Eis

出身・在学高校:
出身・在学校:
東京大学
出身・在学学部学科:
工学系研究科
在籍企業・組織:


最終更新日:2026年08月19日 初回執筆日:2026年08月19日

データ分析×都市工学研究留学

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • スイス連邦工科大学チューリッヒ校都市工学専攻
  • スイス
留学期間:
10ヶ月
総費用:
3,900,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,900,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEFL 104点> 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル

留学内容

国際的な環境で都市工学の交通分野における研究を行うことをテーマとして留学しました。留学先は、所属する東京大学の協定校であるスイス連邦工科大学チューリッヒ校で、この大学は世界大学ランキングで英語圏外の大学の中では1位を取るような大学であり、留学生の割合も比較的高く、世界的に優秀な学生や指導者、研究者の集まる大学でした。この大学の修士課程に1年間所属し、授業を受けながら研究プロジェクトを遂行することで専門的な知識を身につけながら、それを活かした研究を行い国際的な場で通じる英語スキルや専門性を獲得することを目指しました。
実際に留学先では、授業を受けながらその分野で著名な教授のもとで1学期に1つ研究プロジェクトを行い、授業の一環としてレポートの提出と発表を行いました。1学期目の研究で成績における最高評価をいただき、国際ジャーナル誌への投稿、ミュンヘンで行われた学会への参加を経験しました。また、研究グループに所属する研究者の先生たちに向けた発表やミーティングを通して専門的な分野でも通じる英語力を手に入れることができ、当初の計画・目標を達成したと考えています。

留学の動機

海外の大学院で専門的な研究をすることに興味があり、修士課程に進学したら留学したいと考えていました。日本の大学では工学系の違う専攻にいましたが、研究内容である都市工学についてもっと専門的に勉強したいと考えて、あえて都市工学専攻での留学を決めました。

成果

留学の二学期間を通して二つの研究プロジェクトを行いました。1学期目の研究で国際ジャーナル誌への投稿、国際学会への参加を経験しました。研究をして結果を出して終わりではなく、そこから良い文章を書くことや、良いプレゼンテーションを準備することのほうがより大変で、そこで必要になる英語力を新たに身につけられたと思います。

ついた力

違いを認める力

研究においても、普段の寮生活においても、多様な背景を持つ人々と関わりを持ってきました。そのため、それぞれが自分の「やり方」を持っており、自分にとって当たり前のことが他の人にとっては必ずしも当たり前ではないことを感じました。はじめはその違いに戸惑うこともありましたが、相手の考え方や背景を理解しながらお互いが過ごしやすい方法を考えるようになりました。

今後の展望

留学中に実際にアカデミックの分野で活躍されている方々をお話しをする機会がありました。研究されていることを社会に還元することの難しさを知り、そこの隔たりを縮めたいと思いました。そのため、これからまず社会人として企業で経験を積み、機会があれば博士号に進み社会に還元できる実務的な研究をしたいと考えています。

留学スケジュール

2025年
9月~
2026年
6月

スイス(チューリッヒ)

留学先の大学では、都市工学専攻の修士課程に所属していました。

まずは、研究についてです。二学期間の滞在で、それぞれ異なる研究プロジェクトを行いました。どちらも週ごとに担当教員とミーティングを行って進捗報告をしていました。中間発表と最終発表があり、この時には担当教授とその研究チーム全体の前で15分程度のプレゼンテーションを行いました。また、それぞれ60ページ程度の研究内容を詳細にまとめたレポートを書いて提出しました。
1学期目のプロジェクトでは成績で最高評価をいただき、国際ジャーナル誌への投稿と国際学会への参加の機会をいただくことができました。担当の教授と教員はとても面倒見がよく、忙しい中で私の研究をより良いものにしようと最善を尽くしてくれていることがよく伝わりました。期待値も高く、期待に応えることが大変に感じることも多々ありましたが、その分、研究者として成長できたと感じています。特に、研究の方法や結果についてよりも、それをどうアウトプットするかという部分で、論文の文章やプレゼンテーションにたくさんアドバイスをいただきました。これらの経験を通して、専門的な内容を英語で議論したり、論理的かつ簡潔な文章を書くという国際的なアカデミック分野において必要なスキルを磨くことができました。

次は、普段の生活についてです。キッチン、洗濯機、バス・トイレが共有の交換留学生用の学生寮に住んでいました。160人以上で一つのキッチンを共有していたので綺麗に使えなかったり、個人の冷蔵庫が狭すぎて何も入らなかったりと不満もありましたが、共有スペースが比較的広く、寮に住んでいる人たちと交流することができました。課題や研究の進捗に余裕がある週末には、寮の友達と電車で片道3、4時間かけてスイスの国内で旅行に行ったりしていました。留学前は週末を活動的に過ごす方ではなかったですが、留学中は暖かくなって晴れた日には外に出て過ごすことが増えました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

ETH Zurich の一番有名な建物
アルプス+たんぽぽ=スイス(Grindelwald)
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

日本の大学、受け入れ先の大学、寮の友達、日本の家族や友達などいろいろな人の助けがあって留学を無事に終えられました。留学中に関わってくれた人全員に本当に感謝しているのですが、その中でも、受け入れ先の大学で研究を指導してくれた教授と先生には特にお世話になりました。研究経験は一応あったものの、研究テーマの決め方、先行研究の調べ方など右も左もわからない私に毎回の定例ミーティングで的確なアドバイスをしていただきました。2人の前で初めてプレゼンした時を今でも覚えています。どんな人なのかもわからないまま、英語でのプレゼンにも慣れなかった当時は本当に緊張していました。当時の私は自分の最善を尽くしましたが、思い返すと散々なプレゼンでした。それでも、2人とも真剣に次のステップに進む前にどんなことをすれば良いかなど一つ一つ丁寧に教えてくれました。研究レポートの最終提出を目前にして通常20分程度で終わる定例をその日は1時間半ほどしたのを覚えています。一切妥協することなく、忙しい中でも私のために多くの時間を割いてくれました。研究や成果に自信がなかった私を何度も励ましてくれて、私も期待に応えるためにもっと頑張ろうと思わせてくれました。2人の期待に応えたい一心で日々研究をしていたおかげで研究者として大きく成長することができたと実感しています。2人には感謝してもしきれません。

よく作業を行なっていた建物

円安が進む中での両替と節約

  • 生活 : お金

トビタテの奨学金は日本円で入ってくる点と、クレジットカードは手数料が高い点から私はWise を利用していました。日本の口座で奨学金を受け取り、それを毎月Wiseの方にチャージして、スイスフランに両替して現地で使っていました。留学当初の2025年9月は1スイスフランあたり180円台前半でしたが、留学後半になると、一時は1スイスフランが200円台を突破しました。そのため、スイスフランへいつ両替するのかも節約という観点でとても重要でした。私の場合は、リスクを分散させるために円高が少しでも進んだ時に少額ずつ両替するという方法をとっていました。例外的に為替介入があって大幅に円高が進んだ時は、円安に傾く前にその時持っている日本円を全て一気に両替していました。
この他には、スイスでしか通用しないかもしれないですが、Nacht GA という1年間有効で夜19時以降次の日の朝5時までスイス国内の公共交通乗り放題券を購入し、週に一回程度国境付近のドイツのスーパーに買い出しに行くという節約も行なっていました。スイスと比較してドイツはかなり物価が安く、特に野菜や肉は安かったです。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学への不安と期待でいっぱいだと思います。私の留学体験記が少しでも参考になれば嬉しいです。ぜひ日本でできる限りの準備をして、少しでも不安を取り除いて出国してください!
留学先でもたくさんのハプニングを経験するかもしれません。ただ、その分だけ一回りも二回りも成長して帰って来れるはずです。自分を信じて飛び立ってきてください!応援しています!