留学内容
日本の和牛生産、海外Wagyu生産、海外主流の畜産、それぞれの現場を経験した土台の上で、もう一度日本産和牛を見つめること、これを留学の1つのゴールに掲げていました。
留学期間中は①Wagyu牧場、②Wagyuでない品種の牧場、③食肉流通会社、の3つ機関でインターンシップを行いました。①のWagyu牧場では日本式の牛舎、1頭1頭に目の行き届く方法で飼養しており、牛飼い(生産者)としての技術面・精神面で多くの学びが。②の牧場では、ブラーマン種・アンガス種の性格や扱い方、また、家畜を群れで管理・生産する形態を学びました。③の食肉流通会社では、一度生産現場から離れシドニー市内のWagyu肉流通市場に飛び込みました。午前に牛肉の仕分けや配送のサポート、夕方以降はWagyuレストランでサービスをし、生産から食卓までの一連の流れを経験しました。