留学内容
研究活動と講義の履修を10単位ずつ行いました。
研究は気候学の世界的第一人者であるSeneviratne教授の研究室で行いました。土壌の特性やパラメータがもつ、複数の気候モデル間のばらつきへの影響について研究していました。
講義は気候モデルや気候変動に関するものを4つ履修していました。European Climate Changeでは、観測データ、数理モデル、統計的手法を用いながら、ヨーロッパの気候変動の物理過程について学びました。筆記試験だけでなく、レポートにおいて関連論文の要約及び分析も行いました。Economics of Climate Changeでは、mitigationという観点に注目して、経済学がどのように気候変動に対処できるかについて学びました。Land Climate Dynamicsでは陸面と大気の相互関係について学びました。講義だけでなく、シンプルなシミュレーションを用いた実習や、プレゼンテーションもあり、能動的に学ぶことができました。Colloquium Atmosphere and Climateでは、大気や気候分野における世界的に著名な科学者の最先端の話を聞くことができました。