留学大図鑑 留学大図鑑

ユースケ

出身・在学高校:
広島県立広島国泰寺高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:

フィジーに2週間の間留学しました。留学形態は研究留学とボランティアです。留学のテーマは現地の研究者の研究と自分の研究を相互に学び合うこと。泊まった宿は海に面したホテルでした。現地ではダイビングのライセンスを取ったり、環境保護ボランティアに参加したりもしました。留学時にお世話になったエージェントはProject abroad
です。気軽にDMどうぞ。


最終更新日:2020年07月13日 初回執筆日:2020年07月13日

世界に飛び出す高校生研究者

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • projects abroad
  • フィジー諸島
  • コーラルコースト ビチレブ
留学期間:
2週間
総費用:
700,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 265,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検2級>

留学内容

フィジーにある海洋生態系を保護する活動を行っている団体が行っているサメの保護活動を間近で見学するためにその団体の持つダイビング研修所でライセンスを取るための練習、試験などを5日間ほど行った後実際に海での保護活動を見学した。この団体の活動に関する質問などもでき、留学前、留学中の疑問を解消することができました。
また、美しい海で観光立国しているフィジーにもマイクロプラスチックがあるのか調査しました。
2地点で調査を行うことができて、片方ではたくさんのゴミとともにマイクロプラスチックも発見されました。
その他の活動としては、フィジアンの村で文化体験したりマングローブの植林もすることが出来ました。

留学の動機

高校の部活動で研究をしています。研究の内容をより発展させたい、世界規模の研究にしたいと思い、海外という大きなフィールドで活動をしたいと思い留学をしたいと考えました。また、私は日本でも一般の方々と環境について考える団体に参加しています。海外でどの様に持続的な活動を行っているのかも学びたいと思い、研究者として、環境保護ボランティアとして留学をしたいと考えました。

成果

現地でダイビングのライセンスを取得し、現地のボランティア活動を間近で見学する事ができました。
他にも、現地で他のボランティアに研究の説明をしたり、現地で行われている研究について説明を受け実際の調査に同行できました。

ついた力

課題解決力

現地と日本ではインフラの整い方が異なっていたり、ボランティアの面々が多国籍だったことから、日本にいたままでは知りえなかった事がたくさんありました。日本語は通じないので、スタッフのかたやダイビングインストラクターの方にその都度質問をしたりする必要がありました。日本での生活の何倍もの疑問と向き合ったことはとても良い学びになりました。

今後の展望

今回の留学で海外に触れたことで、また海外にいきたいと考える様になりました。なので、大学生活の中でまた留学をしたいと思います。今度の留学はよりアカデミックな大学生らしいものにしたいです。
私の将来の夢はまだ決まっていませんが、研究者か、教育関係の仕事に興味があります。留学も含め、今までやってきた様々な経験を活かしていきたいです。

留学スケジュール

2019年
7月~
2019年
8月

フィジー諸島(コーラルコースト ビチレブ)

様々な国からきた人や現地の人たちとサメ保護のボランティア活動に参加しました。海沿いのリゾートホテルに同じプログラムに参加する同世代の高校生らと宿泊し、2週間を一緒に過ごしました。ダイビングをしたり現地の研究者の調査に同行したり、自分の研究の発表をしたりしました。生活の全てを英語で行い、時には専門用語も使ったりしました。そんな時、単語の意味を知るのも英語を通してなので、表現を簡単にすることなどがうまくなりました。また、自分の意見をしっかり持つ事の大切さや、身近な疑問、課題と向き合うことも学びました。留学に行く前よりも、視野が広がったり、考えがハッキリするなどとても成長できた2週間でした。

費用詳細

学費:納入総額

490,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

20,000 円

項目:飛行機

300,000 円

ダイビングセット装着
一番のお気に入り
費用詳細

学費:納入総額

490,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

20,000 円

項目:飛行機

300,000 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

 留学期間中、ホテルの方や、スタッフの方などたくさんのフィジアンと関わりました。フィジアンはみんなとてもフレンドリーで気さくに話しかけてくれました。よく挨拶もしてくれて、話しやすい人ばかりでした。仲良くなった人とビリヤードをしたり卓球をしたりしました。特に、フィジアンの村を訪れた際に、
お世話になった家の男の子にとてもよく懐かれました。われながら子供のお世話が得意だなと新たな発見ができました。その村を訪れた時、ウェルカムソングを男性陣が歌ってくれました。フィジーはラグビーが盛んで、ほとんどの人の体格が良いことからか、とても美声で感動したりもしました。
 まるで自分の家かの様に暖かく迎え入れてくれたフィジアンたちには感謝しかありませんし、また会いにいきたいです。
 フィジーの良さはそれだけではありません。人々の心と同じく風景もとても美しかったです。
青い空から海に優しく光が降るさまはいくら見ても飽きる事なく、心が洗われる様でした。時間帯によって大きくその表情を変える風景は壮大で優しかったです。日本で見られる様な、代わり映えのしない無機質な風景とは比べ物にならない美しさです。
 このまま住んでもいいと思ってしまうくらいの楽園でした。

フィジーでの夕焼け
最高の海 この後ダイビングしました
フィジアンたちと遊んだ宿のビリヤード

ボランティアの時、他の人との関わりの重要性について

  • 住まい探し : 学生寮

私は、自分の研究の調査を行ったりもしていましたが、時間の多くをボランティアとして過ごしました。
なぜなら私が使ったプログラムはプロジェクトアブロード さんが行っているサメの保護活動だったからです。その活動には、現地の人は勿論のこと、アメリカやイタリア、メキシコなどから合計13人の高校生が集まっていました。日本人は私を含めて4人と多めでしたが、そうは言っても日本人以外の人と関わらなくては留学の意味がありません。もともと人と話すことに躊躇しないので、積極的に話しかけていきました。
始まって最初の頃は、大体3つに人が分かれていました。中国人グループと日本人グループ、そして英語が話せるグループと、見事に言語が通じるかで分かれていました。しかし、日本人の中で男子は私だけだったからなのか、その後仲良くなるまで、少し居心地の悪さも感じる時がありました。そんなことから、最初の1日はほぼ一人で部屋に篭ろうとしていたのですが、留学先で引き篭るのも嫌だったので部屋を出ました。
部屋を出て歩いているとフィジアンに話しかけられました。どこからきたのかなどの話をしているうちに、
思ったよりも英語が伝わる事が分かりました。夕食の時や移動中の車の中で誰にでも積極的に話題を見つけて話していると次第に打ち解けられました。しかし、このプログラムの参加者は、私を含めて3人しか男子がいませんでした。2人とも中国人で、最初の頃はそれなりに仲良くしていたのですが、中国語を使われる事が多くて、困ってしまう事が多かったです。そのこともあり、4日目あたりから女子たちと話す様になりました。この頃には、日本人だろうがそうでなかろうが話ており、特に恋話などが盛り上がりました。
仲良くなれたことから、ダイビング中に助けてもらうことも多くなり、話さなかった頃より遥かに楽しい時間が過ごせる様になりました。

研究者の講義に時に見せてもらったノート

留学前にやっておけばよかったこと

どの様にしたら最大限に留学で学びが得られてかつ楽しめるのか考え、それに関して必要なものがあれば準備する。また、食事が合わない人もそうでない人も、お菓子を持っていくのがお勧め。もちろん現地でも変える事の方が多いが、なれている味はやはり落ち着きます。

留学を勧める・勧めない理由

 私は、可能なら絶対留学した方が良いと思います。そう考える理由は、身の回り全てが学びのきっかけになる環境に最も早く身を置けるからです。空港から足を踏み出せばそこはもう知らない場所。自分次第で短い間でも成長できるのが留学だと思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

 「留学に行くのはお金もかかるし、怖いから行かない。」そういう考えは否定しません。でも、勇気を出して留学を決意したんなら、心配する前に「どうやったら楽しい留学生活になるんだろう」と考えてみてください。留学生活を楽しめるかはあなた次第。辛い事があっても「どうやったら」を忘れずに、留学楽しんでください。