留学内容
① 大学の設計の授業、セミナー、レクチャー
大学の設計スタジオでは、都市計画と建築設計の中間に位置するような「Urban Typology」を元にした設計アプローチを半年間通して学び、発表を行いました。
教授と濃密な議論を半年間繰り返し、設計を積み重ねていく行為は、母校のスタイルとは真逆でカルチャーショックを受けました。
セミナーでは「ベルリンの壁の跡」を歩いてフィールドワークし、土地の転用のされ方を調査しました。ベルリンの壁が崩壊してから約30年が経ちますが、ベルリンの壁が与えた都市構造への変化は未だに存在し、それが現在のベルリンらしい文化やライフスタイルの源になっていることを発見しました。
②現地の設計事務所でのインターンシップ
建築家として独立したばかり若手の事務所でインターンを行いました。
1つのプロジェクトに対して責任を持ち、担当していくという貴重な経験をしました。
③修士研究調査、インタビュー調査(5カ国)
卒業論文から継続して行っている「John Hejduk」に関する後期Masqueプロジェクトの実作についての調査を行いました。オスロ建築大学(ノルウェー)、AA School(イギリス)のアーカイブを訪問し、関係者へのインタビュー、オランダ・プラハに現存する実作を訪問しました。