留学大図鑑 留学大図鑑

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出身・在学高校:
徳島北高等学校
出身・在学校:
神戸市外国語大学
出身・在学学部学科:
国際関係学科
在籍企業・組織:


最終更新日:2017年08月25日 初回執筆日:2017年08月25日

観光分野で活躍するために

留学テーマ・分野:
語学留学・スペイン語
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • サンティアゴ・デ・コンポステラ大学語学コース
  • スペイン
留学期間:
10か月
総費用:
2,300,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 2,000,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
スペイン語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

スペイン語の語学学校に通いながら、休日や放課後の空いた時間にスペイン巡礼路についての調査を行った。スペイン巡礼路のゴール地点である大聖堂が位置しているサンティアゴ・デ・コンポステラという小さい町に留学したため、毎日巡礼者達を見かけるような環境だった。そのおかげで多くの巡礼者に出会い、話を聞くことが出来た。特に夏場は巡礼者で町がいっぱいになる。大聖堂にもよく通い、巡礼路の通過点である他の町や村も多く訪れた。スペイン巡礼路を歩く巡礼者達のための宿であるアルベルゲにて接客のボランティアも行った。また、2日間だけだが巡礼者として巡礼路を歩いた。その際は、違うアルベルゲに実際に泊まる経験もできた。

留学の動機

自分の生まれ故郷である四国が誇る四国遍路と、巡礼者が多くの日数をかけて歩という点でよく似たスペイン巡礼路の比較を行ったら面白いのではないかと思い、スペイン巡礼路の最終地点であるサンティアゴ・デ・コンポステラを留学先に選んだ。英語の他にも、世界的に話者の多いスペイン語が話せるようになれば将来の選択肢が増えると思い、スペイン語を第二外国語の授業で選び、話す力をもっと伸ばすために留学を決意した。

成果

スペイン語の語学コースのクラスでは、留学終了時には一番下のレベルであるA1からB2レベルになった。また、巡礼路にあって四国遍路にはない、巡礼者への整った配慮などを見つけることが出来た。

ついた力

交渉力

現地で通っていた学校の事務所の人達に、トビタテに必要な請求書や領収書などを用意してもらうよう頼むのに毎回苦労した。初めの方は私のスペイン語が拙く、なかなか伝えたいことが伝わらなかったことも原因であったが、休日の多いスペインで前もって早く作ってもらえるよう頼んだり、こちらが必要なフォーマットで作ってもらえるよう頼むと面倒臭そうな顔をされることも何度かあったが、その度に挫けず頼む必要があった。

今後の展望

今回培ったスペイン語力を生かして積極的に通訳ボランティアをしていき、スペイン語力を維持、向上していきたい。また、卒業前に観光業界での国内インターンシップを経験したい。

留学スケジュール

2016年
8月~
2017年
5月

スペイン(サンティアゴ・デ・コンポステラ)

語学学校に通いながらフィールドワーク。その間、Japan dayという日本紹介イベントにて着物着付けのデモンストレーション、他の日本人留学生達とのソーラン節披露、おにぎり教室で参加者のスペイン人達におにぎりの握り方を教えるお手伝いをさせてもらったため、それに向けて着物の着付けとソーラン節の練習に追われた時期もあった。留学最後の方に巡礼者のための宿にて接客ボランティア。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2日間だけ巡礼路を歩いている様子
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

夜遅くまで、若者はもちろんのこと、家族連れやお年寄りまでもが毎晩居酒屋や食堂などに繰り出し、ナイトライフを楽しんでいること。また次の日には、前日の夜遊びの疲れを取るために昼食後に昼寝をする習慣があり(シエスタ)、その点もスペインならではである。日本人よりも人生を謳歌していると思った。また、居酒屋で飲む費用が非常に安く、アルコールやジュースなどを一杯頼むと、だいたいの店でタパスといって無料の小皿がついてくる文化も気に入った。

サングリア一杯頼んでついてきた小皿タパスの一例

人生初の急性胃腸炎

  • 生活 : 病院

留学前半の頃、毎日予定を詰めていたら疲れと寝不足とスペインでの食事の時間の違いが原因と思われるが、急性胃腸炎にかかってしまい、3週間体調が優れず、気分まで憂鬱になってしまった時期があった。意を決して日本の海外保険会社に電話し、現地の大学病院にて診てもらえることになった。5時間ほどの待ち時間の後、やっと診察をしてもらい、その後4時間の点滴を経てびっくりする程症状が軽くなった。次の日には完治しており、点滴のすごさを思い知った。海外保険に入っておいて、そして勇気を出して現地の病院に行ってみて、本当に良かったと思った瞬間だった。

留学前にやっておけばよかったこと

スペイン語は自分の専攻とは違ったため、もっと自主的に勉強して単語量を増やしてから行ったらよかったと思った。

これから留学へ行く人へのメッセージ

限られた留学生活で中だるみしないためにも、毎朝その日一日の小さな目標を決めてそれを達成するよう努めながら過ごすといいと思います!