留学内容
日本で多文化共生を実現するために多文化主義を掲げるオーストラリアに留学し、日本との違いについて調査しました。
現地校や語学学校でアンケートを行い、現地の生徒が多文化共生についてどのような考えを持っているか調査し、日本で行った同様のアンケートと結果を比較しました。
また、公共施設を訪問してパンフレットや看板の言語数を調査したり、移民の方へのインタビューを行ったりしました。
最終更新日:2025年08月05日 初回執筆日:2025年08月05日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
英語 | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検準2級> | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検2級> |
日本で多文化共生を実現するために多文化主義を掲げるオーストラリアに留学し、日本との違いについて調査しました。
現地校や語学学校でアンケートを行い、現地の生徒が多文化共生についてどのような考えを持っているか調査し、日本で行った同様のアンケートと結果を比較しました。
また、公共施設を訪問してパンフレットや看板の言語数を調査したり、移民の方へのインタビューを行ったりしました。
中学3年生のときに母の勧めでフィリピンに2週間ほど留学した際、日本との文化の違いに驚き、さらに自分の視野を広げるために留学を決意しました。また、「型にとらわれない人間になりたい」という自分の目標から、個性的な仲間が集まるトビタテコミュニティで多くの刺激を受けたいと思い、トビタテに応募しました。
現地校でのアンケートや授業を通して、幼い頃から多様性に対する正しい知識を身につける学校教育が大切だと感じました。また、教師の話を聞くだけの一方的な授業だけでなく、生徒自らが学んだことを発表したり、生徒同士で意見交換をしたりする機会がたくさんあることで、様々な価値観に触れ、互いの考えを尊重し合えることにも繋がっていると感じました。
自分の意見をはっきり伝える力
ホームステイ先でホストマザーが作ってくれたご飯が口に合わなかった時、気を遣って「おいしい!」と言ってしまい、毎日同じものが食卓に並んでしまいました。また、ベトナム人の友達と語学学校の昼休みにレストラン街にいった時、いつもの癖で「なんでもいいよ」と言ったら、「はっきり言わないと分からないよ」と半ば呆れられてしまいました。
今回の留学を通して、キャッシュレス社会が進むオーストラリアで生活に溶け込む機械やシステムに強く興味を持ちました。元々理系志望だったことから、再びオーストラリアに渡って現地の技術を学ぶ交換留学にも挑戦したいと考えています。
2024年
8月~
2024年
8月
Trinity Lutheran College(現地校)に2週間通いました。日本の学校と同じように朝から夕方まで授業があり、バディと共に授業を受けていました。
演劇の授業や日本語・ドイツ語の授業など、現地ならではの授業が受けられてとても新鮮でした。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
2024年
8月~
2024年
9月
International House Sydney (IH)という語学学校に3週間通いました。毎日電車でオペラハウスやハーバーブリッジを横目に通学し、美しい景観に圧倒されていました。放課後は探究活動の一環で世界遺産や図書館で資料を集めていました。
シドニーでは週ごとに交通費の上限が決められ、一定額を超えると無料になるので、放課後は毎日フェリーや電車で寄り道をしていました。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
私はフルートを吹くのが好きで、オーストラリアの大きな公園で毎朝練習していました。ある日、1人のおじさんがこちらに向かって歩いてきて、「近くで音を聞いてもいいか」と声をかけてきました。内心怒られるのではないかと恐怖でいっぱいでしたが、その方はとても親切で、譜面代わりのiPadを見やすいように持ってくれました。
その場で演奏できそうな曲を10曲ほど演奏したら、「いつかオペラハウスで演奏できるよ」と、とても褒めて、喜んでくれました。
別の日も違う方と同じようなやり取りがあり、オーストラリアの人々のフレンドリーな行動に心が温まると同時に、この国にもう一度留学したいという思いが強くなりました。
私は8月に留学予定で、前年の12月頃から留学先の現地校を探し始めました。2月にはいくつかのエージェントの説明を聞き、2校まで候補を絞りましたが、選択に迷い結論を2週間後に連絡したところ、どちらの学校も定員オーバーで入ることができませんでした。その後は様々なエージェントに電話をかけまくり、なんとか希望に合った学校を見つけ即手続きをすることができました。途中で希望の条件を妥協すれば他の選択肢もあったのかもしれませんが、自分の強いこだわりを諦めずリサーチし続けた結果、最高の学校や友達に出会い、満足のいく留学をすることができました。
短期の現地校留学は枠が少なく、一瞬で埋まってしまうので早めに申し込むことを強くおすすめします。
オーストラリアに行く前は、英語圏だから英語が不自由なく通じるものだと思っていました。しかし実際に到着すると、予想以上に訛りがあったり、会話のスピードが速かったりして全然理解できませんでした。
特に現地校では、5人くらいでおしゃべりしているとみんなが同時に話すので理解が追いつかず、孤独感にさらされたこともありました。
今思えばその時の私は、全員が話すことを理解しようと必死で、自ら発言することはほぼありませんでした。せっかく留学しているのだから思いっきり楽しもうと決意してからは、複数人での会話はキーワードとなる単語だけを聞き取り、分からなくなったら隣の友達に教えてもらいました。
完璧を求めるあまり会話をすることが苦手意識がついてしまうのはもったいないものです。
語学力は高いに越したことはありませんが、それ以上に今という時間を楽しむことが大切だと感じました。
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