留学内容
自分が合成した有機半導体材料で、有機電界効果トランジスタの作製技術を習得することが留学のテーマでした。留学前までに、有機半導体材料を4種類合成し、韓国でデバイスを作製した。3か月という限られた期間で結果を出すために、指導してくれる学生と連絡を頻繁にとり指導してもらいました。留学途中からは、自主的に活動することを意識し、自分でやってみたい実験を提案して実験を行いました。その結果、デバイス性能が向上し、論文を書くデータが集まりました。
最終更新日:2018年03月13日 初回執筆日:2018年03月13日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEIC 680点> | → | 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル<TOEIC 805点> |
自分が合成した有機半導体材料で、有機電界効果トランジスタの作製技術を習得することが留学のテーマでした。留学前までに、有機半導体材料を4種類合成し、韓国でデバイスを作製した。3か月という限られた期間で結果を出すために、指導してくれる学生と連絡を頻繁にとり指導してもらいました。留学途中からは、自主的に活動することを意識し、自分でやってみたい実験を提案して実験を行いました。その結果、デバイス性能が向上し、論文を書くデータが集まりました。
在籍する大学では、有機薄膜太陽電池の材料開発の研究を行っています。材料の分子設計、有機合成、デバイス作製、性能評価をしています。この有機薄膜太陽電池の材料は、有機電界効果トランジスタにも応用が可能であります。一つの材料を二つのデバイスに応用することができれば、材料のポテンシャルを最大限に発揮できるため有機電界効果トランジスタを学びたいと考えました。
研究の成果としては、論文を2報書くために必要なデータが集まりました。研究室には、12か国の学生が在籍しており、様々な学生、ポスドクに相談し材料開発の指針のディスカッションが行えました。帰国後、その指針をいかし、新たな材料の分子設計を行いました。また、世界各国の研究者とのディスカッションを通して、自分を認めてもらい、コネクションを築くことができました。
自分から行動する力
指導してくれる学生が忙しい時などは、自分で考えて行動する必要がありました。だから、自分でどんなデータが必要となるか考え実験を行いました。
得られたデータをもとに論文を2報投稿します。(1報は投稿済み)
新しい分子設計指針のもと分子設計した材料を合成します。
今回の留学で強固にした韓国の研究室とのコネクションを用いて材料をデバイスへ応用してもらいます。
将来は、世界で活躍する研究者になりたいと思っています。
2017年
9月~
2017年
12月
韓国の大学の研究室で、指導してくれる学生とともに、有機電界効果トランジスタのデバイス作製を3か月行いました。論文を2報書くのに必要なデータが得られました。
3畳のアパートに住み、生活した。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
韓国と北朝鮮の間にある非武装地帯(DMZ)に観光で行ってきました。現在は休戦中であり、緊張感がありました。DMZに行った2週間前に北朝鮮兵士が脱走しました。その現場から50メートル程のところまで見ることができました。同じ民族なのに違う国であることが不思議であり、すぐにでも解決してほしい問題だと感じました。
留学するまで、ほとんど英語を使う機会がなかったため、留学開始直後はコミュニケーションが取れないことが多かったです。ただ、逃げていては上達しないと思い、できるだけ多くの人と英語で話すことを心がけました。分からないことは、調べて少しづつ使える語彙を増やしていきました。だんだんと話せるようになり留学を楽しむことができました。
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