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サキ

出身・在学高校:
実践女子学園高等学校
出身・在学校:
東京藝術大学
出身・在学学部学科:
美術研究科建築専攻
在籍企業・組織:

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最終更新日:2018年10月29日 初回執筆日:2018年10月29日

建築を学びにバルセロナに没入した1年

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カタルーニャ工科大学
  • スペイン
  • バルセロナ
留学期間:
12ヶ月
総費用:
1,900,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,850,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
スペイン語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

私の留学のテーマは「バルセロナの芸術的文脈と先進的なデザインの融合」で、その目的はバルセロナの芸術文化を学び、それを5年間日本の大学で築き上げて来た設計スタイルに取り入れることができるようになることでした。
 大学はカタルーニャ工科大に行きスペイン語で授業を受けました。住居はバルセロナの中心にあるシェアハウスに入ることができ、現地の年齢の近い人々と暮らしました。
 大学の授業は全てグループワークだったので、当初の目的に加えて、現地の生の学生の考え方を取り入れながら設計することができました。

留学の動機

学術面においては異国の地で1年間暮らすことで街のリサーチを兼ねた生活を営むことが第一の動機でした。またそれまで大学から通える範囲に実家があったので、その環境をガラッと変えたかったというのも私にとっては重要な動機でした。

成果

 結果バルセロナで発展したガウディなどを代表とするモデルニズムなどは都市計画にちなんでデザインされて位いるということを学び、都市計画と、小さい規模の建築であろうと都市全体を含めた広い視野で考えることをデザインに落とし込めるようにな理ました。また自分で1から生活を作り直すことは大変でしたが、とても楽しかったです。

ついた力

小さな失敗を繰り返す力

スペイン語や英語が通じない度に悲しくなったけれど、その気持ちに負けずにTry and errorを繰り返していくことは私を強く、柔軟にしてくれたと思います。

今後の展望

正直またバルセロナに行きたいという気持ちが強いけれど、とりあえずは日本でもまた自分の周りに社会を築いて行くということを実践して行きたいと思っています。

留学スケジュール

2017年
9月~
2018年
8月

スペイン(バルセロナ)

2017年9月から2018年6月までカタルーニャ工科大の建築学科に通い、同時に語学学校でスペイン語を学びました。住居はバルセロナの中心にあるシェアハウスに入ることができ、現地の年齢の近い人々と暮らしました。
2018年7月から8月1週目までは現地の建築事務所でインターンをしました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

52,000 円

生活費:月額

- 円

留学最終日自宅の前でフラットメイトと
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

52,000 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学中に、自分を勇気づけてくれたモノ・コト

授業で、5分で自分の都市を描いて発表するというものがあった。その時に教授が真っ先に私の絵に目を止めてくれて、それ以降私の話をよく聞いてくれるようになった。これだけ会話によるコミュニケーションによるものづくりを重要視した文化の中でも、一発で伝わる絵を描くこと、いい絵は言葉を超えて相手に自分を表現することができると確信できたことは、今まで日本の中で培ってきた価値観を肯定されたように感じて心強かった。

フィールドワークの授業で作ったムービーのサムネイル

「自分からいけない」は通用しないと諦めること

  • 語学力 : その他の言語

大学の授業もスペイン語だし、英語もそんなに達者ではなかったので、それなりにスペイン語が喋れるようになるまでは大変でした。そんな中で自分が楽しく過ごすにはどんなに拙い喋り方でもとにかく自分から話しかけて場数を踏んで行くしかありませんでした。相手に変なヤツだと思われてもいいからとにかく明るく振舞っているうちに、本当に気の合う友人を見つけることができたと思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学ということは自分たちで考えているよりも難しいことをししているのだと思います。留学とは全く自分に文脈のない土地で一から自分の社会を作っていくことだからです。そこで、滞在先の言語を学ばないことは社会を作ること、または社会に入ることへの拒絶であると思います。もちろん英語圏外などで言葉を一から勉強することはとても大変だったけれど、その無数の失敗体験が自分を強く、柔軟にしてくれたと思います。