留学内容
「医療格差を解決したい」というテーマで、医療資源の不足、経済格差、教育格差、伝統的な身分制度など、さまざまな課題を背景とした医療格差が見られるネパールに行き、医療の実態に向き合うことで、どのような医療制度や支援が医療格差の解消につながるかを探究しました。

最終更新日:2026年04月27日 初回執筆日:2026年04月27日
語学力:
| 言語 | 留学前 | 留学後 | |
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| 英語 | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検2級> | → | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検2級> |
「医療格差を解決したい」というテーマで、医療資源の不足、経済格差、教育格差、伝統的な身分制度など、さまざまな課題を背景とした医療格差が見られるネパールに行き、医療の実態に向き合うことで、どのような医療制度や支援が医療格差の解消につながるかを探究しました。
これまで行ってきたボランティア活動では、日本国内の同じ地域内でさえ子どもを取り巻く環境はさまざまで、ひとつの方法がすべての人にとって正解であるとは限りませんでした。国内での活動をベースに、海外で医療格差の現状を学び、現場での経験を積み、国際医療支援への視野を広げたいと考えました。
医療格差の解消にはハード面だけでなく、現地の慣習を尊重した教育と、地域医療を担う人材の育成が不可欠であるという視点に繋がりました。今後はこの気づきを、自分自身の学びや活動に活かしていきたいです。
環境適応力
採用面接ではペットボトル1本の水でお風呂に入れるようにと言われていましたが、ペットボトルの水1本ももったいなく、シャワーを1週間浴びずに過ごすことができてしまいました。また、冬にもかかわらず、泊まる部屋には窓がなく窓枠しかありませんでした。常識だと思っていた日本の生活スタイルが、当たり前のものでないことに気づきました。一時的に滞在した部屋でくしゃみが止まらなかったのは辛かったです。
「何か改善するのを手伝いたい」という気持ちが、今の私の一番の原動力です。 専門知識を蓄え、現場の背景を多層的に理解した上で、持続可能な社会の土台を構想し、実行できる大人を目指します。
2025年
12月~
2026年
1月
現地では、手術見学や学校健診・乳幼児健診の手伝い、地域医療を支える「准医師」の活動調査に取り組みました。また、折り紙や袴の着付け、ダンスを通して現地の方々と交流し、医師の方々とも夜一緒にゲームをしたり食事を囲みました。現場のリアルな声を直接聞き取れたことは、私にとって大きな収穫でした。外から来た人たちを当たり前のように、温かく受け入れてくれる懐の深さと温かさを肌で感じました。
一方、屋外での学校健診を初めて受ける子どもたちの姿には驚きましたが、それ以上に地域の方々の健康を守る、という関係者の方々の熱意に引き込まれました。調査から見えてきたのは、医療格差は単なる物資不足ではなく、高度治療・地域診察・予防の3つのバランスが崩れているという構造的な問題です。そこには経済力だけでなく、伝統的な治療者への信仰や教育も深く関わっていると考えられました。
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学費:納入総額 - 円 |
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住居費:月額 - 円 |
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生活費:月額 - 円 |
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住居費:月額 - 円 |
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2026年
1月~
2026年
1月
首都で貧しい人のための病院を開いている医師やトリブバン大学公衆衛生学専攻の教授などにインタビューを行いました。また、火葬見学を通じ、日本とは異なる死に対する考え方と、信仰が生活に深く根ざしている様子を学びました。ルクム郡―カトマンズ間の移動では、なかなか飛ばない飛行機と、6時間の長距離移動の途中でガス欠になるバスを経験しました。霧が深い山の中で車が止まってしまい、運転手さんが近くの家でバイクを借りてガソリンを取りに行ったときはとてもびっくりしました。チャーターしたはずのバスなのに、なぜか知らないネパール人も乗っていて、その人たちはバスが止まっている間、近所の家でお茶をしていたことにも驚きました。
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学費:納入総額 - 円 |
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生活費:月額 - 円 |
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一つ目のおすすめは汗拭きシートです。ネパールはお湯事情の悪さもあり、シャワーを浴びられる機会は限られていました。インドに留学していた経験のある兄の助言に基づき、汗拭きシートを多めに持っていったので、ある程度、清潔に過ごすことができました。
二つ目のおすすめは、カロリーメイトのような補助則品です。現地の食事は食べ慣れないものが多く、体調も崩さないために量を取りすぎないように気を付けていました。カロリーメイトはスーツケースの場所を取らないし、かなり持っていったつもりでしたが、もっと持っていけばよかったと思ったものです。
その他としては、冬の乾季で病気は少ないようでしたが、ワクチンも基本的なものは接種していきました。おかげで体調も崩さずに、元気に帰国することができました。
ネパールは日本との時差もほとんどなく、帰国後の生活に影響はありませんでしたが、あえて言うならば、時間に厳しくないネパール人の生活に慣れてしまい、忙しく勉強する日本の生活に戻すのに時間がかかってしまいました。これは自分の意識次第だと思いますが、気を付けた方がいいと思います。
エージェントを通さない留学だったので、受入機関を確保するのに苦労しました。多くの医療系NGOや支援団体に問い合わせましたが、「大学生以上なら可能」「リスクが高い」と断られることが多く、高校生が専門的な現場に立ち入ることのハードルの高さを痛感しました。私の場合は、直接お会いする機会を作ることが突破口になりました。出張で都内に滞在されていたNGOの代表の方に、トビタテ応募の1年程前には両親も交えて直接面会をお願いし、条件を確認して受け入れの合意をいただくことができました。受入機関を探すのには想像以上に時間がかかるので、早めの計画立案をお勧めします。