各国の留学生やスウェーデンの現地学生とのディスカッションやプレゼンテーションを通して、他国の制度や子どもの権利に対する多様な考え方に触れることができました。スウェーデンでの永住権を持たない移民の子どもや若者に関する問題の現状と解決策について考えリサーチペーパーにまとめました。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
2017年
10月~
2018年
5月
現地の高校やアフタースクールでボランティアを行い、スウェーデンの子どもや若者と交流することで現地の社会制度や教育制度の実際を肌で感じました。移民の子どもの暮らす町にあるアフタースクールを訪問することで、移民問題などの課題にも触れることができ、移民やマイノリティーと貧困の深い繋がりを発見する機会になりました。またボランティア先では日本文化交流することも多く、子どもたちがとても興味を示してくれたことに感銘を受けました。さまざまな公共施設を訪問し、職員の方々に取り組みや考えをインタビューする活動も行いました。インターン先では英語で事務作業をする経験ができ、自分のなれない文化の中で仕事をする難しさを痛感しました。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
スウェーデンで最も印象に残っていることはフィカの文化です。フィカとはゆっくりお茶とお菓子を楽しみながら友人や家族とコミュニケーションをとる時間で、スウェーデン人がとても大切にしている習慣です。フィカしよう!と誘われることが多く、この時間を通して親睦を深めることが本当に多かったです。留学中に飲んだコーヒーの量は計り知れません(笑)時には自分たちでお菓子を焼いてお家でフィカをすることもありました。お茶を通して密なコミュニケーションをとり、相手のことをもっと知ろうという文化がとても素敵で、余暇を大切にしている習慣を日本にも取り入れたいと思いました。
いざ留学をするといろいろなハプニングに見舞われます。私は1か月経ったぐらいのときに風邪を引いて一週間ほど部屋に引きこもってしまったことがありました。当時はまだ誰かに頼るのは悪いと思っていたため誰にも言わずにただ体調が治るのを待ちました。そのせいで治りも遅く、気持ちも落ちてしまいとても辛かったです。それ以降は体調を崩したり、運んで欲しいものがあったり、スウェーデン語で何か調べて欲しいものがあったりするときは信頼できる友達に進んで頼るようにしました。お世話になった分は料理を作っておもてなしをするなど感謝の気持ちもしっかり伝えるようにしました。