最終更新日：2025年12月19日 初回執筆日：2025年12月19日
語学力：
| 言語 | 留学前 | 留学後 | |
|---|---|---|---|
| 英語 | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル＜英検準２級＞ | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル |
テーマ『海外で再発見する日本武術「剣道」の魅力と日本理解につながる発展の可能性を探る！』
剣道の魅力を広げるためには、一体どれくらいの方に剣道が知られているのか、またそもそも日本武術(柔道や弓道など)を知っているのか現地の方の声を聞こうと思いました。
また、海外の方がなぜ剣道を始めようと思ったのかを知ることで、そこに隠れた剣道普及のポイントや海外の方から見た剣道のよさ、日本の良さを見つけられると思いインタビューを行うことを決めました。
インタビューでは
①剣道未経験者にインタビュー(街頭インタビュー&語学学校の友達にインタビュー)
②剣道初心者の方にインタビュー というかたちで行いました。
また、普段の稽古に加えて、剣道の良さを自分で伝えるために初心者の方に稽古をつけさせていただきました！
週５で現地の方と剣道を通してふれあい、探求を深めていきました。
「トビタテ留学」ってかっこよくないですか？
剣道部の大好きな先輩が学校の留学説明会で、自由に探求したいことを深めて行く姿や、その成果をみんなに堂々と話している姿がとてもかっこよくて憧れ、トビタテにチャレンジすることを決めました。
中３のときの自分は特になりたい職業が明確にあったわけではなかったため、好きなこと、頑張っていることで留学しようと思いました。それが剣道でした。
インタビューでは剣道未経験者の方から約20人ほど、剣道初心者の方20人ほどから回答を得ることができました！
また、日本の良さを伝えるという活動では、ホストファミリーといっしょにお好み焼きを作ったり、折り紙を作ったり、お土産を渡したりなど積極的に関わりをもつことを意識して生活できました。
沢山の方と交流することで、日本の良さを伝えるだけでなく、相手の国の魅力もたくさん知ることができました。
行動力
留学では沢山の壁にぶつかりました。特に言語の壁が大きなプレッシャーとなりました。
でも海外に一人で留学をしたので、身の回りの頼れる日本人がほとんどいなく、電車を乗るときにも、買い物をするときにも、自分から行動する力がなければ何もできないという極限まで追い込まれた状態にありました。だから、「ここまできたら怖いものなんてない。もう全力でやるしかない！」と振り切って行動する力がつきました。
剣道留学を通して、人とのつながりの大切さや、相手を思いやる気持ちを学びました。つらい時にそばで支えてくれる人の存在が、どれほど心強いかを知り、私もそんな存在になりたいと思うようになりました。高校では勉強と剣道の両方に一生懸命取り組み、将来は人の心と体を支えられる看護師を目指していきたいです。
2025年
8月～
2025年
8月
オーストラリア シドニーへ剣道留学しました。現地で剣道を行うこと、剣道をやっている方たちと出会い、日本の剣道との違いや共通点を見つけること、剣道に対する意識や期待を探ることを目指しました。
留学先では、週３日はシドニー大学の剣道部に、週２日は地元の剣道道場に通いました。剣道道場では現地の稽古メニューに参加させていただいたほか、初心者への指導の経験もさせていただきました。剣道をやっているかたたちへのインタビューやアンケートを実施することができました。
平日の午前中は語学学校に通いました。そこでは世界各国からシドニーに留学している友人ができました。日本の高校で勉強するスタイルとは異なるゲームやアクティビティを取り入れた学習方法が新鮮でした。クラスでパーティがあったり、ミュージカルを見に行ったりという異文化を感じることができました。語学学校でも剣道に関する意識調査のアンケートを実施しました。世界各国の友人ができました。
また一般のかたたちの剣道の認知度も知りたかったので、街頭インタビューにもチャレンジしました。質問のパネルを作っておき、回答者はシールを貼るようなアンケートツールを作成しました。初対面の人に英語で話しかけるのは、とても勇気が入りましたが、みなさんフレンドリーで私のほうが励まされることもあったり、インタビューが剣道を伝えるきっかけにもなりました。伝えたい、話したいという熱意をもつことで相手も答えてくれることを実感しました。発信と応答のコミュニケーションの温かさ、人の優しさを感じました。そしてもっと英語が上手になりたいという気持ちも強くなりました。
留学中はホームステイをしていました。８歳の双子の男の子がいます。一緒に遊んだり、料理を作ったり、お出かけしたり、楽しい思い出です。アンバサダー活動として、折り紙をしたり、日本の音楽としてジブリメドレーをピアノ演奏したり、日本から持っていたお好み焼きセットで料理を振る舞ったりしました。
シドニーは大都市ですが、海も森もすぐそばにあります。一人で電車やフェリーに乗って出かけたり、剣道部で仲良くなった現地学生さんとアミューズメントパークや動物園・マーケットに出かけました。日本とは違う景色、町並みのなかで過ごして、日本のよさも再認識できました。
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学費：納入総額 580,000 円 |
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住居費：月額 90,000 円 |
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生活費：月額 30,000 円 |
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項目：航空券 160,000 円 |
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学費：納入総額 580,000 円 |
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住居費：月額 90,000 円 |
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生活費：月額 30,000 円 |
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項目：航空券 160,000 円 |
市民の方に剣道に関するインタビューを計画していましたが、実際は英語で話かけることに戸惑ってしまい、なかなか実践できません。断られたらどうしよう、言葉が通じなかったらどうしようと言う気持ちでいっぱいでした。何人もの人をやり過ごしたあと現れたのが、穏やかなシニアの方です。たどたどしい英語で声をかけ、日本から作っていった自製のアンケートボードを見せて、イラストや写真などを指さしながら、剣道の説明や質問をしました。
ゆっくり頷きながら私の話聞いてくださり、アンケートに協力してくださいました。シールで答える形式のアンケートを終えたとき、その御婦人が１ドルをチップとして渡してくれて、「あなたは頑張っている。すごいわ。」といってくださいました。
アンケートに答えてくれてことに感謝でいっぱいの私は、差し出された１ドルにとてもびっくりしてしまい、えっ？と動転してしまいました。御婦人は笑顔で「頑張ってね」と言ってくれました。
日本ではチップの文化はなく、このようなお金を受け取ることがないので、とても驚きましたが、本当に嬉しかったです。このドルは私にとって値段以上の価値、いえ、プライスレスな重みがありました。すごく励みになりましたし、頑張ろう、頑張らなきゃ気持ちになりました。感謝や応援、励ましの気持ちを表す素敵な習慣だと思いました。一歩踏み出したら、素敵な出会いに巡り合えました
ホームステイを安心してくつろげる場所にしたいし、異文化体験もたくさんしたい、英語力もアップでいるようたくさんおしゃべりしたいと思いました。
そこでホームステイ先が決まった段階で、ご挨拶のカードを送りました。双子の８歳の男の子がいるおうちだったので、関心を持ってもらえうように、ドラえもんのポストカードを使ってわかりやすい英語で留学を楽しみにしていることをメッセージに書きました。
ホームステイ中も、自分の部屋にこもるのではなく、できるだけリビングですごし、子供とゲームしたり、ホストマザーのお手伝いをしました。子どもたちのサッカーの応援にも行ったことで、ぐっと距離が近くなりました。
毎晩、双子兄弟が私にアイスを持ってきてくれて一緒にすごすようになりました。語学学校や剣道でつかれた心と体にアイスが嬉しかったです。
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