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のどか

出身・在学高校:
市立札幌開成中等教育学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:


最終更新日:2025年06月11日 初回執筆日:2025年06月11日

スポーツを通じた地域活性を学ぶ!

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ILSC Melbourne
  • オーストラリア
  • メルボルン
留学期間:
3週間
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 370,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検準1級> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<IELTS 7.0>

留学内容

地域の活性化に大きく貢献しているテニスの全豪オープンの会場内で観客にアンケート調査を行いました。事前にGoogle formを作成し、10個ほどの質問を用意していました。会場では手当たり次第に観客に声をかけてアンケートに協力してもらいました。話しかけるのはやっぱり緊張しましたが、フレンドリーに承諾してくれたり、サポートしてくれたりと心温まる瞬間がたくさん記憶に残ってます!

留学の動機

小学生からテニスを続けていて、2018年に観光のついでにテニスの四大大会のうちの一つの全豪オープンを見にいったことが始まりです。この時に感じたキラキラとした雰囲気が忘れられず、スポーツが人と人との繋がりや地域の活性化にもたらす影響に感激しました。スポーツが人や社会の活性化に貢献するポテンシャルがあるからこそ、最大限にスポーツの良さを活かしたいと思ったのが留学のきっかけです。

成果

103人からアンケートの回答をもらってデータ収集ができました。回答をグラフにして視覚化しました。高齢者でも会場に足を運んでいたり、3回以上きているリピーターもアンケート回答者のうちの25%にのぼることがわかりました。さらには、テニスを一度もしたことがない観客が全体の約40%を占めることにも驚きました。テニスに馴染みのない人でも何度も来て楽しめるイベントであることを実感しました。

ついた力

今を楽しむ力力

留学に行けることは当たり前ではなくて、自分の努力はもちろん、周囲の人にたくさん支えられた中で掴めるものです。慣れないことや不安に思うこともありましたが、その場でしか経験できないことをとにかくしようと思いながら3週間過ごしました。与えられた状況を楽しみ、与えられていない状況も満喫することの大切さを実感できたし、実際に今の状況を楽しもう!マインドの大切さを実感しました:)

今後の展望

留学をして、スポーツを通じた社会貢献の良さを再認識できたため、今後は大学で社会学を学んで社会の中でのスポーツの位置付けやあり方の研究を深めたいなと考えています!

留学スケジュール

2024年
1月~
2024年
1月

オーストラリア(メルボルン)

2024年1月〜2024年1月

〈語学学校〉
ILSC Melbourne(語学学校)に3週間通いました。午前中は授業を受け、午後は語学学校の放課後アクティビティに参加したり、探究活動を行うためにメルボルン・パークに足を運んでいました。語学学校のクラスは、グループワークを基本とした授業体制で、たくさんのディスカッションを行えてとても充実していました。毎週木曜日と金曜日には、せっかくなのでAussie slangのクラスを受け、オーストラリアならではの英語を学べる貴重な機会でした!放課後アクティビティはほぼ毎日あり、卓球トーナメントや、ナイトマーケット散策、ケーキ作りなど誰でもウェルカムな雰囲気でした。

〈探究活動〉
メインの探究活動は、テニスの全豪オープンが開催されているメルボルン・パークで行いました。最初に会場に入った時には一人でアンケートをとることが不安でしかなく、正直逃げ出したい気持ちでいっぱいでした。ですが、大きな支えになってくれたのが語学学校の友達です。テニス好きという共通点から、一緒になってアンケートへの協力を会場内の観客に促してくれました。友達のおかげもあり、100人以上の回答を集めることができました。何回会場に足を運んでも、心臓ドキドキでしたが、探究活動を応援してくれる人が本当に多くてそれが活動の支えになりました。最後の方には、今聞かないと絶対後悔する!と自分に言い聞かせて積極的に行動できました。

〈アンバサダー活動〉
・日本のお菓子を持っていきました!抹茶のチョコレートやわさび味のお菓子が人気でした。また、出身が札幌ということもあり、地元ならではのお菓子を持っていくと珍しがられてホストマザーに喜んでもらえました。
・マザーの孫が頻繁に遊びに来ていたので、一緒に折り紙をおりました。日本の伝統的で可愛らしい柄の折り紙に興味津々でした!
・日本の文房具も世界で普及してきているとはいえ、語学学校のクラスメイトにあげたらとても喜んでくれました。フリクションのペンは特に多くの人が初めて使ったらしく、大人気でした。
・語学学校の休み時間にクラスメイトの名前に漢字を当てはめて書くという遊びをしていました。漢字の見た目だけでもかっこいいみたいでとても喜んでくれたことを覚えています。

〈ホームステイ〉
ステイ先は語学学校を通じて決めました。語学学校を通したので安心して受け入れ経験豊富なホストファミリーの家に受け入れてもらえました。基本は60代のマザーがひとり、週末には離れて暮らすパートナーのファザーが遊びに来るというかたちでした。私が到着した次の日にコロンビアからの30代の留学生も来て、基本は3人で仲良く1日の出来事とか異文化交流がディナーの時間に毎日できて充実していました。朝食はステイ先の材料を使って自由に各自が作り、夕食と休日の昼食はマザーが毎晩作ってくれました。平日の昼食は、自分で近所のスーパーマーケットに買い出しに行き、自分で準備しました。私は、毎朝語学学校で食べるためのサンドウィッチとフルーツを持っていっていました。
ファミリーにも一緒に滞在していた留学生にも恵まれてほんとに快適に3週間過ごすことができました。お別れのときは離れたくなくて泣きました:(それだけ素敵なホームステイでした!

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

大歓声に包まれ、満員の観客が見守る試合は感動的でした
出発の朝はコロンビア料理のアレパを一緒に作りました
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学中に、自分を勇気づけてくれたモノ・コト

私がステイ先についた次の日に留学生が1人来ました。私の親と同じような年齢のコロンビアから来た人でした。すごく明るくて気さくに話せる人で、すぐに打ち解けて2人で散歩にもよく行きました。実は、その女性は私と同い年の娘を数年前に亡くした悲しい過去を持っていました。涙ぐみながらそのことを話して、辛い中でも笑顔でいて、英語を一生懸命に身につけようとする向上心の塊のようなこの人と出会えたことが心の底から良かったと思いました。
 私が帰国する前日に2人でGreat Ocean Walkに日帰り旅に行きました。天気に恵まれ、景色も最高に美しくて、その人と一緒に旅ができて、忘れられない日になりました。
1日1日を必死に一生懸命生きて、自分がやりたいことを見つけていく姿がほんとにかっこよかったです。彼女にたくさん勇気づけられた留学でした。

出発前日に2人でGreat Ocean Walkに行きました

勉強しといて損なしの語学力

  • 語学力 : 英語

平日の夜は、授業で習った内容を復習したりよくできなかったところを毎日見直してました。それだけでも留学の価値が十分にありますが、わたし的にやってよかったと思うのは授業や家で英語をインプットするだけでなくてアウトプットをたくさんしたことです。母国語である日本語があまり通じない場所でいかに英語で自分が伝えたいことを伝えられるかはアウトプットしないとわかりません。絶対に語学力を高めて損なんてありません!しっかりスキルを身につけるほど自分の自信につながって、恐れずに人とコミュニケーションができたり、現地で言語の壁を感じずに生活を満喫できると思います。

留学を勧める・勧めない理由

圧倒的に留学を勧めます!留学をすると素敵な出会いがあります。ホストファミリー、シェアメイト、語学学校の友達などは留学に行かないと出会えない存在です。私が1番留学の価値を感じたのは自分の自信になることでもあります。異国の地で1人で生活できたことは大きな意味があると思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学への一歩を踏み出すのは全然簡単なことではなくて、すごく勇気がいることです。うまくいかないことも少なからずあります。だけど、勇気を出して留学に行くことで得られるものはほんとに想像以上のものです!ありきたりなことしか言えませんが、留学に行ける可能性があるなら行く以外の道はないと思います!必ず自分の成長につながる経験になるはずです。