留学内容
私は産業界に役立つプラズマ技術の研究開発をするためにドイツに3か月間研究留学しました。現地の研究グループは微粒子プラズマの研究をしており、国際宇宙ステーションに載せるための実験装置の開発を主導しているチームでした。日本で行っている研究テーマと異なるため、留学当初は微粒子プラズマについての専門知識の習得と会話についていくことで精一杯でしたが、拙い英語ながらも、積極的に議論に加わることで、専門知識に加え、発信力や多角的な視点が身に付きました。
最終更新日:2019年05月15日 初回執筆日:2019年05月15日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
英語 | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル |
私は産業界に役立つプラズマ技術の研究開発をするためにドイツに3か月間研究留学しました。現地の研究グループは微粒子プラズマの研究をしており、国際宇宙ステーションに載せるための実験装置の開発を主導しているチームでした。日本で行っている研究テーマと異なるため、留学当初は微粒子プラズマについての専門知識の習得と会話についていくことで精一杯でしたが、拙い英語ながらも、積極的に議論に加わることで、専門知識に加え、発信力や多角的な視点が身に付きました。
私は日本で半導体製造における微細加工技術プラズマエッチングの研究を行っています。プラズマエッチングの際、高周波放電中の微粒子の存在が報告されており、微粒子の発生・挙動が問題になっています。その微粒子プラズマの研究をドイツの大学では行っており、プラズマ技術における知識の幅を広げるために留学しました。
微粒子プラズマの専門知識習得に加え、Plasamakristall-4(PK-4)というプラズマ発生装置を使用して、微粒子にレーザーを照射しレーザー吸収を測定しました。その測定結果をプログラミングソフト“Python”を用いて、微粒子プラズマにおいて重要なパラメーターである電子温度と密度を算出しました。プラズマ技術の知識の幅が広がりました。
発信力
私は現地の学生と積極的に意見交換や議論を行いました。留学当初は会話についていくことで精一杯でしたが、拙い英語ながらも、自分の意見の発信と相手の意見に対しての自分の考えを伝えることに意識して取り組みました。その結果、自分自身に自信を持つことで、苦手意識なく、英語での議論や会話に参加できるようになり、自分の意見を、論理的に発信できるようになりました。
留学を経て、視野が広がりました。将来やりたいことは決まっていませんが、これから様々なことにチャレンジして幅広いスキルを身に着けていきたいです。
2018年
9月~
2018年
12月
ギーセンにあるユストゥスリービッヒ大学でプラズマ技術の一つである微粒子プラズマの研究を行いました。現地の学生と議論を繰り返し、研究を進めていきました。週に1回、同じ研究グループでミーティングが行われ、研究成果を報告し、アドバイスをもらいました。研究室のパーティーなどのイベントに参加し、積極的に現地の学生と交流しました。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
私は小学2年からサッカーをしています。また、留学先のドイツはサッカー大国ということもあり、サッカーを通じて交流したいと思っていました。現地の学生にその趣旨を伝えたところ、「今度、大学のサッカー大会があるから一緒に出場しよう」という誘いを受け、喜んで参加しました。大会に向けて放課後、何度も練習しました。そして大会当日、順調に勝ち進み、迎えた決勝戦。試合前後半でも決着がつかず、PK戦突入しましたが、惜しくも敗戦。準優勝という悔しい結果に終わりましたが、喜びあり涙ありの忘れられない思い出になりました。ドイツでサッカーは国民的スポーツであり皆がサッカー好きでした。またサッカーを通じてそれまで以上に現地の学生と仲良くなれました。
私は留学するまでに海外の学生と接点を持つため、各国の学生が参加する電子工作プロジェクトに参加しました。柔軟な発想や討論力のある海外の学生たちと共同作業を進める中で、私自身の英語力や発信力の乏しさを痛感しました。そこで、研究室の留学生と共同研究を行い、積極的に議論を交わし、拙い英語ながらも分かる範囲の文法・単語で自分の意見を伝いることを意識し、会話に慣れていきました。
ドイツへの留学ガイドを見る