留学内容
留学内容は、基本的に北京大学の歴史学部の授業の履修です。前半は留学生クラスで中国語を学び、後半は本科で中国人学生と共に授業を受けました。その他に、日中交流活動への参加、日本語を教えるボランティア、日中学生手話交流会への参加、国際文化祭などに参加しました。その目的は、トビタテ生の使命の日本文化発信活動のためと、歴史学部以外の中国人の歴史観や日本へのイメージを知るためです。
最終更新日:2017年01月31日 初回執筆日:2017年01月31日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
中国語 | 挨拶など基本的な会話ができるレベル<HSK4級> | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<HSK6級> |
留学内容は、基本的に北京大学の歴史学部の授業の履修です。前半は留学生クラスで中国語を学び、後半は本科で中国人学生と共に授業を受けました。その他に、日中交流活動への参加、日本語を教えるボランティア、日中学生手話交流会への参加、国際文化祭などに参加しました。その目的は、トビタテ生の使命の日本文化発信活動のためと、歴史学部以外の中国人の歴史観や日本へのイメージを知るためです。
自分が中国人ハーフであったこともあり、中国に昔から興味があり、大学では中国史を専攻しました。その中で、歴史観の違いが日中関係に影響を及ぼしたニュースが当時多かったこともあり、中国人視点の歴史観を一度学びたいと思い、北京へ留学しました。
歴史問題が実際の活動にも影響を与えていることが分かり、問題の深刻さを改めて感じました。でもそれは、歴史学部の授業ではなく、国際文化祭や日中学生手話交流会の参加、中国人や在中日本人との交流から一番学べました。歴史という学問に対しては、日中の違いはあまりなく、どちらも厳密に向き合っていると思いました。
とりあえず交渉してみる力
中国は割と融通が利くので、交渉してみると意外と通ります。値引き交渉や締切が過ぎたツアーの予約など、交渉したらいろいろできました。
来年かた謀金融機関で働くことが決まっています。中国語や中国での経験は私の強みの1つですが、1つだけでなく、いろんな強みが欲しいと思い、金融機関で専門性を見に付けたいと思います。金融機関は仕事が幅広いので、いつかは日本と中国を繋ぐような仕事もしできると思っています。
2014年
9月~
2015年
7月
前半⇒北京大学対外漢語学院
後半⇒北京大学歴史学部
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 60,000 円 |
生活費:月額 50,000 円 |
項目:旅行 100,000 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 60,000 円 |
生活費:月額 50,000 円 |
項目:旅行 100,000 円 |
留学中に日中学生手話交流会という活動に参加しました。就活では私の参加した代は、人数が歴代最少で全員女性メンバーだったことで苦労し、だけど日本人女性らしさを生かしたパフォーマンスで乗り越えた話をしました。だけど、本当は私にとっては、この活動の中で南京虐殺記念館に行って副館長さんとお話したこと、南京市の老人ホームを慰問したことが、一番心に残ってます。留学前はこの活動さえ知らなかったし、手話も知りませんでした。ですが、南京に行くと聞いて、この活動への参加を希望しました。特に南京市の老人ホーム慰問は、覚悟を持って行きましたが、お年寄りの方々は歓迎してくれて、涙を流して喜んでくれた方もいました。やっぱり行ってみないと分からないことがあるなぁと思いました。
交換留学なので、学生寮は用意されていると日本の大学の先生には言われましたが、実際に行ってみると学生寮に私の部屋はないと言われました。中国ではよくあることで、大学と学生寮では担当者が違うため、交換留学でも住む場所が確保されていないことがあります。そこで、おススメとしては、中国など日本人の多い国には日本人留学生会が必ずあるので、事前に連絡先を調べて連絡を取っておくと良いです。私の場合、中国の大学から送られてきた資料に、日本人留学生会の連絡先が載っていたので、事前に会長さんとメールで連絡を取り合っていました。そのため、最初は学生寮に空きはないと言われましたが、会長さんに相談すると、この人に話を通せば大丈夫という方と交渉してくださり、学生寮に無事入れました。
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