留学大図鑑 留学大図鑑

yuki.F

出身・在学高校:
富山県立高岡高等学校
出身・在学校:
東北大学大学院
出身・在学学部学科:
理学研究科化学専攻
在籍企業・組織:
株式会社ディー・エヌ・エー/とまりぎ/とやまふるさと大使

スイス/製薬/とやま県/インターンについては詳しいので、悩んでいる人はぜひご相談ください!
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最終更新日:2018年03月13日 初回執筆日:2018年03月13日

世界最先端の化学研究!

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • スイス連邦工科大学チューリッヒ校/Department of Chemistry and Applied Biosciences
  • スイス
  • チューリッヒ
留学期間:
11ヶ月
総費用:
2,500,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 2,000,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル

留学内容

現地では研究室とインターン先にて薬理作用を持つ化合物の合成をテーマに取り組んでいました。学部の授業で学んだ知識が利用できる場面もありましたが、最先端の研究室で求められる知識や実験スキルはとても高く、ついていくのに毎日必死でした。しかしながら、研究室にはPh.D(博士課程)の先輩が多く在籍しており、学部生であった自分に対しても優しくサポートしてくださったおかげで、一つずつ求められるスキルを身につけていくことができたと思います。世界最先端での研究ができる日々はとても新鮮で刺激的でした。

留学の動機

自身の専門分野である化学、有機化学の専門性を高め、世界の製薬研究の現状を知ることで幅広い視野を持った研究者になるため。

成果

・交換留学先(ETHZurich)での合成研究にて目標化合物の合成に成功
・インターン先企業(Spirochem)でのR&D部門にてターゲット化合物の設計、合成に従事
・富山県ふるさと大使として、スイス/バーゼルでのBasel Life Science Weekにて活動

ついた力

一歩踏み出す力

留学前
一つの物事を決めるのにも時間がかかってしまう優柔不断さ
物事に対して中途半端で楽をしようとする姿勢

留学後
自分自身に自信を持って、物事を率先的に決めるリーダーシップ
居心地がいいではなく、やりたいことをやりきる姿勢

今後の展望

今後は製薬*ITの領域で、顧みられない熱帯病の解決に務めます。
これまでの
(1)製薬研究の経験
(2)経営戦略のビジネス経験
(3)今後社会で身につける最先端のIT技術
を活かして、創り上げたい状態に向けて、課題解決の為の活動を行っていきます。

留学スケジュール

2015年
8月~
2016年
1月

スイス(チューリッヒ)

交換留学先のErick.M.Carreira教授のもとで薬理作用を持つ化合物の合成をテーマに取り組んでいました。学部の授業で学んだ知識が利用できる場面もありましたが、最先端の研究室で求められる知識や実験スキルはとても高く、ついていくのに毎日必死でした。しかしながら、研究室にはPh.D(博士課程)の先輩が多く在籍しており、学部生であった自分に対しても優しくサポートしてくださったおかげで、一つずつ求められるスキルを身につけていくことができたと思います。
また、現地学生とともに専門分野の講義を受けたり、興味のあった生化学や経営といった異分野の授業も受講していました。
http://www.carreira.ethz.ch/the-group/people.html

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

60,000 円

生活費:月額

120,000 円

キャンパス風景
キャンパスへ向かうケーブルカー
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

60,000 円

生活費:月額

120,000 円

2016年
2月~
2016年
6月

スイス(チューリッヒ)

現地の製薬企業Spirochemにてターゲット化合物の設定および、チームメンバーとともに合成研究を行いました。アカデミアだけでなく、ビジネスライクの観点から自身の専門分野を見つめることができ、帰国後の進路選びに関しても影響を及ぼす有意義な経験をすることができました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

60,000 円

生活費:月額

120,000 円

研究風景
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

60,000 円

生活費:月額

120,000 円

スペシャルエピソード

留学中に手に入れた、今でも大事にしているもの

私が留学中に手に入れた、今でも大事にしているものは、『留学で出会った友人たち』です。
専門を極めるため、言語力を高めるために留学を決心した自分は、留学当初は人との出会いをあまり大切にしていませんでした。
留学前に出会ったトビタテ留学JAPANのみんな
留学中に出会ったETHZの友人たち、研究者の方々
帰国後もお世話になっている、大学関係者、企業、富山ふるさと大使関係者...
留学で得られた学び以上に、出会った人々と過ごした時間や経験はとてもかけがえのないものであり、今後の自分を形成する大きな欠片になっています。

最高のドミトリーメンバーと
世界各国のみんなと山登りへ

1年の留学、4年での卒業。

  • 単位・留年 : 単位互換

多くの方が留学≒留年、休学のイメージを持っていると思います。
私自身そうでしたし、留学をすると伝えたとき、理系で研究室配属も控えていたため、『留年は避けられない』と言われていました。
そんな私が4年で卒業できたTipsを書かせていただきます。
①学校の事務、関係機関にヌケがないか確認!
事務の方々も様々な手続きがあるため、ルールは完全に把握できていないはず!
と思い、学科、学部、全学、留学生課、学務...に相談したところ、特定の条件では留年なく卒業できることが判明。
②先輩や教授に相談!
帰国後の専門分野での遅れが心配だったため、半年早期での研究室配属をお願いしたり、テスト日程をずらしてもらったりなど...
先生方や教授にポジティブな理由と熱意を伝えれば、動いてくれる可能性あり(勿論ダメだと一喝されたこともあります

これから留学へ行く人へのメッセージ

海外留学への挑戦は難しいと考えているかもしれませんが、自分に自信を持って毎日前へ進めばきっとチャンスを掴めると思います。思わぬことが障壁になることもあるかもしれませんが、自分のやりたいこと、成し遂げたいことを、声を大にして伝えれば、支えてくれる、助けてくれる人たちがきっと周りにはいると思います。
海外での挑戦はきっと将来の自分を形成するための大きな一歩になると思います。
応援しています!!