留学内容
【留学全体のテーマ】
近年グローバル規模で重要視されているICT教育の最新動向を学び,日本への展開方法を研究するためノルウェーで半年間,交換留学・実践活動を行いました。
【留学テーマの実現に向けた考え方と計画】
ここ数年で「ICT教育」が学校現場で注目を浴びています。そこで世界のICT教育に目を向けることで日本のICT教育に変革をもたらすことができるのではないかと考えました。所属大学の交換留学制度を利用することで,留学先の大学で授業を受けながら現地の学校を訪問し,実践活動を行うことを計画しました。
【留学先での活動】
ベルゲン大学では北欧の教育制度に関する講義やメディア論の講義を受講しました。実践活動では独自に地元の先生方と連絡をとり,後期中等教育学校(日本の高等学校)3校に訪問し,施設見学,生徒・教職員へのインタビュー調査,日本の教育制度についての交流会などを行いました。
【留学を終えて】
ベルゲン大学での講義の中で「教育は国の土台」というフレーズが印象的でした。北欧諸国の教育に対する考え方や時代や社会に合った教育方法を模索することの重要性がこの一言に詰まっていることを実感しました。また実践活動では生徒が1人1台ノートパソコンを所有しており授業や学習を円滑に進める「普段使いのツール」として当たり前に利用されていることを目の当たりにしました