留学内容
繊維アパレル産業へ貢献できる人材となるため、ヨーロッパの中欧に位置するチェコ共和国で研究活動を1年間行ってきました。“専門性の深化”、また、“実戦的な英語力向上”を目的に、日本で学んできた“糸が布となる工程”や“製品の評価”といった繊維工学の領域だけでなく、“生地が製品となる工程”の領域となるアパレル工学に関しても研究テーマを設定して活動しました。また、研究活動時にはできるだけ英語による議論を行うようにし、実戦的な英語力の向上に励みました。
最終更新日:2018年03月22日 初回執筆日:2018年03月22日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | 挨拶など基本的な会話ができるレベル<TOEIC 605点> | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル |
繊維アパレル産業へ貢献できる人材となるため、ヨーロッパの中欧に位置するチェコ共和国で研究活動を1年間行ってきました。“専門性の深化”、また、“実戦的な英語力向上”を目的に、日本で学んできた“糸が布となる工程”や“製品の評価”といった繊維工学の領域だけでなく、“生地が製品となる工程”の領域となるアパレル工学に関しても研究テーマを設定して活動しました。また、研究活動時にはできるだけ英語による議論を行うようにし、実戦的な英語力の向上に励みました。
魅力あふれるスポーツ製品を対象としたモノづくりに携わることが私の夢です。それを実現するうえで自身の専門性を高めることが必要であると思ったこと、また、それを世界規模で実現したいという思いが芽生えたことが留学へ行くことを決断した動機です。幼少の頃から身体を動かすことが好きだったため、私の人生を豊かにしてくれたスポーツに対して恩返しをしたいという強い思いがあります。
複数の研究プロジェクトを実施し、日本との研究活動への取り組み方の違いを知ることができました。細かな部分まで気を配り、時間をかけて研究を行う日本に比べ、短期間で結果が求められるチェコの環境に身を置くことで、それぞれに良い部分悪い部分があることを感じました。自身の残りの研究生活にうまく経験から学べたことを活かすことができたらと思います。
自己解決力
留学生活中は自分自身で考えて行動する機会が多くありました。例えば、日本では担当教員と議論を重ねて行く中で研究を進めますが、留学先では自分自身で計画から実行までを全て行うことが普通でした。問題に対して自分で解決策を明確化し、それを実行しなければならない状況が多くあったため、自己解決していける力は以前より身に付きました。
魅力あふれるスポーツ製品を世界規模で提案していくため、”自身の専門性のさらなる追及”、また、”英語力の向上”を主な目的に日々精進していきたいと思います。
2017年
2月~
2018年
1月
自身の専門性を高めるため、”講義への参加”と”研究活動の実施”を目的達成のために行いました。特に、”代謝を促進させるという付加価値を有した着圧ウェアの着心地”に関する研究を行うことが主な活動内容です。生地の温熱的物理特性の他、超音波を用いた生地接合技術により作製した試料の接合部に対する肌触りを評価しました。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
実は、留学先であるチェコ共和国の国民に長野県のことを知らない人はいません。東京に匹敵する知名度を持っているのです。それは、国民から愛されるスポーツ“アイスホッケー”のチェコ代表チームが1998年に開催された長野オリンピックで優勝したからです。したがって、長野県はチェコ国民にとってアイスホッケーの聖地として捉えられています。長野から来たというだけで話が盛り上がり仲良くなることができるため、長野県にゆかりのある方はぜひチェコ共和国で長野アピールをしてみてください。
留学の時期によっては帰国直後に就職活動が始まる人がいるので不安に思う人がいると思いますが、海外を会場に留学生に向けた就職活動イベントが実施されています。留学前にはイベントの存在を認識していなかったのですが、留学先で出会った学生から早い段階で情報を得ることができ準備を早く始められたため、就職活動がうまくいきました。もし帰国後の就職活動に不安を抱いている人がいるのであれば、海外で行われるイベントに関して事前に調べてみることをおすすめします。