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ゆうな

出身・在学高校:
夙川高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:


最終更新日:2024年04月12日 初回執筆日:2024年04月12日

タンザニアで医療の実態と女性の地位を知る

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外インターンシップ
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • projects abroad
  • タンザニア
  • アルーシャ
留学期間:
22日
総費用:
700,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 310,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル<英検1級、TOEIC930点> 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル<英検1級、TOEIC930点>

留学内容

私の留学全体のテーマは医療の実態を学ぶことと女性の地位の実情を知ることでした。将来役に立てるためにも、高校生の間に自分の目で見て、実情を知りたいと思い、アフリカに3週間の留学を実現させました。タンザニアのアルーシャにある病院でprojects abroad が提供するインターンシップに3週間参加しました。

留学の動機

アフリカの医療事情や貧困の深刻さを自分で探求する、という目標を達成するために留学に挑みました。高校生である自分にとって医療の実態や女性の地位の実態を自分の目で知る機会はありません。将来志している発展途上国の医療現場について自分の目で学び、自身の目標をより具体的にし、自分の将来の夢へ近づくための徹底的な準備や探求をするするためこの留学を決心しました。

成果

アウトリーチでは、マサイの病院での手伝いや、学校へ出向いて衛生指導や性教育をしました。小学校や大学では性教育、幼稚園では歯の磨き方や手の洗い方を教えました。他の高校生と一緒に話し合い、発表の準備をしました。現地の人の健康に繋げられるような活動をすることができて、よかったです。現地のスタッフに直接個人的に医療の実態や女性の地位の実態に関する質問することで、具体的な問題点を知ることができました。

ついた力

自分で動く力

プログラムのインターンシップ活動で不満な点があった時には、自分からスタッフに言って行動するということができました。他の海外からの高校生と一緒に何を改善してほしいのかということを話し、精一杯充実できるように自分で行動できたことがよかったです。

今後の展望

この留学を通じて、3週間で得られるだけのアフリカの医療の実態や女性の地位の実情や、タンザニアの文化などを最大限吸収することができました。将来は他の人にはない知識や感覚を培っていきます。国境なき医師団の医師になり、貧困や紛争、迫害などで苦境に陥っている人を一人でも助け、寄り添います。世界中の人が生まれた環境や性別、人種を関係なく暖かいご飯を食べ、教育を受けられるような社会にするために貢献します。

留学スケジュール

2023年
7月~
2023年
8月

タンザニア(アルーシャ)

インターンシップでは私はほとんどクリニックで手伝いと見学をしていました。クリニックでは水曜日が乳児検診、木曜日に妊婦健診だったので水、木が一番忙しい曜日でした。乳児検診では体重を測り、発育状態に問題がある場合医師や看護師から指導を受けるという流れでした。該当週の赤ちゃんはワクチンが必要で、乳児検診の日は赤ちゃんの体重を測ったり注射器の準備などの手伝いをしていました。妊婦健診では妊婦さんの血圧・体重をひたすら測り続けていました。一度、屋根が落ちてきて、驚きました。健診には少なくても30人以上の赤ちゃんと母親または妊婦さんが来て一つの建物の中で待っているので本当に危ないと感じました。誰も被害を受けなかったのでまだよかったですが、どうしようもできない自分の無力さにがっかりしました。アウトリーチの際には、郊外にある病院に行き、薬の処方などを手伝いました。また、日本で友達や家族に協力してもらって作成した千羽鶴を現地の病院に届け、喜んでもらえたので嬉しかったです。ハエの大量発生による感染症がひどく、目が開けられない赤ちゃんがいて、心が痛みました。今の自分一人ではこの実態を変えられないということに気づき、将来に必ず繋げ、役に立つことに決めました。週末はサファリや滝に行き、同じ家でホームステイしている海外の高校生と一緒に沢山思い出を作ることができました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

マサイ族の訪問に行ったときに取った写真です。
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

タンザニアで出会ったスペイン出身の高校生3週間という短い時間の中で色んな苦難を乗り越え、今でも毎日連絡を取り合っています。将来はお互いの夢をつかんで、またお互いの国に遊びに行くことを約束し、早くスペインに行くことが楽しみでしょうがないです。

帰国間近に取った時の写真です。

停電

  • 生活 : 治安・安全

私が3週間過ごしていた地域は停電が多く、3日に一回ぐらいは停電しました。一度停電すると半日は復旧しないので、一番困りました。でももっと困ったのは、夜になると20度以下に気温が下がって寒いのにお湯がでず、冷水シャワーだったことが一番辛かったです。サファリなどに行くと砂ぼこりで手が通せないほど髪の毛がさばさばになったりして、どうしてもシャワーしたいときはすごく困りました。発展途上国ならではの苦難に仲間と一緒に乗り越えることができました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学に行く前は本当に成果が出せるのか、意味がある留学ができるのか、不安が多いと思いますが、どんな留学であっても、何かはかならず得て帰れるので、頑張ってください!