留学内容
活動概要
クラシック音楽の発祥地ドイツにて、世界最高峰のオーケストラ所属のコントラバス奏者に師事し、ドイツと日本のクラシック音楽における違いを見つけ習得し持ち帰る。
また、日本のクラシック音楽市場を奏者の点から拡大する方法を模索する。
週一回の個人レッスンやホール、オーケストラを変えて連日演奏会聴講を経て、ドイツと日本の違いとは何かを見つけるに至った。
最終更新日:2017年10月23日 初回執筆日:2017年10月23日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
ドイツ語 | 挨拶など基本的な会話ができるレベル | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル |
活動概要
クラシック音楽の発祥地ドイツにて、世界最高峰のオーケストラ所属のコントラバス奏者に師事し、ドイツと日本のクラシック音楽における違いを見つけ習得し持ち帰る。
また、日本のクラシック音楽市場を奏者の点から拡大する方法を模索する。
週一回の個人レッスンやホール、オーケストラを変えて連日演奏会聴講を経て、ドイツと日本の違いとは何かを見つけるに至った。
当時お付き合いしていた女性にフラれたので、日本を出たくなり留学を決意しました。
もともとクラシック音楽の発祥地であるドイツには訪れたいと思っていた為、これを機にキチンと目標と計画を立て留学をしようと考えました。動機はしょうもないですがそこからきちんと練って留学を進めていきました。
ドイツ人の奏でる音には実音よりも大きな倍音が鳴っており、日本人のそれよりも響きを豊かに持ち遠くへ飛ぶ特徴があった。連日ホールを変え演奏会を聴講し、日本のプロオーケストラ来独の際にはホールを固定で在住オーケストラと比較をすることまで出来た。その経験から、ドイツと日本のクラシック音楽置ける最も大きく異なる観点は「倍音」の存在だったことを突き止め、習得した。
根気、打たれ強さ、自身のコントロール力
言葉の通じない中でビザの取得の為に一晩外国人局の前で座り続けたことや、そのうえで許可が中々下りなかったこと。現地と自分のレベルの差から奮起しくらいつき技術を習得したこと。
ドイツで習得した技術を日本で広める組織を作りたい。日本のクラシック音楽がより本場に近くなるよう市場と向き合っていきたい。
2016年
8月~
2017年
8月
2016年8月にベルリンへ渡り、同月に現地のプロコントラバス奏者高橋徹にであう。その後ベルリンフィルハーモニーの演奏会を訪れ、かねてよりアポイントを取っていたプロコントラバス奏者エディクソンルイスと出会う。レッスンを週に一回受けつつ、週に最低1回は演奏会へ足を運び本場のクラシック音楽に浸かった生活を送る。
2017年2月、日本のトッププロオーケストラNHK交響楽団のベルリン公演を聴講し、日本とドイツのオーケストラレベルを差を痛感する。
2017年5月、ベルリンのプロオーケストラに賛助として出演し、「倍音」の存在に気付く。
以降「倍音」の習得を帰国までに達成する。
学費:納入総額 600,000 円 |
住居費:月額 45,000 円 |
生活費:月額 10,000 円 |
項目:演奏会費 6,000 円 |
学費:納入総額 600,000 円 |
住居費:月額 45,000 円 |
生活費:月額 10,000 円 |
項目:演奏会費 6,000 円 |
現地のプロオーケストラでの賛助の際、ドイツのプロ奏者に囲まれて演奏をした。
周りから聞こえてくる音も日本と違い、感覚の違いなので言葉での説明は難しいが、「響きの波に飲まれる」様だった。日本で感じるものと響きの量が圧倒的に違い、本質の差を理解することが出来た。
留学するまで全くドイツ語を勉強せず、英語を勉強していた為ビザの取得などが非常に困難でした。
その為語学学校に行く決心をし、実費で語学学校に行きました。
留学内容のほかに週5回1日4時間の学校生活は予想以上に大変なものでしたが、実費だったこともありきちんと毎日通い、学校帰りにはなるべく友人とドイツ語で会話するなど積極的に取り組みました。
結局留学内容で取れる時間が少なくなり通っていた期間は3か月間のみでしたが日常生活を困難なく話す程度には成長することが出来ました。
月並みな意見ですが語学に関してはどれだけ集中力と興味を持って時間を費やせるかだと思います。教科書の外、会話で学ぶことは現地ならではのものでした。
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