留学内容
ドイツで活動した内容は大きく分けて4つある。主に再生可能エネルギー(以下、再エネ)をメインに活動していた。私のドイツでの指導教員は再エネ普及のための団体へのアカデミックドバイザーとしての役割を担っている。
私の主な活動は、ドイツと日本の自治体が再エネの情報、技術、制度についてのノウハウを共有するプロジェクトであった。11月3,4日に福島で第一回世界ご当地エネルギー会議が開催された。これに伴って、日独代表者ワークショップがあり、日本とドイツの自治体が再エネについての姉妹都市を模索した。ここで、プログラムや招待状の和訳および受付作業を通してプロジェクトの意義やスキームを理解した。
2つ目は、持続可能発展についてのスタディツアーであった。バイオガスプラントや地域熱供給システムの見学の他に、教育施設や公共施設も訪問した。特に印象に残ったのは幼稚園での持続可能発展教育である。
3つ目は国際ワークショップでの発表であった。アジアからの参加者は私のみで、震災前後の日本の原発事情と再エネを用いた地域活性化の事例を説明した。
最後に指導教員の環境経済の授業を受けた。ドイツ国内の事情をよく説明されたが、留学生向けの授業なので他の国の事情についても知ることができた。