留学内容
国際連合で働きたいという夢があったため、留学を通じて「開発学×ジェンダーの知識」と、「就職のためのネットワーキング」を目指して留学した。現在留学して約半年が経ったが、教授&学友との議論や、インターンシップ・ボランティアを通してどちらの目標にも近づいている。何より、学友の情熱と行動力には毎日刺激を受けて、内気な私が自分からチャンスを目指して動く、積極性がついた。
最終更新日:2025年03月03日 初回執筆日:2025年03月03日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
英語 | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEFL110点> | → | 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル |
国際連合で働きたいという夢があったため、留学を通じて「開発学×ジェンダーの知識」と、「就職のためのネットワーキング」を目指して留学した。現在留学して約半年が経ったが、教授&学友との議論や、インターンシップ・ボランティアを通してどちらの目標にも近づいている。何より、学友の情熱と行動力には毎日刺激を受けて、内気な私が自分からチャンスを目指して動く、積極性がついた。
カナダの大学で経済学の学士号を取得した後、就職か大学院に進学するか深く悩んだ。しかし、以前から持っていた国際に就職したいという夢を実現するためには、修士以上の資格が必要だと考え、進学を決意した。また、国連に就職希望ならば、数多くの傘下機関が集まるジュネーブで学びたいと考え、留学先を決定した。
ジュネーブで何よりも驚いたのは、国連が実際に身近にあることだ。授業・学生サークル・インターンシップを通じて、国連の傘下機関と複数回プロジェクトを行った。また、大学と大学院の違いを痛感したのは、協力していただいたスタッフの方が、私たちを「学生」としてではなく「研究者」として見てくださった。その信頼に応えてより深いリサーチ力と分析力に磨きをかけたいと強く感じた。
批判的思考力
私の所属する大学院に在籍する学生は、非常に情熱に溢れ、大学院や国際機関に良い意味で懐疑的である。授業や外部登壇者によるワークショップでは、質問が止まらない。その姿勢に感化され、私も資料や教授の話を、批判的思考力を持ちながら聞き、質問するようになった。そんな質問に対して、ほとんどの方が同じく真摯に応えてくださる。安心して質問できる、批判力を培える環境に入れてとても幸運だと感じている。
今後は来年提出する修士論文に向けて、リサーチクエスチョンを考えていきたい。大学院で議論が活発な移民政策についてのテーマを考えている。卒業後はさらに博士課程へ進むか、国際機関・NGOなどへの就職を目指すかまだ検討中である。
2024年
9月~
2026年
7月
2024年9月〜現在:大学院でジェンダー学の基礎について学ぶ。大学と比べてオフィスアワーを活用し、教授たちと親しくなった他、全ての授業でA以上の評価を獲得できた。また、課外活動でITCからの課題をグループで研究し、ピッチを行った。生活面では、学生寮で友達とのんびり過ごしたり、パリのリヨンに一人旅に行ってヨーロッパ生活を満喫できた。
学費:納入総額 1,360,000 円 |
住居費:月額 178,500 円 |
生活費:月額 20,000 円 |
学費:納入総額 1,360,000 円 |
住居費:月額 178,500 円 |
生活費:月額 20,000 円 |
大学院の学生サークルC4SI (Collaborate for Social Impact)が主催する、創造的思考力や問題解決能力を学ぶプログラムに参加した。このプログラムでは、コラボしている国際貿易センター(ITC)や国際移住機関(IOM)などの団体から、実際に存在する社会問題に対する解決法を6週間考えてプレゼンを行う。短い時間のマネジメント方法、リサーチから解決法を思いつく手立てなど実用的なスキルをたくさん学べた。
ジュネーブでの公用語はフランス語。そのため、ジュネーブで就職したい場合はフランス語の習得がとても重要になる。大学院ではフランス語を初心者向けに教えてくれるが、なかなか上達は難しい。しかし、スイスのような英語圏以外の国で就職したいなら、英語・日本語以外の言語を習得するのが必要になるので、フランス語と、それ以外にも多くの言語を学びたいと感じた。