留学内容
ICTやIoTといったテクノロジーが医療・介護においてどのように使われているかを学ぶため、欧州3か国で病院・介護施設の見学、研究活動を行った。
最終更新日:2019年03月27日 初回執筆日:2019年03月27日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<IELTS overall 6.0> | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル |
ICTやIoTといったテクノロジーが医療・介護においてどのように使われているかを学ぶため、欧州3か国で病院・介護施設の見学、研究活動を行った。
世界一の高齢社会である日本の医療介護を外から眺めてみたかった。また、IoTやICTの活用が進んでいると言われている欧州の取り組みを実際にみてみたかった。高齢社会の諸課題をスマートに乗り越えるヒントを得るため、留学を決意した。
合計10施設を訪問し、多くの専門家とディスカッションするとともに、実験、論文の執筆を行った。以上の活動を通して、日本の医療、介護は素晴らしいと気付いた。その一方で、欧州と比較して日本の医療は効率が悪かったり、「介護」に対して暗いイメージがあったりという課題が見えた。
受容力
多くの人との出会いを通じて、様々な文化、言語、考え方、価値観の違いに触れた。○○人は△△という偏見を超えて、目の前にいる個人を受け入れるマインドセットが身についた。
地方公務員の立場から、医療・介護現場および市民への普及啓発活動、開発と現場のネットワーク構築、海外との情報交換などを通じてスマートな高齢社会を地域単位で築いていきたい。
2018年
10月~
2018年
10月
NPO法人CAIPEの協力のもと、大学を2つ訪れ複数の専門家との対談を行い、イギリスの医療制度、介護制度への理解を深めた。
また、病院を2つ訪問し、ICTやIoTがどのように活用されているか見学した。電子カルテの普及率と遠隔診療は日本より進んでいると感じたが、それ以外にテクノロジーの活用という点では大きな違いを感じなかった。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
2018年
11月~
2018年
11月
University of Applied Science Uterchtにてスマートウォッチを用いた実験研究を行った。また、テクノロジーを用いたリハビリテーションに関する短論文を執筆した。その一方で、複数の医療・介護施設を見学した。オランダもイギリス同様、テクノロジーの活用に関して大きな違いは見られなかったが、認知症の村や学生と高齢者が同居する施設などユニークな取り組みがあった。
週末には近くの都市に旅行に行き、オランダの文化や風土を感じた。
学費:納入総額 - 円 |
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生活費:月額 - 円 |
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2018年
12月~
2018年
12月
Turku University of Applied Scienceにて研究室、病院、介護施設の見学をした。福祉先進国の一つと言われるフィンランドでも、高齢化が問題になっており、日本の医療介護が注目されていることを知った。フィンランドでは興味深いテクノロジーがいくつかみられた。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
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生活費:月額 - 円 |
たくさんの出会いと別れがあった。
旅立って数日でホームシックになっているときに、初対面にも関わらず家に招待してくれたイギリスの紳士。
色んな国の色んな文化を教えてくれたホステルの宿泊客たち。
充電が切れてホテルの場所が分からず途方に暮れていたところを助けてくれた配達員のお兄ちゃん。
クリスマスパーティーで出会った次の日に町を案内してくれた青年。
多くの人に優しくされて、自分も人に優しくいたいと思った。
自分は手当たり次第メールを送って受け入れ先を探した。
業績があったりコネクションがあったりすれば比較的容易であると思うが、それらがない場合、自分が何者なのか、何をしたいのかを具体的かつ簡潔に伝えられなければ返信は来ない。
返信が来ても受け入れてもらえるかどうかは相手の都合次第。
遅くとも留学開始の半年前にはコンタクトをして受け入れを確定できると準備がスムーズ。
1日10件は送るのがよい。決まってもこまめに連絡を取ることが重要。
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