留学大図鑑 留学大図鑑

ちーちゃん

出身・在学高校:
高知県立安芸高等学校
出身・在学校:
四国大学
出身・在学学部学科:
生活科学部管理栄養士養成課程
在籍企業・組織:


最終更新日:2017年08月25日 初回執筆日:2017年08月25日

なると金時と四国踊り文化PR

留学テーマ・分野:
四国文化の発信
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Sunrise English Club
  • オランダ
  • アムステルダム
留学期間:
2か月と23日
総費用:
870,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 650,000円
  • 地域自治体等のもの 240,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<英検準2級> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

留学全体のテーマとしては「四国文化の発信」であった。
故郷高知県のよさこい踊りと徳島県の阿波踊り及びなると金時のPRを目的とし、現地で活動を行った。
阿波踊りはよさこい仲間に教える程度となったが、よさこい踊りは現地でのイベントを通じてパフォーマンスを行う予定であった。自身がパフォーマンスできたのは日程の関係でイベントではなく現在も稼働している数少ない伝統的な風車の前に終わった。
なると金時のPRとしてはまず大学に通う友人を作り人脈を広げることから始め、SNS上でグラフィックデザインのポスターを用いて広報なども行い参加者を増やす計画を立てた。結果として広報が遅かったことや準備不足が目立ち思ったように運営できなかったが、なると金時料理やオランダ料理、その他の日本料理を振る舞い異文化交流を行うに至った。

留学の動機

世界を見たいという気持ちはあったが自分が将来なにをしたいかが漠然としていたため、留学を決心するまでに長い時間を要した。自分の生き方を振り返ったり身近な人達からの励ましを受け留学を決心した。専攻は栄養学で食に関して関心があることと地域や地方を盛り上げたいという部分で地域の特産物関係の留学を考えた。

成果

留学をするまでは日本人と外国人を区別して自分から関わりを持とうとすることはなかった。実際に接してみると考え方が少し違ったり母語が違うだけで人としての本質的な部分は同じだと感じた。そのおかげでいろんなことに挑戦できたし、海外での生活や文化に触れて間違いを恐れなくなり、物事の準備と改善策を考えることが以前よりスムーズにできるようになった。

ついた力

挑戦力

人の目を気にしたり結果を気にすることなく自分のやりたいことに取り組む勇気や新しいことへ挑戦する力が身に付いた。

今後の展望

留学を経て感じたのは、日本の商品や国をPRするばかりでなく世界の国々のことを知り、取り入れ、対等な関係を築くべきだということ。それをふまえて四国をもっと活性化させるために、農家や商社やメーカーなどと連携して食で地域と世界を繋ぎ、農業の更なる発展を目指す。自身の役割としては地域商社として地域・農家と世界の中立に立って活動を続けていきたいと思う。

留学スケジュール

2016年
11月~
2017年
1月

オランダ(アムステルダム)

・よさこいチームで約2か月半ほど共に活動をし、四国の踊りを広めた。スケジュールの関係で自身は現地で舞台には立てなかったが、言語も生活環境も異なる人達が地元の踊りに興味をもってくれたことに言葉が通じなくても感動や楽しさは共有できると確信を持てた。

・なると金時の存在をオランダ人やその他の国の人に知ってもらうために、料理パーティーを行った。また、オランダの伝統的な家庭料理も持って来てもらい、文化交流を図った。


・欧州ヤマト運輸でのインターンシップとフランス・リヨンでのインターンシップを経験した。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

咲蘭~SAKURA~ 風車前での演舞
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

初めてのオランダへの留学には不安よりも期待が大きくあり、現地に着いてからもこれから始まる生活にわくわくしていた。しかし当然分からないことも多く、言葉もろくに話せない。そんな私にオランダ人の寛容な人柄や明るい性格、風土はとても安心できたし自分に合っていてとても好きになった。公共交通機関に乗るときに挨拶をしたり、困っているときに通りすがりの人に道を聞いたりなど、些細な事かもしれないが日常生活で他人とコミュニケーションを取ることは日本ではほとんどないように思う。
自分の思うように生きることが難しいと長年悩んでいたこともオランダで生活をしたことでおおよそ解消された。オランダではほとんどの人が自分の生きたいように生き、やりたいことをやり、自分を愛し、そして他人の夢を純粋に応援している。個人主義だからこその雰囲気がそこにはあり、人への優しさも兼ね備えている人が多いオランダを、留学生活を通して好きになった。

オランダの風景

覚悟を決める

  • 単位・留年 : 休学・留年

私の学部は卒業前に国家試験を受け資格を取得できるカリキュラムである。そのため1年生の頃からほとんど必修科目の授業が組まれ、合格に向けて真面目に取り組まなければならない。
私が長年の留学の夢を諦めきれずトビタテに応募することを決意したのは4年生の前期である。その頃、周囲の人達は就職活動や勉強に勤しんでいた。当然私もそうすることが求められていたなかでの留学そして休学という選択肢は異例であった。
主任の先生とは考えが合わず対立することもあったが、それでも自分の行きたい道を選んだ私を応援してくれる人が本当にたくさんいた。
私はその人達のおかげで自分の選択を貫くことができたし、覚悟を決めることができた。
どの道を選ぶかは結果としては自分次第なのかもしれないが、私は人との関係性や励ましが大きく関与すると実感した。
選んだ先にはいろんなことが起こりうる。それでも最終的に道は一つに繋がっているだろうし、自分の後悔が少ない方や自分を信じて選択することが解決の糸口ではないかと思う。

これから留学へ行く人へのメッセージ

「あなたは間違ってないし、みんなも間違ってない」と思います。
自分の選択に誇りを持って、いつでも笑顔で。
頑張りすぎず自分らしく留学へ挑んでください。