留学大図鑑 留学大図鑑

りの

出身・在学高校:
静岡県立駿河総合高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:


最終更新日:2024年12月25日 初回執筆日:2024年12月25日

静岡のシャッター街を変えるためには。

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • BROWNS English Language School
  • オーストラリア
  • メルボルン
留学期間:
3週間
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 470,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検準2級> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検準2級>

留学内容

平日は語学学校に通いました。語学学校のプログラムの中に、アクティビティがあるので積極的に参加して、様々な人とコミュニケーションを取りました。放課後は、街を散策して、日本とは違う日常スタイルを味わい、今までの価値観や概念をリセットし、異国の地での食事や生活、コミュニケーションの違いを実感することで、順応性を築きました。また、メルボルンにはアートの文化があり、市内には多くのアートが隠れていると事前調査でわかりました。そのような文化が人々の生活にどう影響しているのか探究しました。休日は事前に調べた、ビクトリア州立図書館、メルボルンGPOに訪れました。このメルボルンGPOは、元々は郵便局でした。歴史的雰囲気を残したリノベーションを行い、環境にもいい建物です。現在は、H&Mなどの有名なお店が数多くあるショッピングモールへと変化しています。実際に行ってみて建物の造りの工夫や、人が集まるための工夫を自分なりに考察しました。静岡にも歴史的建造物や趣がある建物が多く存在するので、メルボルンの建物の活用方法やリノベーションにより、街がどう活性化したか調べました。そのために、施設を利用した方々に魅力や感想をインタビューをしたり、私が実際に行く場所では、許可をとってから写真や動画に収めて探究活動を行いました。

留学の動機

私には「海外留学をする」ことと、「静岡の人口減少対策として、静岡のシャッター商店街を人が集まる場所にする」という夢があります。しかしどちらの夢も、実現するのは難しいだろうと諦めていました。ところが昨年、我が家にオランダの方がホームステイに来てくれました。その体験が留学への気持ちに火をつけてくれました。また、トビタテの探求活動で静岡の人口減少を解決できるのではと思い留学を決意しました。

成果

探究活動では、スケッチブックを使い、100人以上に街頭インタビューを行ったり、現地で長年ガイドをしている方にリノベーションについての情報を聞いたりすることができました。英語でのインタビューは私にとってとてもハードルの高いことでしたが、トビタテ留学では探究活動がミッションだったので頑張って取り組みました。

ついた力

行動力力

日本にいるときはいつも受け身姿勢で自分の意見を伝えることはほとんどありませんでしたが、海外での生活を始めるとすぐにその受け身姿勢がなくなっていったように感じます。また、トビタテ留学の特徴である探究活動やアンバサダー活動がミッションになっていることが高いハードルにも思い切って挑戦することができたと思います。

今後の展望

この留学で将来は「都市計画に関わる仕事に就きたい」という夢ができ、そのために「大学に進学したい」という目標ができました。今後は現地での探究活動の内容をまとめ、静岡県の人口減少問題の解決策を考えていきます。また、将来に向けてより多くの国の都市計画について学んでいくため、もっと自分の英語力を向上させたいです。そしてまた海外へ行き探究活動を行いたいと思っています。

留学スケジュール

2024年
7月~
2024年
8月

オーストラリア(メルボルン)

ホームステイで、ホストマザーと、台湾人と日本人の3人のルームメイトと一緒に生活をしました。3週間という短い間でしたが、ルームメイトとはとても大きな絆ができたできたと思います。最初はルームメイトがいるとは聞いていなくて会ったときは驚きましたが、ルームメイトがいたからこそホームシックになることもほとんどなく過ごせました。平日の語学学校が終わった後に、リノベーションやまちづくりについて街頭インタビューを行いました。知らない人に英語で話しかけることはとてもハードルが高かったけれどトビタテということで頑張って取り組みました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

長い歴史を持つビクトリア州立図書館
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

日本のことが、とても好きになった瞬間

日本の食べ物の良さに気づきました。オーストラリアで日本食が恋しくなることが多々ありました。嬉しいことに海外でもお寿司は人気があるようで、街中で多く見かけました。しかし、日本のお寿司とは少し違うように感じました。日本人にとっての日本食の重要性と海外にもある日本食の発展を知り、体験しました。

オーストラリアのおすし

現地のSIMカードを買う

  • 生活 : 携帯

私は日本からオーストラリアのSIMカードを持っていきました。オーストラリアに着いて、無事SIMカードを入れ替えられました。しかし、私の持っていったSIMカードは携帯電話が無いものでした。携帯電話は語学学校で必要になったり、ホストマザーとの連絡手段としても必要でした。そのため、ルームメイトに相談したら、オーストラリアのSIMカードを買えば携帯電話が付いていると教えてくれました。その後、無事にSIMカードを買えて解決しました。この失敗から、日本からSIMカードを用意する場合は、携帯電話がついているものかをよく見て用意することを学びました。私は、現地でSIMカードを買うことができましたが、場所によっては買えないところもあるようなので、SIMカードを買うときは注意してください。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学に行く前はたくさんの不安がありましたが、留学をしたことでの後悔は何一つありませんでした。失敗や怖かったこともたくさんあったけれど、それを超えるほどの達成感や貴重な思い出を得ることができました。新しい自分を発見するためにも、自分を試すためにもぜひ頑張ってください。