留学内容
マルタは海がとても綺麗なことで有名です。毎年世界中から多くの観光客が休暇を楽しみにマルタへ訪れます。そんなマルタの海はどうして綺麗なのか、マルタの海が綺麗な秘訣を地元の海に還元し地元を活性化できないか、と思いマルタへ留学に行きました。
私はマルタの観光客からのイメージとゴミの処理方法がマルタの海の綺麗さに関係しているのではないかと思いました。そこで語学学校に通いながら、授業のない時間にビーチへ向かい、マルタのビーチの観光客へ、
・マルタのイメージ
・ビーチでのゴミの処理方法
・マルタの海はきれいだと思うか
・日本のイメージ
の4つのことをインタビューしました。インタビュー結果は、私が予想していたものと全く異なり、観光客のほとんどが「マルタのビーチは煙草の吸殻だらけで汚い」と感じていました。
また、マルタの住宅街の道には多くの家庭ごみが放置されていました。本来なら、街のゴミが用水路に流れ、そのゴミが海に流れ出てしまうのですが、マルタはそうではなく、街のゴミが海に流れ着いている様子はありませんでした。また、マルタではリサイクル促進の取組の一環として、”BCRs”というペットボトルを一本リサイクルボックスに入れると、コンビニやスーパーで使える0.1€のクーポン券がもらえる活動が行われています。しかし、マルタの国連代表の方にお話を伺うと、「マルタの人たちはゴミの処理方法やリサイクルについての知識がないから、分別ができないし、街に一般ごみを放置していても何も気にしない」とおっしゃっていて、驚きました。
このように私の探求活動は私の留学前の先行研究が足りなかったせいで、仮説と実際の状況が全く違い、ぜんっぜん思うようにはいきませんでした!けどこれも留学にいかなければ分からなかったことだったと思います。トビタテに興味を持っている、またはこれからトビタテで留学するという方々は先行研究をたっぷりすることをおすすめします!!