留学内容
日本企業の知的財産を守るために、最も多く模倣被害が発生している中国で現地の法律を学ぶことにした。
中国トップ大学の清華大学で実定法を学び、法律事務所で実務を学ぶことにした。
清華大学では当初の予定通り、主目的である知的財産法、国際法や商法などの法律科目を履修し、企業法務に活かせる知識を習得した。日本の法律と同じ所や異なる所を意識して勉強に励んだ。
また、日中政治の授業も履修した。この授業では授業中に中国人学生と討論する機会が多く、最初は思うように自分の意見が表現できなかった。しかし同時履修していたスピーキングの授業の成果が出たのか、次第に専門的な政治の話も上手く出来るようになった。将来中国政府の高級官僚になるであろう中国トップの学生達と意見交換して将来の日中友好の種を蒔いた。
北京にある大手法律事務所、Zhongwen Law Firmで半年間インターンを行った。大学で学んだ理論が実際にどのように実務に活かされているのかを学んだ。当初予定していた日系法律事務所は受入ができなくなったと連絡を受け、自分の興味のある商標の分野で探した所、日本だと4大に当たる規模の大手中国系法律事務所に受け入れてもらえることになった。