留学内容
大学では教育学部に所属していました。フィンランド語などの語学の勉強もしつつ、メインは教育学部で開講している授業を受講しました。秋学期は各国の教育制度を比較してレポートを作成するなど、フィンランドの教育環境や理念を学習する傍ら、英語教授法や教材づくりの授業など、教員のスキルを高めるための講義も受講しました。また、大学と提携している小学校に30回授業見学に行き、毎回レポートを作成しました。英語の授業を見学して、先生方がどのように子供たちを動機づけているのか、アクティブラーニングをさせているのか、などの様々なポイントに目を向けながら観察していました。春学期には、秋学期に訪れた小学校で、実際に教育実習を行いました。計8回の授業の中で、英語の学習として成り立ちつつ、かつ日本のことを学べるような授業を考えました。例えば、英語版かるたを授業に取り入れてみました。子供たちの反応も良く、楽しんでもらえたと思います。一度教育現場を見ると、他の学校にも訪れたくなり、そこからは大学は関係なく個人的にアポをとって中学校や高校で見学や実習をさせてもらいました。温かい人たちばかりで、快く訪問を受け入れてもらえたのが印象に残っています。