留学内容
「薬学で有人宇宙開発を変える」というテーマで留学を行いました。薬学は宇宙医学という分野の中で活躍できます。私はその中でも放射線の研究を行っております。宇宙に行く際に大きな問題となる宇宙放射線を薬学の視点から防護できれば、宇宙で活動できる時間が長くなり、将来の宇宙開発がより活発になると考えこのテーマで研究を行っております。
留学ではドイツの国立宇宙機関であるGerman Aerospace Center (DLR)で研究を行いました。ここは宇宙医学の中でも細胞系を扱っており、私のやりたいことと一致したためインターンシップを行いました。
結果、実験手技や考え方だけでなく、月面の宇宙放射線量を測定したチームの方や太陽光エネルギーを利用した水素発電のチームの方など、多くの人とのつながりも得ることができました。