國枝 魁正

出身・在学高校:
札幌開成中等教育学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:


最終更新日:2026年01月30日 初回執筆日:2026年01月30日

ドイツ留学で実現するウォーカブルシティ!

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • GoAcademy!・BWS Germanlingua
  • ドイツ
  • デュッセルドルフ・ミュンヘン
留学期間:
6週間
総費用:
980,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 670,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検2級> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

地元札幌の公共空間に問題意識を抱き、「まちづくり」をメインテーマとして、ウォーカブルと呼ばれる「居心地が良く、歩きたくなる人中心のまち」を実現するヒントを学ぶためにドイツへ留学しました。車社会から人社会への転換を実現したモデル都市デュッセルドルフと、世界一歩きやすい都市とも称されるミュンヘンの二都市に滞在し、企業・自治体訪問や街頭アンケートを中心とした探究活動に取り組みました。午前は語学学校、午後は探究活動という生活を送る中で、日常会話が理解できるレベルまでドイツ語を習得するとともに、ドイツにおける具体的なウォーカブル化の施策とその効果、人々の意識について多角的に探ることができました。また、休日には公共空間機関を利用して郊外へ足を伸ばしたり、バイエルン料理に代表されるドイツ料理を楽しんだりなど、現地の暮らしに根ざした生活を送ることができたことは一生ものの思い出です。

留学の動機

私の学校は国際色が強く、中学生の頃に学校の講演でドイツ人の方から現地の社会や文化について詳しく伺ったことが、ドイツ留学を志した最初のきっかけでした。また札幌で暮らす中で、特に冬季において人々が滞在するオープンスペースが不足しているという問題意識を持つようになりました。そこで、先進的な都市政策を行うドイツでまちづくりを学び、その成果を札幌に還元することで地元へ貢献したいと考え留学へ挑戦しました。

成果

80人への街頭アンケートを通じて、現地の歩行者と店員さんという二つの立場から、宗教や文化的背景の違いも含め、人々が街の何に満足し、何に不満を感じているのかというリアルな感覚を得ることができました。また、まちづくりを担う方々との対話を通して、「人と人が繋がれる空間」を整備することが最も重要であるということを学びました。帰国後は札幌市への提言を行い、目的や趣旨、方策について称賛と助言を頂きました。

ついた力

一歩を踏み出す力

トビタテに応募するという決断をはじめ、全て自分で計画やアポをとったこと、友達とたくさんはなしたこと。そうした経験すべてが自分を成長させ、何事にも一歩を踏み出して挑戦をしてみる力を身につけることができました。

今後の展望

今回の留学を通して、まちづくり、ひいては地元活性化への関心がより一層高まりました。大学でももう一度留学を行い、将来は行政という立場ではなく、民間の立場から市民生活に活力を生むソフト面からのまちづくりに携わり、数万人規模の人々を巻き込みながら札幌の新たな魅力を創出していきたいと考えるようになりました。

留学スケジュール

2025年
8月~
2025年
8月

ドイツ(デュッセルドルフ)

午前中は語学学校でドイツ語を学び、午後は探究活動を行いました。語学学校の寮に滞在し、4人の仲間とともに共同生活を行ったのですが、ドイツの食品事情や洗濯のルール、ルームメイトそれぞれの生活ルールなど日本との違いに衝撃を受けることが多くありました。こうした経験を通して、自分がいかに限られた世界の中で生きてきたのかを実感しました。探究活動を通しては、世界的に活躍する建築企業のIngenhoven Architectsを訪問し、英語での議論を通して同社の理念や自身のアイデアについて共有する機会を得、多くの学びを得ることができました。また、まちづくりを学ぶうえで、歩行者としてのユーザー体験を得るべく、公共交通を駆使してさまざまな場所を訪れました。特に、Deutchland-Ticketと呼ばれる、1ヶ月間公共交通機関が乗り放題になるという制度は、市民の活力を生み出す大きな要因の一つであると感じました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

デュッセルドルフの街並み
ルームメイトが作ってくれた夜食
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2025年
9月~
2025年
9月

ドイツ(ミュンヘン)

午前は語学学校でドイツ語を学び、午後は探究活動に取り組みました。同年代の学生が多く在籍していたこともあり、放課後にご飯を食べに行ったりお菓子を作ったりするなど、充実した生活を送ることができました。探究活動では、特に自治体訪問が印象的でした。ミュンヘン市のモビリティ部門を訪問し、世界一歩きやすい都市とも称されるミュンヘンがどのような点を重視して都市施策を行っているのかを知ることができました。実際に街を歩いてみると、特に車の進入を制限した歩行者専用空間であるAltstadt(旧市街)は常に多くの人で賑わっており、市場やバイエルン料理のレストラン、酒場が街全体に活気を生み出している様子を観察することができました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

賑わうレストラン
自由で活気のある郊外
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

笑いあり、涙あり!留学中にあった、すごいエピソード

休日にノイシュバンシュタイン城という観光地を訪れていると、オーストリアに住むおじいちゃんに出会いました。話しているうちに、日本のことが大好きなおじいちゃんだということがわかり、日本人を見つけては話しかけているんだそう。観光地を案内してもらえることになったため彼の車に乗り、急遽オーストリアへ国境を越えることになりました。彼の地元や観光地を案内してもらい、ドライブを一緒に楽しみました。人との出会いをきっかけに、その国の人の優しさに触れられた唯一無二の経験であり、自分のリスク管理と両立させつつも、相互理解をし、コミュニケーションによって良い体験を得られた良い例だったと思います。

現地のおじいちゃんとのドライブ

硬水の影響で髪が抜ける!?

  • 生活 : 治安・安全

日本のような軟水の国から硬水の国に行くと、頭皮にミネラルが付着・石灰化することで髪が抜けたり薄毛になったりすることがあるそうです。実際、私もその影響を受け、留学中の苦難はすべて「抜け毛」にあったとすら言えると思います…。シャワーを浴びる度に手にごっそりと付着している抜け毛を見るたびに、早く日本に帰りたいとさえ思うこともありました。対策として、わざわざ軟水を買ってシャワーに使う人もいるそうですが、私は水に関して特別な対策をすることなく帰国の時を迎えることになりました。
しかし、留学中に何もしていなかったわけではありません。水以外の面から頭皮の健康を維持しようと考え、毎日15分ほど走ったり、野菜や果物を意識的に摂るようにしたりなど、体を内側から整える工夫を続けました。その結果目に見えて抜け毛が減ったというわけではありませんが、何もしなかった場合に比べれば遥かに効果があったと思います!

正直な抜け毛の影響

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学、そして留学中の人との出会いは、必ずあなたの価値観を変えてくれます。学校の勉強が全てではないこと、自分が恵まれていること、挑戦することで必ず何かを得られること、間違えないようにという思いが遅れに繋がってしまうこと、自分の常識が常識じゃないこと、本当に数え切れないほどの学びを得ました。絶対に辛いことにはぶつかってしまうけれど、今が一生の思い出になることを忘れず、留学をエンジョイしてほしいです!