留学内容
ハンセン病問題をどのように後世に伝えていくのか。日本での研究テーマです。
ハンセン病は日本のホロコーストと言われることがあります。
しかしハンセン病の歴史をどのように残していくのかという議論は日本では中々進んでいません。
そこでホロコーストの歴史に対峙し続け、今では多くのドイツに住む人にその歴史を脳裏に刻んでいます。
その手法を学ぶべくドイツの首都ベルリンに10ヶ月滞在し、フィールドワークという形で研究を進めてきました。そこでの大きな学びはベルリンの博物館の多くはただ歴史を展示し「知ってもらう」のではなく、インタラクティブなアートデザインを設置することで身体を使い体感してもらうという手法を多く取り入れていたということです。