留学内容
イギリスのオックスフォード=ブルックス大学へ交換留学しました。学問分野は、日本の大学で学んできた国際法や社会学です。ただイギリスは実際に大量の移民やその子孫を抱えている国ですので、現実的な人権問題や移民政策を授業で行っていました。またオックスフォードの街は住民の7%ほどがイスラーム教徒であり、学生、教員、職員、運転手など様々な場所でイスラーム教徒の方々が居ました。またイベントや交友関係を通じて、イスラーム教徒の人々と先祖代々イギリスに住んできた人々の関係を伺いました。
また在日イスラーム教徒の人々で、一番人口の多い出身国はインドネシアです。つまり日本では沢山のインドネシア人が働いていることになります。だからインドネシア人が現にどのような働き方をしているのかを知りたいと考え、国有航空運営会社であるアンカサ=プラ2でインターンシップをさせていただきました。インドネシア人の価値観や性格に戸惑いましたが、なんとか乗り越えることができました。
タンザニアのザンジバルでは、長崎大学とザンジバル州立大学の方々に支えられながら、フィールドワークを行いました。ザンジバルを走る自動車の90%以上が、日本の中古車です。インド洋に浮かぶ島で、日本語をみかけたときは面白かったです。ザンジバルにおける人口の99%はイスラーム教徒の方々で、人々の働き方はイスラームと密接に関連していました。