留学内容
ノルウェーのサステナブルな水産業と観光業を学び、その知見を日本に持って帰ってくるというテーマで留学を計画していた。現地大学で水産業に関する授業及び観光業に関する授業を受講し、関連する場所で実践活動を行い、論理と実際の両方を学ぶ予定であった。しかし、観光業に関する授業が開講されなかったことに加え、受け入れ機関が見つからなかった。そのため、受講科目としては水産業についてのみを学び、水産業に関する実践活動として持続可能な水産物消費を促す団体で魚食イベントを実施した。
最終更新日:2026年04月20日 初回執筆日:2026年04月20日
語学力:
| 言語 | 留学前 | 留学後 | |
|---|---|---|---|
| 英語 | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC 880点> | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC 910点> |
ノルウェーのサステナブルな水産業と観光業を学び、その知見を日本に持って帰ってくるというテーマで留学を計画していた。現地大学で水産業に関する授業及び観光業に関する授業を受講し、関連する場所で実践活動を行い、論理と実際の両方を学ぶ予定であった。しかし、観光業に関する授業が開講されなかったことに加え、受け入れ機関が見つからなかった。そのため、受講科目としては水産業についてのみを学び、水産業に関する実践活動として持続可能な水産物消費を促す団体で魚食イベントを実施した。
留学を志望した理由は、日本の水産業と漁村をより持続可能で魅力あるものにしたいと考えたからだ。ノルウェーは漁業先進国と呼ばれる程、水産業の仕組みが確立されている。そこで、水産業の実態や教育体制を現地で学び日本に還元できる具体的な知見を得たいと考えた。また、ノルウェーではエコツーリズム等の観光業が盛んであるため、それらの実態を理解し、日本の水産業や漁村振興に活かすためのヒントを得たいと考えた。
漁業・水産業に関する知識だけでなく、その背景にある価値観の違いを学ぶことができた。例えば、養殖魚の病気予防や水揚げ後の迅速な締め作業として、費用削減や鮮度保持に加え、アニマルウェルフェアが重視されている点が印象的であった。当初は前者の観点のみで捉えていたが、この経験より、消費者の求める価値が倫理面にも及んでいることを学んだ。今後は、持続可能性や倫理性も含めた水産業の発展について考えていきたい。
休息力
留学を通じて、意識的に休息を取り、生活にメリハリをつける力が身についた。留学先では、平日の仕事後や週末の時間を大切にし、公私を明確ている人が多いことが印象的であった。これまでは休むことに抵抗があり、常に活動する生活を送っていた。しかし、本留学を通じて、休日に近隣へ山登りに出掛けたり、友人と家で食事をしたりと、意識的に休む時間を持つようになった。その結果、日々の活動の生産性の向上につながった。
留学を経て、水産業に携わり、その持続可能な発展に貢献したいという思いがより一層強まった。特に、現地で学んだ価値観を日本の水産業にも活かしたいと考える。そのため、まずは日本の水産業関連会社に就職し、働き手の視点から現場の実態や課題を学びたい。その上で、自身の知見をもとに、持続可能性と収益性を両立する水産業のあり方について具体的に模索し、貢献していきたい。
2025年
8月~
2025年
12月
大学
留学先では、大学での授業受講を中心に、週に1度程度の実践活動に取り組んだ。授業では、理論の学習に加えてフィールドワークも行われ、学んだ内容を実際の現場で確認する機会があった。これにより、知識を現実と結びつけて理解することができた。
実践活動では、学生6名で持続可能な水産物消費の促進を目的に、大学生向けに旬の魚を自ら調理して食べるイベントを企画・実施した。参加者からは「初めて食べた魚種だったが美味しかった」「自分でも作ってみたい」といった感想が得られ、食体験を通じて消費行動に働きかける有効性を実感した。
また、課外活動として登山部やダイビング部にも参加し、自然環境への理解を深めた。
生活
生活面では、シェアハウス型の学生寮で4か国の学生と共同生活を送った。キッチンや水回りを共有しながら生活する中で、互いの文化や価値観の違いを実感するとともに、それを尊重しながら関係を築く力が身についた。休日にはフラットメイトと食事を共にし、それぞれの国の料理を紹介し合うなど、日常的な交流を深めた。
さらに、学生主体のイベントにも積極的に参加し、月経について考えるピリオドプロジェクトやアートイベントに関わった。これらの経験を通じて、多様な社会課題や価値観に触れ、視野を広げることができた。
このように、多国籍な環境の中で生活することで、異なる背景を持つ人々への理解を深めるとともに、自身の考え方を相対化する力を養った。
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学費:納入総額 - 円 |
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住居費:月額 80,000 円 |
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生活費:月額 50,000 円 |
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項目:交際費(クラブ活動等) 200,000 円 |
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学費:納入総額 - 円 |
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住居費:月額 80,000 円 |
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生活費:月額 50,000 円 |
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項目:交際費(クラブ活動等) 200,000 円 |
私にとって留学とは、自分と向き合う時間であると考える。右も左も分からない土地で一人で暮らし始めると、すべてのことが、これまでの生活とは異なる。事務的な手続きひとつをとっても、日本のあたりまえが通じず、思い通りにいかない場面が多くある。そのため、物事に時間を要することが増え、自然と自分と向き合う時間が生まれた。また、異なる価値観に触れる中で、自分の固定観念が覆され、自分の視野の狭さを実感すると同時に、より広い視野で物事を考えられるようになりたいとも思った。留学は、単なる環境の変化ではなく、自分自身を見つめ直し、成長させる機会であったと考える。
ノルウェーは、日本と比較して物価が高く、とてもではないが、外食はできないほどであった。そのため、自炊必須の生活であったが、食材も安価ではなく、購入する食材が限られ(ジャガイモ、ニンジン、キャベツ、卵、豆類を中心に、たまにサーモン)、食生活の単調さが課題であった。
この課題に対して、まず大学周辺で提供されるフリーフードを積極的に活用した。特に、イベントで配布される無料のピザはよく食べた記憶がある。こうしたイベントに参加することは、食費の補助になるだけでなく、新たな人との交流やアクティビティへの参加の機会を得ることができた。
さらに、友人と協働で食事を作る工夫も行った。4~5人で食材を購入し、一緒に調理をすることで、一人では手が出しにくい食材も取り入れることができ、食生活の幅を広げることができた。また、共に食事をすることで交流も深まり、精神的な充実にもつながった。