留学内容
日本で普通に生活しているだけでは決して触れられない未知の領域で様々な挑戦をすることで、世界を知り自分について深く考えること、またそこから将来自分に何ができるのかを考えるきっかけを得ることがテーマだった。こだわっていたのは「頼らない」ことであった。自身への負荷を高め、より深い学びを得たいと思ったからだ。そのため、外部からのサポートを最小限にして活動できるようなプログラムを自分で探し出した。結果として、航空券を自分で探して一人で渡航し、現地でも周囲に全く日本人がいない中で活動を行うことができた。現地では郊外の孤児院に滞在し、子ども達と寝食を共にした。平日の午前中はボランティアとして孤児院内で簡単な教育活動を行い、それ以外の時間には子ども達と共に畑仕事や家畜の世話、アクセサリ作りをしたり、広場で遊んだりした。ボランティアに際しては、短い期間でできることが僅かであると分かった上で全力を尽くそうと心がけ、自身も最大限学べるよう努力した。普段の生活では、現地の生活をより深く知るためにできるだけ子ども達と同じように生活し、アフリカンライフを満喫した。結果として、普段は「お話」としてしか捉えられないような世界を目の当たりにしたことでもっと世界を見てまわりたいという将来への願望が生まれたのと同時に、自身の精神や能力について深く知ることができた。