留学内容
フィンランドにおける建築設計の理論および手法について実践的に学びながら、風土と応答した建築のあり方を思索するための視座を得るために、フィンランドのアールト大学へ2セメスターの期間留学をした。大学では設計スタジオと講義を通して、自分の建築的理論を深めることを目指した。留学中には大学での活動以外の時間には、積極的に街中へと赴いたり森林や島へ訪れたりすることを心掛けた。フィンランドの明るく楽しい夏、暗く長い冬を通して、その国の気候風土が建築と人々の生活へ与える影響を肌で学ぶことができた。フィンランドでの約1年の生活を通して光に対しての感覚が研ぎ澄まされ、フィンランドの建築にはなぜ光の採り入れ方にこだわったものが多いのかを実感として理解することができた。