中村優

出身・在学高校:
出身・在学校:
常葉大学
出身・在学学部学科:
外国語学部英米語学科
在籍企業・組織:

スリランカで7か月間日本語教師のインターンをしていました。元々海外へ行くのが大好きで、スリランカでインターンをする前は、セブ島で短期留学をしたり、東南アジアでバックパッカーをしたり、カンボジアで一か月間フリアコスタッフをしていました。比較的安価に海外で様々なことに挑戦してきたので、スリランカに関することだけでなく、留学やボランティアに関して悩んでいる人はぜひインスタグラムに連絡お願いします!


最終更新日:2026年10月30日 初回執筆日:2026年10月30日

世界中で活躍できる日本人を増やす

留学テーマ・分野:
海外インターンシップ
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Kurikara Hiromi Japanese Language School
  • スリランカ
  • キャンディ
留学期間:
6か月
総費用:
600,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 930,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC700> → 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

スリランカに約7か月滞在し、日本語教育を中心に、①日本語教師としての授業や日本文化イベントの企画・実施②SNSを活用したスリランカの魅力発信③日本人向け日本語ボランティア企画の立ち上げ・運営を行った。

日本語教師としては、主にスピーキング授業を担当し、学習者の性格や日本語レベルに合わせて授業内容や進め方を工夫した。また、日本食、着物、折り紙、日本のマナーなどを紹介する日本文化イベントも実施した。

SNSではInstagramとTikTokを活用し、スリランカでの生活や文化、観光地などを毎日発信した。さらに、現地の日本語学校を約15校訪問し、学校関係者との信頼関係を築きながら、日本人が日本語教育や日本文化の授業を行う代わりに滞在費・食費を無償化する日本語ボランティア企画を立ち上げた。参加者の募集・面接、学校との調整、滞在先の手配、活動中のサポートまで一連の運営を行った。

留学の動機

グローバル化が進む中で、海外に出て多様な価値観に触れ、自ら行動できる日本人を増やしたいと考えたことが留学の動機である。一方で、海外に興味があっても、費用面などを理由に挑戦できない若者もいると感じていた。そこで、海外経験を特別な人だけのものにせず、より多くの日本人が海外に挑戦できる仕組みをつくりたいと考えた。

成果

SNSでは、Instagram約5,500人、TikTok約10,000人、合計約15,500人にフォローしてもらえるまで発信を継続した。また、発信を通じて約100名から新規企画の興味ありの連絡、約25人が実際に面接を行いスリランカまでボランティアを行いに来ていただいた。来ていただいた皆様は様々な形で海外での挑戦を続けているので勇気をもらっている。

ついた力

すぐ行動に移せる力

留学当初は、現地でどのように企画を立ち上げればよいのか分からず、人脈もほとんどなかった。しかし、イベントへの参加やSNSでの発信、学校へのメール、直接訪問など、自分から積極的に行動することで徐々に人とのつながりを広げることができた。その結果、約15校の日本語学校を訪問し、7校から企画への協力を得ることができた。考えすぎてしまう性格だが、予測不可能な社会だからこそそのような力を身につけることができた

今後の展望

今後は、留学中に築いたスリランカとのつながりと、日本語教育・企画運営の経験を生かし、日本とスリランカをつなぐ活動を続けていきたい。特に、スリランカの若者が日本で働くための日本語教育やキャリア形成を支援するとともに、日本企業とスリランカ人材をつなぐ仕組みづくりにも関わりたいと考えている。また、日本人に対しても、海外に挑戦することへのハードルを下げ、実際に海外へ一歩踏み出せる機会を提供していきたい。

留学スケジュール

2025年
9月~
2026年
2月

スリランカ(キャンディ)

私は2025年9月から2026年2月までの約7か月間、スリランカのキャンディを中心に活動した。活動の柱は、①日本語教師、②SNSを活用したスリランカの魅力発信、③日本人インターンシップの新規企画の立ち上げである。

①日本語教師としては、現地の日本語学校でスリランカ人の日本語学習者を対象に授業を行った。主にN5~N4程度の学習者に対して、文法や語彙だけでなく、会話、日本文化、生活マナーなどを教えた。特に、学習者が実際に日本へ行った際に使える日本語を身につけられるよう、ペアワークやロールプレイなどを取り入れ、できるだけ学習者が話す時間を増やすことを意識した。約30日間の研修では、100名以上の特定技能を目指す学生と関わり、複数のクラスで授業を担当した。

②SNSでは、スリランカでの生活、日本語教育、現地の文化や人々の魅力を日本の若者に伝えることを目的に、約7か月間継続して発信を続けた。現地で実際に生活しているからこそ伝えられる情報を意識し、観光地だけではなく、学校での活動、食事、交通、現地の人との交流など、日常生活も発信。その結果、アカウントのフォロワーは約1万人、プロフィール閲覧数は約80万回に達しました。発信を続ける中で、SNSは単に情報を届けるだけでなく、知らない人とつながり、新しい活動を始めるきっかけになることを実感した。

③新規企画として、日本人がスリランカの日本語学校でインターンシップを行う仕組みの企画を行った。私自身、スリランカで生活する中で、「日本に興味があるスリランカ人」と「海外で活動したい日本人」をつなぐことで、お互いに学び合えるのではないかと考えたことがきっかけである。そこで、SNSを活用して日本人参加者を募集し、現地の日本語学校とつなぐ活動を始めた。参加者には、日本語の授業補助、日本文化の紹介、会話練習などをしてもらい、現地の学生と直接交流できる機会を作成した。自分で企画を考え、募集、学校との調整、参加者との連絡まで一から行ったことで、ゼロから活動を形にする経験ができた。

生活面としては基本的に現地のゲストハウスの一角に住ませていただきながら時々、現地の家庭で過ごす機会もあり、学校や観光だけでは分からないスリランカの日常生活を経験し、食事や宗教行事、地域の人との交流を通して、スリランカの文化や価値観を身近に感じることができた。

7か月間の活動を通して、最も大きく変化したのは、自分から行動を起こすことへの抵抗がなくなったことである。最初は「自分に何ができるのだろう」と考えていたが、現地で人と出会い、話を聞き、「こんなことがあったらいい」と思ったことを実際に行動に移すことで、新しい人とのつながりや活動を生み出せることを学びんだ。留学前は「海外で何かを経験する」という意識が強かったのに対し、留学後は「自分自身が日本とスリランカの間に新しいつながりを作る側になりたい」と考えるようになった。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

45,000 円

項目:渡航準備費

250,000 円

授業中の様子
日本文化祭の企画
スリランカの伝統衣装:サリー
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

45,000 円

項目:渡航準備費

250,000 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

スリランカでの生活では、観光だけではなく、現地の人と同じ生活をする中で文化や宗教を体験した。特に印象に残っているのが、満月の日に行われる「ポヤデー」。ポヤデーには寺院を訪れ、白い服を着てお祈りをしたり、家族や地域の人と食事を分け合ったりする。寺院には多くの人がお供えを持って集まり、見知らぬ人同士でも食事や飲み物を分け合う姿が見られた。

また、現地の家庭や友人と過ごす中で、仏教の教えや「Dana(ダーナ)」と呼ばれる施しの文化にも触れた。自分のためだけではなく、周りの人に食事や物を分け与えることが自然に行われていて、仏教が人々の生活や価値観に深く根付いていることを実感した。

7か月間現地で生活したからこそ、観光では見ることのできない日常の文化や人々の価値観を知ることができた。異文化を知識として学ぶだけでなく、実際にその中で生活して体験することの大切さを学んだ。

ポヤデー体験

実際に現地に運んで下見することの大切さ

  • 留学先探し : インターンシップ

私がインターンシップ先を決める際に大切だと感じたのは、実際に現地へ足を運び、自分の目で確かめることです。

私は大学の春休みを利用して、将来どの国でインターンシップをしたいのかを考えるため、バックパッカーとしていくつかの国を訪れました。インターネットやSNSで調べるだけでは、その国の雰囲気や人との距離感、自分との相性までは分かりません。実際に現地で生活してみることで、「この国にもっと長く滞在してみたい」「ここなら自分がやりたいことに挑戦できそう」といった感覚を持つことができました。

また、現地を訪れたことで、自分が何をしたいのかも少しずつ明確になりました。最初から具体的なインターンシップ先や活動内容を決めていたわけではありませんが、現地の人と話したり、街の様子を見たりする中で、「自分はこの国で、日本と現地をつなぐような活動がしたい」と考えるようになりました。

もちろん、すべての人が事前に海外へ行けるわけではありません。しかし、可能であれば、インターンシップ先を決める前に一度現地を訪れてみることをおすすめします。実際に行ってみることでしか分からないことがあり、その経験が自分に合った国や、本当にやりたいことを見つけるきっかけになると思います。

初めてなスリランカ 滞在
バックパッカー旅

正解はない

  • 帰国後の進路 : 就職(企業)

留学から帰ってきた後、多くの人がぶつかるのが「就職」という問題ではないでしょうか。私自身も、帰国後はこのことで本当に悩みました。やりたいこと、安定、給料、勤務地、将来のキャリアなど、何を優先したらいいのか分からず、頭を抱えていました。周りの友人が就職先を決めていく中で、「自分も早く決めなければ」と焦る一方で、なかなか答えを出せず、もやもやする日々が続いていました。

しかし、就職活動をする中で気づいたのは、「正解はない」ということです。周りから見て良い会社や、条件の良い会社が、自分にとって良い会社とは限りません。特に留学を経験したからこそ、帰国後に以前とは違う価値観を持っていることもあると思います。

私は最終的に、「自分が何を大切にして生きていきたいのか」を考えることから始めました。仕事内容だけでなく、どんな人と働きたいのか、どこで暮らしたいのか、将来どんなことをしたいのかを一つずつ考えていきました。

迷っている時間も、自分の価値観を見つめ直す大切な時間だと思います。焦らず、自分にとっての「正解」を探してみてください。

スリランカのビーチ

留学前にやっておけばよかったこと

・めちゃめちゃ細かいバケットリストを作る
・現地でできる趣味を1つ見つけておく
・現地の言葉を少し覚えておく
・ 「帰国までに絶対やる!」ということを3つ決める

留学を勧める・勧めない理由

・日本にいるだけでは出会えなかった人に出会える
・自分の「当たり前」が当たり前ではないと気づける
・自分が本当にやりたいことが見つかる
・日本では考えもしなかった将来の選択肢が生まれる

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学に行く前は、不安なことや「本当に大丈夫かな」と思うこともあると思います。でも、完璧な計画を立てなくても大丈夫です。現地で出会った人、偶然の出来事、思いがけない経験が、きっと自分の世界を広げてくれます。失敗を恐れず、「ちょっとやってみたい」と思ったことにはどんどん挑戦してください。帰国したとき、「行ってよかった」と思える留学にしてください!