留学内容
日韓交流を促進させたいという思いと、専攻の公共政策について同じ高齢化の問題を抱える韓国にはどのような政策があるのか学びたかったので韓国への留学を決めました。交換留学先の成均館大学では、政府間関係論や現代韓国の人口と政治、韓国語などの授業を受講しました。それに加え、課外活動としてソウルグローバルセンターという行政機関でのボランティアを通して、韓国社会の現状を知りました。
最終更新日:2017年10月10日 初回執筆日:2017年10月10日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
韓国語 | 挨拶など基本的な会話ができるレベル | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOPIK 4級> |
日韓交流を促進させたいという思いと、専攻の公共政策について同じ高齢化の問題を抱える韓国にはどのような政策があるのか学びたかったので韓国への留学を決めました。交換留学先の成均館大学では、政府間関係論や現代韓国の人口と政治、韓国語などの授業を受講しました。それに加え、課外活動としてソウルグローバルセンターという行政機関でのボランティアを通して、韓国社会の現状を知りました。
中学のときに韓国の文化が好きになり、そのときから絶対韓国に留学したいと思っていました。大学で法律や公共政策について学ぶなかで、お隣韓国では政府はどのような政策を打ち出しているのか、また、どのような課題があるのか、興味がわきました。それから、英語圏ではないものの私の交換留学先は英語で学べる授業が豊富なため、英語も韓国語ものばせる留学にしたいと思いました。
まず、英語と韓国語をのばすことができたと思います。どちらも帰国後にそれぞれ検定をうけて点数はのびたのですが、それ以上に、韓国で生活することで知ることができた文化的な側面も含めて向上させることができました。
物事を多様に考えられる力
近い国であるからこそ、同じ東アジアなのにこんなにも考え方や行動に大きな違いがあるのだと留学に来た当初はカルチャーショックの連続でした。また、外国人のバレーボールチームに所属していたのですが、そこで会う西洋の人々の言動にも驚きの連続!何かを考えるときに、私だったらこう考えるけど、でも外国人だったら、いやたとえば、子供だったら、男性だったら、など異なる視点で考えたり理解できるようになりました。
地方過疎化や人口減少、一人暮らし高齢者または高齢者の貧困などの問題を、ソウルで見てきたような皆が楽しくおしゃべりするカフェ空間のように、皆が集まれて気軽に話せるような空間作りを通して解決していきたいです。
2016年
8月~
2017年
6月
ソウル成均館大学に交換留学で約1年間留学しました。2セメスターを通して、政府間関係論や現代韓国の人口と政治などの専攻に関わる授業や国際人権論、東アジア思想などを英語で履修し、韓国語の授業を通して韓国語の勉強もしました。課外活動としては、ソウルグローバルセンターでの外国人フリーマーケットのサポートや高齢者との英会話などのボランティア、グローバル誌TIMEを皆で研鑽するサークル、在韓外国人のチームでバレーボールなどをしていました。生活は、はじめのセメスターは大学近所の留学生寮、そのあとはコシウォンと呼ばれる一人暮らしの狭いアパートのようなところに住んでいました。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 500,000 円 |
生活費:月額 600,000 円 |
項目:東南アジアや韓国地方部への旅行 300,000 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 500,000 円 |
生活費:月額 600,000 円 |
項目:東南アジアや韓国地方部への旅行 300,000 円 |
どんどんという日本風な定食のお店がソウルのあちこちにあるのですが、そこの接客と味のよさに日本に生まれてよかったと思いました。お客さんが入ってくると大きな声でいらっしゃいませ~っていうんです(笑) 韓国に行ったことがある人はわかると思うんですが、韓国の飲食店はそこまで接客には力はいれてない気がします。そこで、そのお店に行ったときは、日本に帰ってきたような感覚が少ししました。味もとても美味しいです。ほかにも日本ってすごいなって思うことは留学中に何回かあったんですが、やはり、日本のおもてなし文化であったり、味のクオリティってすごいなと改めて感じました。
私の家はそんなにお金がなく大学もやっとの状態でした。しかし、どうしても韓国に留学に行きたかった自分はトビタテJAPANの奨学金をいただき、留学を実現することができました。はじめは、そういった奨学金によるサポートがあることからこの制度に応募しましたが、それ以上に、日本国内で同じように留学に行くメンバーに出会うことが出来ました。留学中もスカイプで近況を報告しあったり、ソウルで一緒に学ぶメンバーとご飯に行ったり、お互いの留学をより充実したものにしようと高めあいました。こんな素敵なメンバーに会えたことに感謝しています。
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