留学内容
前半は現地調査を行う為スペイン語を一から習得し、後半はメキシコシティにあるメトロポリタン自治大学で雨水利用や市内の水インフラ事業を学び日本と異なる水利用格差について考えました。また実践活動として、国家水委員会という機関での資料収集、貧困地域でのインタビューやアンケート調査を通し、実際にメキシコ市民が抱えている問題を知り最後にリポートを作成しました。
最終更新日:2018年01月22日 初回執筆日:2018年01月22日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
スペイン語 | 挨拶など基本的な会話ができるレベル | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル |
前半は現地調査を行う為スペイン語を一から習得し、後半はメキシコシティにあるメトロポリタン自治大学で雨水利用や市内の水インフラ事業を学び日本と異なる水利用格差について考えました。また実践活動として、国家水委員会という機関での資料収集、貧困地域でのインタビューやアンケート調査を通し、実際にメキシコ市民が抱えている問題を知り最後にリポートを作成しました。
大学二年時にアメリカで出会ったメキシコ人の温かさや国民性に惚れ込み、彼らに何か恩返しがしたいと思ったのがきっかけです。その後現地に一ヶ月間滞在してメキシコシティの水環境が整備されていないことに衝撃を受け、インフラがそこそこ整備されているのに水問題が改善されていない要因を探るため「トビタテ!留学JAPAN」でのメキシコ留学を決意しました。
10ヶ月間の留学を経て、言語の壁やメキシコ人との信頼関係を築くことに苦しみ思うような調査を進めることはできませんでしたが、フィールドワークを通し文化が異なれば、相手が求めているニーズが全く異なることを知り、現地の人目線で物事を考える大切さを改めて認識しました。
自分で道を切り拓き遂行する力
自分で道を切り拓き遂行する力に関して、今までは自分の意志で計画性を持って物事に取り組むことがあまりありませんでしたが、トビタテでメキシコに留学しようと決めてからは、留学前に現地に滞在し教授訪問や学校選びなど事前準備をすべて自力で行い新たな道を自ら切り拓いてきました。
将来は海外と日本を結ぶ架け橋になりたいという思いが強く、近い将来の目標は海外の日本大使館で働き日本の文化を広める一人としてグローバルに活躍したいです。
2016年
5月~
2017年
3月
最初の半年は現地調査を行うためにスペイン語の習得のため語学学校に通っていました。その後現地の公立大学であるメトロポリタン自治大学で雨水利用や市内の水インフラ事業を学び、授業を通して日本の水インフラ事業をプレゼンする機会や大学の教授と水のシンポジウムに参加する機会がありました。また国家水委員会という機関での資料請求、貧困地域でのインタビューやアンケート調査を行い実際にメキシコ市民が抱えている問題を知り最後にリポートにまとめました。
留学中は最初から最後までメキシコ人の家庭でホームステイをさせてもらいメキシコ文化に触れる貴重な機会を得ることができました。
学費:納入総額 500,000 円 |
住居費:月額 500,000 円 |
生活費:月額 500,000 円 |
学費:納入総額 500,000 円 |
住居費:月額 500,000 円 |
生活費:月額 500,000 円 |
留学中は日本食パーティーを企画し、メキシコ人の友人に日本料理を振舞いました。また私自身、習字を書くことが好きなので日本から半紙や筆などを多めに持って行き、海外の方に習字を教える機会を自ら作りました。私がプレゼントした書き初めを大切に額に入れて飾ってくれた友人もいました。
日本に興味のない人に日本文化を伝えることで多くの人を笑顔にできたことは自身につながり、日本人としてのアイデンティティを再確認することができました。
語学に関しては渡航前にどれだけ習得できたかで留学中に得られるものがだいぶ変わってくると思います。例えば日本にいる間に語彙を増やしたりラジオや音楽を聴いて耳を鳴らすなどできるだけ日頃から語学に触れる時間を作った方が良いと思います。私自身、渡航してから現地語習得に時間がかかりそのせいで予定通りに計画が進まないことが多かったので、留学前からもっと真剣に語学勉強をするべきだったと後悔しました。
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