留学内容
主に小学校でのフィールドワークと大学院での講義を軸に活動した。小学校の活動では、多くの小学校を訪ね、授業を見学することで、日本との類似点や相違点を見つけ、日本の教育の強みや日本に取り入れられそうな方法を発見することができた。また、エバンジェリスト活動と自らの学びのために小学校で日本をきっかけとした異文化理解を何度も実施した。日本と韓国の地理的関係や文化的関係をきっかけに世界の中の韓国や児童自身を相対的に見つめ直すことで、異文化への関心や理解、尊重の態度を養うことができた。つまり、日本の発信に留まらず、韓国の児童自身が異文化理解を外国人の立場から深めることができた。以上の活動は、外国での貴重な経験であるとともに、相対的に日本の教育を見つめ直すという点で価値のある活動となった。大学院の講義では、韓国での研究事例や同じ受講生である韓国の現役教師との対話を通して、理論と現場の両面から学びを深める機会となった。